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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

「慰霊の日」の「沖縄全戦没者追悼式」の動画公開も

2013-06-23 21:00:23 | 普段の生活(日常)
僕個人的には昨日の富士山の世界文化遺産登録が決定(という規定路線?)のお祭り騒ぎよりもやはり、今日の沖縄県は68回目の「慰霊の日」、のほうが気になる。まあ富士山もたしかに大きな話題にすべきことだろうけど。

今年の「沖縄全戦没者追悼式」は例年どおりの(安倍晋三)首相のほかに、(小野寺五典)防衛相と(岸田文雄)外相も初めて参列して、さらにアメリカの大使も18年ぶりに参列と、例年以上に政治的な色の濃い式典だったようで。まあ普天間基地の辺野古移設を見据えてそうなるだろうとは思っていたけど。
昼間のNHKの生中継は観ていたが30分程度の放送ではそこまで詳しくはわからないから、その参列ぶりをその後のネット上および夕方のニュースで知る人も多かったのではないか。

「慰霊の日」と今日の式典まわりの報道は、沖縄タイムスの「慰霊の日特別版(PDF)」がわかりやすいか。
また、琉球新報のほうでは、今日の式典の無編集の動画を公開していて、それをまとめたダイジェスト版もある。こういう動画公開は過去にあったっけかなあ。でもまあNHKほか全国区のニュースできちんと報じてくれないから地元からネット上で公開、という今どきの流れになってきたのは良い傾向だと思う。
このなかでも特に、与那国島から来た安里有生(あさと・ゆうき)くんの「平和のメッセージ」がお題の詩の朗読が良かったので、そこだけでもぜひ。無編集の動画のほうでは37分50秒あたり。

この1年もやはり沖縄県関連の報道は気になり、まあ主に辺野古移設、相変わらずの米兵の起こす事件が絶えないこと、オスプレイの配備(と今夏? の追加配備)、ここ数年は軍用地が中国の資本に投資目的で買われている、というような時事問題で暗い話題ばかりで、最近では4月28日(日)の東京中心? の「主権回復の日」の違和感もあったなあ。沖縄タイムスの4月25日(木)の記事にある野中広務氏の意見と同感。野中氏が現役の頃は嫌いな国会議員のひとりだったのだが、沖縄関連に限ってはたまには良いことを言う。琉球新報の3月9日(土)の社説もこうなるのもわかる。うーむうーむ。

もちろん、そういう陰鬱なことばかりではなく沖縄県内の比較的明るいというか普段の土地柄に関する話題も常にいろいろ押さえていて、最近はテレビ番組ではBS日テレ『ありんくりん沖縄』をよく観ていて、特に食に関するネタは参考になる。紙媒体では、直近では東京近郊限定のフリーマガジンだが『Metro min.(メトロミニッツ)』最新号(№.127)の沖縄そば特集がとても良かった(東京メトロの駅構内で配布中)。ほかにも『OZmagazine』をはじめ、女性向けの媒体でもこのような文化的な大人な取り上げ方が年々増えてきたのは嬉しい。

そういえば、拙著『沖縄人力紀行』は出版から今日でもう7年経ち、ここ1年はもう売れたかどうかも自分でもよくわからない低調ぶりだが(ウチにある在庫もなかなか減らないし……)、まあ沖縄県内のいろいろな事象についての7年後の現在にも基本的なことは押さえているつもりなので、まだまだ機会があれば多くの方に手に取ってほしいものだ。よろしく。
沖縄県、そろそろLCCの運航も軌道に乗ってきた? ものの僕は今年はいろいろあって無理そうだが、来年には再訪できるかなあ。もう11年もご無沙汰の石垣島で今年3月に開港した新しい石垣空港も、昨秋から今春の朝ドラ『純と愛』でにわかに活気づいた? 宮古島のその後も気になるしなあ。

ようやくひと区切り(追記あり)

2013-01-15 00:30:15 | 普段の生活(日常)
先の3連休はほぼ引きこもったおかげで昨年末のネタを先程までに出し終えて、もう2週間経っているけどようやく今年が始まったような気分。特に校正ネタに力を入れた。
ただ、昨年2月から保留中の沖縄県ネタは出せなかったので、これは引き続き早めになんとかして昨年の日付でどこかに出したい。ぼやぼやしていたら1年経ってしまうではないか。

連休中に観たテレビ番組ではNHKスペシャルのダイオウイカが特に面白かったが、そのなかでダイオウイカは10本の腕(触手)のなかで「触腕」という特に長い腕が2本あると初めて知ったが、これは昨年の校正ネタでも触れた“イカ娘”にも反映できないものかねえ、とくだらないことを考えたりもした。

そういえば、PCの移行も先週から少しずつ進めているが、液晶画面のドット抜けが1点あるという問題が発生し、これはメーカー保証外らしくてどうしたものかと思案中。検索すると自分で直す方法もいくつかあるらしいけど、買ったばかりの新品に手を施すのはなんだかなあ、とも思う。
あとはメーカーを変えたせいでキーボードの配置と大きさも変わり、慣れるまで時間がかかるなあ。


※同日夜の追記
そういえば区切りというともうひとつ、今日の午後、今年最初の登山、というほどでもないけど低山に行った。手っ取り早く行けて慣れている、埼玉県飯能市の天覧山と多峯主(とうのす)山に。

登山に関して、かねてから懸案だった大型ザックの買い替え、実は昨年末に新しいモノを買っていて、デビューは延び延びになっていたが今日にした。学生時代から18年近く使ってきたモンベル(ゼロポイント)のモノが気に入っていたので、引き続き同メーカーの「エクスペディションパック70」を選択した。ちなみにモンベル製品に限っては僕はある裏技で少し安く買えるので、金銭的にもやや助かった。

今回はザックのテストが主目的だったが、ついでに昨日は関東平野にもたくさん降った雪がまだ登山道に残っていたら雪山っぽくなってより面白いだろうなあ、と、うっすら期待していたが、実際には飯能市内は今日に晴れて溶けるのが早かったのか予想よりも少なかった。飯能よりも標高の低い僕の地元のほうが多いくらい。
でもまあ、それはそれでよいとして、ザックの良いテストの機会となった。新しい道具をおろすのはできれば地元の山にしたかったという希望も叶い、これで以前のザックの老朽化による不安から行動範囲が狭まっていたのが一気に解消されて、いろいろな山に出かけられる可能性が拡がったのが嬉しい。良い道具を持つと発想も豊かになるもんだねえ。あとは金銭的なことも含めて僕のやる気次第か。



天覧山。背負っているのが新しいザック。西武鉄道・飯能駅から片道1時間もかからずに気軽に登れる標高200m未満の山だが、これでも一応は厳冬期単独無酸素登頂。


天覧山の北側。日陰にはやや雪は残っていたが、登山に支障があるほどではなかった。


多峯主山への登山道の一部で階段を直す工事を3月1日まで行なうそうで、約200mの区間を通行止めにして迂回路を設けていた。


多峯主山で日没。ここからの夜景は久々。ただ、山頂で風が吹くとすんごい寒かった。


今回は装備テスト(ザック以外にもいくつか)が主体だったので縦走のようなコースのこだわりはなく、多峯主山から往路を戻り、再び天覧山を登って山頂で夜景を独占して30分ほど堪能した(まあここは慣れればヘッドライト携行で夜間でも20分前後で車道まで下山できるしー)。このズーム写真の左奥は東京スカイツリーだと思う。たぶん。


最近の運動不足の解消にはなったのかどうかはわからないが、まあ成果はあったので良かった。今冬はもっとちゃんとした雪山にも行けるように、足腰のリハビリも続けないとなあ。

ああそういえばどこかの掲示板を少し覗いていて気付いたが、山マンガ『ヤマノススメ』で今月からのアニメも原作どおりに話が進めば主人公たちが最初に登る山は天覧山なのよね。アニメのほうは飯能市や西武鉄道も協力していることもあり、今後の展開によってはこの山がいわゆる“アニメ聖地巡礼”の新たな巡礼地になる可能性もあるかも。県内では最近は特に鷲宮・秩父・川越が賑わっているらしいが(ほかにも春日部とか浦和とか越谷とか、縁の地? はまだまだある)、そこまでの盛り上がりになるのだろうか。

立川明日香元市議はどこへ行く

2013-01-10 21:30:21 | 普段の生活(日常)
昨年末も触れた立川明日香元新座市議について、その年末の市役所での記者会見の様子がmsn産経ニュースの記事として公開されているのを先日知ったので、読んでみた。

◆さようなら「美人すぎる市議」立川明日香! そしてどこへ行く? 最後の会見の中身を大公開
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130106/ent13010607000000-n1.htm

立川氏への記者からのツッコミは(売名行為が云々というくだりも含めて)尤もなものばかりで、立川氏の回答と歯切れの悪さがホントにこのとおりだとすると、いち市民としては腑に落ちないことばかりだなあ。出馬はウチに限らずどの自治体でもよかったのだろう。

それで今週、立川氏の枠が空いてそこに入る議員も決まったが、政治からは離れた立川氏は今後もしばらくは市内に住み続けて多少の使命感を伴った情報発信? を行なってゆくらしいが、公の場でそういうことを明言しているわりにはひとまず発信しやすいブログの更新は少ない気が。現在はメールマガジンが主体なのかねえ。「暴露」という書き方も引っかかるし。

期待していただけに、ホントに残念であるね。
まあ今後は芸能人? というよりはウチの地元民の立場からの情報発信を、頑張ってください。

今年は寒いこともあって寝正月が続いていて(追記あり)

2013-01-05 23:59:37 | 普段の生活(日常)
今日でまたひとつ歳を取ってしまって、改めて謹賀新年という感じ。

まあ、1日から特に変わらず寝正月が続いて、しかも今日はなんかここ2週間で最も寒い日だったような。寒いと何事においてもやる気が減退するのは致し方ない。
しかも今日は北海道・陸別でマイナス30度を記録したもんなあ。昨年末からの寒波の影響で山の遭難報道も例年以上の多さなのも当然気になる。それは他人事ではないから、おめでたい気分には浸り難い。

でもまあ一応は個人的に節目の日なので、それなりに思うことはある。自分の媒体も、今日で本ブログが開設から7周年、ミクシィが5周年、ツイッターが3周年、フェイスブックが1周年、でもあるし。こういうふうに自分の過去を振り返って現状を考えるさいに、やはり開始日を誕生日に設定しておくとラクやねー。

年末年始にも触れたように、今後も本ブログが主体でぼちぼちやります。


それで、毎年の誕生日恒例の初体験ネタは、思いっきり安上がりで身近なことだが「コンビにおでん」にした。

毎年、秋から冬にかけて大概のコンビニエンスストアのレジ前で販売しているおでんは、過去に友人知人の買ったモノをつまみ食いすることはあっても、わざわざ自分で買うことはなかった。
これには理由があって、スーパーや商店街などの惣菜店で小売のおでんの具に比べたら熱々ではないし味も落ちるだろう、しかも割高で、さらにはレジ前に設置した器材で剥き出しのままで販売していて衛生面が不安(コンビ二は毎日、床清掃を頻繁に行なうし)、という3つの憂慮すべき点があり、密閉して保温された状態で販売している中華まんや揚げ物を買うことはたまにあっても、おでんだけはずっと敬遠してきた(ただ、セブンイレブンは蓋付きの器材を使って、セルフサービスではない方式やね)。

しかし、このような食べ物も知らない世間知らずのままではいかん! と1年ほど前から思っていて、じゃあこの機会にそろそろ行ってみるか、と意を決して今日買ってみた。もうコンビニで扱い始めてから十数年経つ? ためにすっかり一般的にも浸透していて、そんなに意気込むほどのことでもなかろう、と笑われるかもしれないが、僕にとってはコンビニのおでんに手を出すことは一歩を越える勇気が必要なある意味“冒険”で、あえて名付けると、「コンビニおでんを巡る冒険」みたいな(←自分で書いていて、くだらない……)。

で、夕方に近所のいくつかのコンビニを巡り、具の有無を確認し、結局はファミリーマートで買ってみた(まあウチの近隣はファミリーマートが特に多いが)。今回は3品で、大根は外せない。



食べてみると、具材へのつゆの浸透具合は弱くてやや薄味かとも思ったが、でもこれは店舗によっての幸運・不運もあるだろう。それに現在は、持ち帰り用の小袋で辛子のほかにも味噌などセルフサービスで提供して味をいろいろ変えられるようになっているのね。しかも最近は、おでんつゆを活用して生麺を使った温かいうどんも作れる、みたいな選択肢も提供しているとは(コンビニおでん事情をよく知らないのだが、このサービスは現状はファミリーマートだけ?)。この十数年ぼやぼやしているあいだにおでん販売も進歩しているのね。
しかし、やはり値段が高いのがなあ。今回は3品で270円以上も出費しているが、普段ならばこのくらいの予算でコンビニで温かいモノを食べようとなると、中華まん2個かカップ麺に手が出ちゃうよなあ。

だから今後もコンビニでおでんをわざわざ買う機会は少なく、年に1、2回あるかどうかという程度かもしれない、と今回買ってみて思った。まあチビ太くらいのレベルのおでん狂にとっては、買える場所がここ四半世紀で劇的に増えたのは歓喜すべきことなんだろうけど、僕はそんなに必要性は感じない……。しかも、おでんはコンビニでいつでも買えるというカタチよりも、家の鍋か、店舗(居酒屋や屋台)か、という食べる空間も含めて愉しむほうが味もより旨く感じる気がする。おでんは空間演出も重要かもねえ。

でもまあ、これで「コンビニおでん」という選択肢を獲得したので、また大人の階段を少し昇ったかもしれない(←大げさ)。


では改めて、今年もよろしく。

年またぎで腰が痛い

2013-01-03 19:45:01 | 普段の生活(日常)

昨年末から“私事”やらブログの更新やらで自室に籠もってあぐらの姿勢でこたつ机に向かう作業が多かったせいで、いつになく腰が痛い。
痛みをごまかすために時折、伸びをすることもあり、だいたいこの肥満猫みたいな格好になる。

昨日の多摩川河川敷で彼? を見かけて、妙に共感してしまったもので。

過去ネタの更新は、箱根駅伝を観たり、録画したものの未見のテレビドラマやバラエティー番組を消化したりとかで、寝正月で確実に体重が増えたりしながら、全然進んでおりません。すみません。

今年は地固めを意識して

2013-01-01 23:45:59 | 普段の生活(日常)
謹賀新年。

昨年やり残したことがたくさんあるなかでもう新年を迎えてしまい、例年以上に困惑気味であります。
ちなみに今回の年越しは5年ぶりに外ではなく在宅で迎えて、迎える前に“年越し緑のたぬき”を久々に食べたりもしました。
実は今冬はまだこたつを使っていないので、寒いから厳冬期用ダウン寝袋に入っての年越しとなりました。

ひとまず今年の初めはブログの手入れや“私事”を早めに片付けてから、次へ進みたいものです。

旅に関しては、今年はあまり遠出はせずに(出かけるにしても東北が中心になるかと)、公私ともに地固めを意識しながら身の回りのことをもっとちゃんとやるつもりです。お金のこととか、人間関係とか。自室も散らかっているからもっと整頓しないとなあ。

慢性的な問題の仕事面は、4日(金)からしっかり考えようと思います。

では今年もよろしく。

2012年の重大ニュース

2012-12-30 23:59:59 | 普段の生活(日常)

僕の今年の重大ニュースは以下のとおり。

●一般

1 地元からロンドン五輪金・銀メダリストが誕生
2 東京スカイツリーが開業
3 金環日食
4 オスプレイの普天間基地配備
5 アミューズトラベルが旅行業の登録抹消
6 中央自動車道・笹子トンネルの崩落事故
7 那智の滝登攀で逮捕騒動
8 地井武男逝去
9 立川明日香氏の新座市議選の当選取り消し
10 マクドナルドのメニューが消える問題

本ブログであまり触れていないことについて5点。

5、11月の中国・万里の長城のツアー事故により、3年前の北海道・トムラウシ山遭難からの教訓が活かされていないことが露呈し、アミューズトラベルは結局は廃業となった。まあ登山業界内の批判も多かったから、当然の流れでしょう。それなりに利益はあったのだろうから、それをもっと安全管理に注いで改善すればよかったのに。あの会社を率いていた人々は登山や歩く行為をなんだと思っていたのかなあ。今後、同業他社は気を引き締めてほしい。
こういった登山初級者向けの登山ツアーの状況把握のための潜入調査もやってみたい、という意欲も3年前からあるので、それも追々なんとか。

6、中央自動車道は、クルマには乗らない埼玉県民の僕個人的にも関越自動車道に次いで高速バスの移動などでたまに利用するため、他人事ではない事故で。崩落した天井板を支えるボルトの金属劣化とかその天井板のコンクリートの劣化(それ以前に板生成時の配合率が悪くて手抜き加工だった?)とかトンネル周りの岩盤の浸透圧が近年の地震によって変化したとか、崩落発生の原因は報道でもいくつか挙がったが、全部ひっくるめてのあの惨状だろう。
来年早々には全面復旧すると思うが、他地域のトンネルの点検にも(予算的に)力を入れてほしい。日本人は新たに何かを創る・造ることに関しては長けているが、それを維持管理してゆくことに関しては下手な気がする、とは前々から思っている。僕の身近なところで言うと登山道の指導標や環境省の長距離自然歩道や河川のダム・堰も含めて、公共事業は尚更。一度手をかけたモノは継続的に面倒を見ていかないとねえ。今後はそのためのメンテナンスの仕事や維持管理のための草の根的ボランティア作業がもっと重視されるべき、と願う。

8、今年も著名人や芸能人の逝去の報道はいくつもあったが(芸能界ではここ1か月は森光子と中村勘三郎が特に話題になったか)、僕は地井武男が最も残念であった。好きな旅系のテレビ番組のひとつだった『ちい散歩』も途切れてしまったのがなあ。最近もたまに、録画したその追悼番組を観ている。今後、地井氏ほどの“いぶし銀”という表現がぴったりの名脇役は現れるかなあ。(僕個人的に主役よりも気になる)ここ数年の活躍が目立つ脇役では、中原丈雄、平田満、光石研、相島一之、六角精児、田中要次、甲本雅裕、津田寛治、小市慢太郎、佐藤二朗、平山浩行、山中崇、新井浩文、浅利陽介、染谷将太、あたりに注目しているが、彼の後継と成るかどうか。

9、今年上半期のウチの地元の市議選で“美人すぎる市議”で話題となった立川氏だが、住環境というか居住実態の問題で当選取り消しで。で、取り消しの取り消しを求めて係争中だったが、今週になって小耳に挟んだ話ではこの年末に市役所で記者会見を開いて市議を辞職したそうで。若い女性目線で少しは期待していたのに、1期4年も保たずに10か月で職務放棄とは、市民からするとなんだかなあの事態ではある。たしかに美人だが、この有様では売名行為と言われても致し方ない。結局はどこの自治体でも良かったのかねえ。

10、今夏からだっけか、全国のマクドナルドでカウンターでの注文時に台に敷いてあったパウチしたというかシート式のメニュー表が消えて、カウンター後方上のメニューをいちいち見上げるようにして、しかも利益率の低い単品メニューの表記は控えめにしてセットメニューが主体の表記に変えて客になるべく後者を促すようなカタチに変えて利益を追求、という姑息? とも言われる手段に変更した。ただ、見えにくい・わかりにくいとメニュー表を撤去したことへの批判もあってか店舗によってはカウンター脇にメニュー貼り出していたりという便宜を図っているところもあるが、たしかに、単品はどこにあるの? と注文時に戸惑う客も上半期に比べると若干増えた。
そんなことで既存・新規の客が離れる可能性を高めるよりも、低予算でもより多くの客が来るようにメニュー撤去なんてやめればいいのに。そんなにたいした手間の違いはないし。利益を考えるとむしろ、たまに実施するハンバーガー無料券みたいなのをやめるほうがよい気がする。(今年でほかにはコーヒーのおかわり無料の廃止策も含めて)この弱者締め出し? の策は僕のように(金欠のときは)コーヒーやホットティー1杯で長時間居座る利用客への対策でもあるのだろうけど。要は回転率を高めたいんだね。でも駅前型店舗はともかく、回転率は常にとても良いとは言えない郊外型の店舗もあるんだよなあ。まあ後者も休日の日中や時間帯を問わないドライブスルーの需要はそれなりにあるけど。
そういえば回転率で思い出したが、先日、東京都・渋谷駅前のやや混み合う時間帯の店舗で友人と1時間ほど食べながら話しているときに、基本的には片付けもセルフサービスのはずだが食べ終わったトレーを店員が目ざとく見つけて勝手にさっさと下げられて長居を妨害される? ような冷たい対応も見られたが、まあ混雑率の高い店舗では致し方ないのか。うーむ。


●個人

1 365日ダテメガネ
2 高尾山でプロトレック紛失
3 ノートPC買い替え
4 近所の郵便ポストの収集が1日1回に縮小
5 2月の沖縄県で右足首捻挫
6 マンガ『岳』と『華麗なる食卓』の連載が終了
7 1月の旭川でマイナス19度の野宿
8 自宅にネズミ発生(初)
9 BD-Rを買うために秋葉原通い
10 フェイスブックを始める

個人的なことのほうも5点。

1、ダテメガネは2年前から春の花粉症対策として導入しているが、その延長でほかの時季にも使っていると、主に強風時や自転車での移動のときの目の保護にかなり役立つことがわかり、とりわけ冬場は風を切って前進するときにも随分ラクになった。だから今年、100円ショップで買えるような安物のメガネであっても1年を通じて使い続けてみると、いろいろ助かる場面は多かった。
しかも、校正という目を酷使する仕事柄、特に重要な目の保護にも力を入れてみるかと今年の年始から思い始めたため、尚更手放せなくなった。今後も場面によってはダテメガネを使い続けようと思う。視力はまだ裸眼でも大丈夫で老眼でもないが(年配の同業者と仕事で一緒になると、老眼で細かい文字は特に辛い的な話題を耳にする機会は年々増えているけど)、ゆくゆくは度付きメガネに切り替わる可能性もそろそろマジメに考えてゆかなければ。校正者は、目が命。

2、11月上旬に高尾山へ行ったときに、実は登頂したすぐあとに山頂付近で気温を計ろうとプロトレックを腕から外してデイパックのショルダーベルトにしばらく掛けていたが(気温計測は腕に装着したままだと体温の影響で正確な数値は出ないので、外す必要がある)、ベルトがうまく留まっていなかったのか、何かの拍子に外れてしまったようで。で、落としたのに気付いたのは日没直後の薄暗いときだったこともあって、その可能性のある場所を捜してもダメで、結局はヘッドライトを駆使しても30分ほど捜して真っ暗になったところで断念した。
そういえば現在のプロトレックは大半が電池交換不要のソーラー発電を導入しているが、僕のは12年前に買ったまだ電池交換式のモノで、実はそろそろ買い替えどきかなあとちょうど思っていたところなので、交換時期が来たのかもしれない、と思い込むことにした。
もし誰かがそれを拾ったとしても、主に山で12年も酷使したせいでガラス面もバンドも傷だらけで、しかも約2年ごとの電池交換で防水検査込みで2500円近く出費することもあり、他人が所有していても良いことはほとんどないだろうなあ。
そのため、現在は登山するさいの必需品であるプロトレックなしで特に高度計測ができない状態はとても困っていて(特に雪山登山と沢登りでは欲しいところ)、新品購入を検討中。でも現在は種類は豊富になってはいても安いモノでも2万円近くする商品のため、何はともあれお金なんだよなあ。

3、10月下旬にノートPCを新たに買った。まあそのきっかけは6月にも触れた、これまで使ってきたソーテックのノートPCの不具合発覚で、それに3年ほど前からたまにその使用中になんの前触れもなく画面が消えて勝手に再起動してしまう症状も現れて、実は使い続けるうえでのストレスは年々溜まっていた。やはりPCのような繊細な電化製品は進化と劣化が年々激しくなって、水モノやねえ。
先日買ったのは東芝のBDも扱えるWindows7モデルで、WordとExcelのそれぞれ2010も付いて5万円未満だったので、かなりお買い得かと思う。でもまだ全然触っていない、使える状態ではないけど。
来年はまずはそれを使える状態にして、今のPCを別モデルに交換できるらしいのでそれに応じて、交換したモノを予備扱いにして2台持ちにする、というかできるといいな。

4、郵政民営化からしばらく経ってはいるものの、毎年末の年賀ハガキの宣伝に力を入れている様子以外に僕が日常で民営化を実感する機会はほとんどなかったが、今年になってようやく? そのひとつが近所で起こった。
これまでは1日2回の収集だった自宅から最も近い場所の郵便ポストが、平日も休日も1日1回の収集に減った。これは他人からするとだからどうした的なくだらない? 変化に見えるだろうが、地元で30年以上もそのポストにお世話になっているひとりとしては回数が減ったのは大ショックで、(おそらく僕が産まれる前からあった)このポストの設置以降の歴史に思いを馳せても、かなりの大事件であろう。土地の広い町村レベルの自治体の山間部などでは1日1回はよくあるが、人口15万人超の市の一角でもこうなっちゃうのはなんでだろう、いわゆる合理化というやつか。まあそう考えると致し方ないとは多少思いますけれども。
とはいえ、(ウチの場合は)10分くらい自転車を走らせて郵便局へ行けば平日は相変わらず2、3時間おきくらいに郵便物の収集は行なっているから実際にはたいした悪影響はないが、体調不良などなんらかの理由で郵便局にまで足を延ばすのは億劫で、でも(年末年始の年賀状など)郵便物を出さなければならない必要があって自転車を飛ばせば3分ほどのところにある郵便ポストで済ませたいときもあるではないか。人間だもの。そういうギリギリの状態のときに、この変化は慣れるまではちょっと面倒に思うかも。

9、昨年末からハードディスクレコーダーを日々活用している影響でその容量も油断しているとすぐに尽きそうになるのだが、なんでもかんでも録画した番組のBD-Rへの移動というか記録にも忙しく、そのため空のBD-Rが常に必要で、ちゃんと数えていないが今年だけでおそらく100枚近く買っていると思う。で、その大半を秋葉原で買っていた。大概は『あきばお~』で。そのほうがヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店よりも若干安いから。ちゃんとした日本メーカーのモノが。ちなみにウチの近所に幸いにも「PC DEPOT」もあるので、ここでも台湾製だか中国製だかのノーブランドで割安のBD-R・BD-RE・DVD-Rも買っている。それも含めると全部で150枚は超えているかなあ。
まあ秋葉原に通うといっても3か月に2、3回くらいの頻度で、しかも東京都内に何か用事があるときのついでに行っていたが、いつもは秋葉原で途中下車してAKB48関連や午後の歩道上に点在するメイド服でチラシ配りの娘になんか目もくれずにBDだけ買ってすぐに別の場所へ移動、という感じだけど。今後もこんな感じで秋葉原通いは続くと思われ、このペースで増え続けるとせっかくVHSの頃よりも収納に場所を取らなくなって幾分ラクになったはずなのに、増えすぎてえらいことになるなあ。

という感じの1年であった。

ウチの選挙区の5番目の男

2012-12-12 21:21:00 | 普段の生活(日常)
えーと今回の衆院選の、埼玉県の話。
なんかネット上では話題沸騰? らしい、埼玉4区に無所属で立候補している小笠原洋輝(ひろき)候補、先程、アルバイトの帰りに地元駅前で初めて見かけた。そのときは白地のたすきを掛けて単独でビラ配りをしていたが、ちゃんと活動しているようで。

ビラにある公約とWeb上の記述を読むと、僕は賛同しかねる部分も多々あるが全体的には案外まともで、一応やる気はあるのね。毎日jpのアンケート回答は適当っぽいけど。
どこかの駅前で(といっても東武東上線沿線だろうけど)、演説もやってほしいなあ。

まだ期日前投票していなくて、16日(日)の投票日当日に投票するかもしれず、だから彼に投票する可能性もまだある。投票先は決定しておらず、もうちょい検討する。
今回の選挙、政党と争点が入り乱れていて僕が選挙権を持ち始めてから過去最高にわけわからん状態になっているが、個人的には東北と原発を重視しているところに投じたいとは思っているけど。現在の国内で最優先すべき課題はそこでしょう。

まあ僕個人的な投票行動は置いておいて、彼は果たしてどうなりますやら。地元なだけに、選挙の行方が人一倍気になる。


※20日(木)の追記
今回の衆院選、全国的には自民党が圧勝というなかで、小笠原氏はまさか3000票以上も獲得するとは思わなかったよ。2000票を超えたら凄いなあ、というくらいしか思っていなかったから。よくやりました。供託金は没収だろうけど。
次回の参院選とかも考えているのかなあ。今後の動向がわかれば期待したい(ホント)。

労働者派遣法の改正法が施行されちゃった

2012-10-01 12:30:36 | 普段の生活(日常)
そういえば、今日からの労働者派遣法改正法の施行、僕の普段の食い扶持にも多大な影響があるんだよなあ。

厚生労働省のウェブサイトも一応覗いてはいるし、この法改正や「日々紹介」について検索すると批判的な意見が散見されるが、僕も同様にホントに「保護」されるのかとか納得いかない面が多々ありつつも、もう変わってしまったからには上手く合わせて対応してゆくしかないけどねえ。

こういう働き方をしたことのない霞が関の役人たちも、このカタチで一度働いてみればいいのに。そうしたら安い(以前の「派遣」的な)労働の現場の現実がよくわかるから。

“五輪ロス”後の1週間日記

2012-08-20 10:00:20 | 普段の生活(日常)
ロンドン五輪テレビ観戦が終わり、燃え尽き、日常へゆるやかに復帰する過程を、仕事がひと段落なので突発的に日記で。


●12日(日)
前夜からロンドン五輪生中継をいろいろ観まくり、朝に寝て、昼頃に起きて、うだうだして、夕方からまた五輪中継を観る、という、どっぷり五輪漬け生活の最終日。日本勢は(この数日後に、昨年から地元在住だと新聞報道で知った)レスリング男子の米満達弘の金メダルで締めくくることができて気分は良かった。という視聴者は僕だけではないはず。

●13日(月)
開会式はそんなに熱心に観ていなかったこともあり、見納めとして閉会式はきっちり観た。ただ、ツイッターのハッシュタグを覗きながら観ていていろいろ考えさせられたのが、閉会式は音楽中心の舞台演出にしたのにNHK総合のこの生中継ではアナウンサーがそこにサプライズ的に続々登場する面々の演奏の画に思いっきり実況らしからぬ雑談? をかぶせていたことで、そこへの批判が集中していたのをリアルタイムで観ていた。
僕は邦楽はそこそこ知っているつもりだがいわゆる“UKロック”も含めて洋楽には疎く、でもそれでもこの中継で舞台進行とはまったく無関係の(ほかの総括する番組でいくらでもできそうな)話を挟みまくっていたのはイギリスの音楽を大切にする文化を冒涜する無礼な振る舞いで、同じくツイッターにあった意見のとおりに実況オフ状態で演奏や会場の音をじっくり聴ける放送をサブチャンネルを使ってでも放送すればよかったのに、と視聴者からの批判的な言い分の数々に同感する点は多かった。あの中継はホントに酷かった。もう地デジ時代に入ってしまったんだから、技術的にはそのくらいの選択肢の提供も容易だろうに。アナウンサーとともに、この中継に携わったスタッフの力量を疑問視せざるを得ない、五輪中継の最後に失態を犯してNHKはもったいないなあ、と残念に思った。

閉会式を観終わって昼寝して、ちょこっと雑用で近所を巡って、夜はフジテレビ『SMAP×SAMP』に三宅宏実が父義行氏と出演してSMAPのメンバーにいろいろいじられていたのを観ながら、先週に予定どおりに届いていたのに五輪に夢中で納品日までの進行が五里霧中の状態だった仕事にようやく本気で取りかかる。

●14日(火)
まだ五輪による“時差ボケ”から復調していないが、徐々に強引に通常の時間感覚に戻してゆく。
ちなみに、先週から来週までウチの老人たちが北海道へ避暑目的の旅行に出かけているため、今週を中心に自宅内部を広々と好き勝手に使えるのは好都合。1日に3回以上も水シャワーを浴びたりとか(でもいずれも短時間で済ませるので、光熱費もたいした出費ではないはず)。

しかし雨上がりで蒸し暑いので午後に冷房目当てで、近所の行きつけのマクドナルドで仕事を。ただ、世間は盆休みのわりに地元も人出は案外多く、仕事がはかどりそうな机を確保するのにいつも以上に苦労したが、4時間粘ってなんとかなった。やはり普段は見かけない家族連れや、平日休みで暇を持て余しているらしい気の抜けたおじさんが多く、そのためにこの時期だけは店内の雰囲気は随分異なるのよね。そのあとに行った近所の図書館や書店やコンビニエンスストアも同様で、盆休みなんて無関係の僕としてはどこも早く通常営業に戻ってほしいと思いつつも、まあ仕方ないかと毎年開き直ることにしている。

そういえば書店で、毎年恒例の盆の時期の特別進行で11日(土)からといつもよりも早めに発売していた山雑誌の9月号をより詳しく読むと(人物絡みの記事でまた誤植? が2か所あったように思う)、『PEAKS』は置いておいて、『山と溪谷』と『岳人』では先月の那智の滝の一件について少し触れていたが(この件、登った3人は先週に書類送検されたそうで)、両誌ともに予想よりも扱いは小さかったな。そのなかで、『岳人』では服部文祥氏が後記でこの件絡みと思しき興味深い6行のコメントを書いていた。「山」(自然)と「宗教」(人間)の関係性は、(僕もここ数年は信仰の対象としての富士塚について気にしていることもあって)思考停止にならずに細く長く考え続けてゆくべきことだ、と改めて思った。

●15日(水)
例年よりは暑くない終戦の日だが、仕事の遅れを取り戻すために、近年はほぼ毎年行っているこの日の靖国神社参拝は今回は断念。今年は軍服コスプレで行進する様子を観られないのは無念。

そこで、夏場の涼は基本的に扇風機なのでめったに使わないエアコンを発動して、日中は冷房で集中して仕事をこなす。でも集中力はそんなに長続きしないので、昼寝と気分転換の読書を挟みながら、冷房の電気代に見合う程度には仕事を進めることができた。と思い込む。

●16日(木)
午前中は近所の書店に雑誌の立ち読みに行き、午後は再び冷房使用で仕事に集中。2日連続で冷房を使うのは10年ぶりくらいか。そのぶん仕事を、と電気代との損得勘定もまたもいちいち気にしながら集中する。貧乏性なので。

ちなみに良い機会なので、昨年からの「節電」に関する僕の構え方を挙げておくと、ウチの家庭は普段から季節を問わず一般家庭よりもあまり電気を使わないほうだと思う(4人暮らしでも真夏・真冬でも電気料金が月1万円を超えることは稀)。ただ、夏場のここぞというときにのみ、冷房を使うときはある。それ以前に今夏、ウチでは扇風機を20年以上前から使い続けている古いモノから省電力の新型に5台中4台を買い替えているし。
最近も東京都千代田区の首相官邸前を中心に大飯原発再稼動反対から始まった反原発のデモ活動が全国的に徐々に活発になり(毎週ではないが、よく出かけている知り合いもちょいちょいいる)、“クールシェア”という冷房を店舗など共有? する風潮も表われていることも見聞きしている。僕もタイミングが合えばデモ活動に行ってもよいが毎週のように何を差し置いても、と血気盛んに行きたいと思うほどではなく、でもそういった行動が無駄なことだとは思っておらず、民の活動が活発になって官への圧力が増すのは良い流れだと静観している。節電を意識しながら、なんだかんだ言っても普段の生活でそれなりに電力を享受していることも認めている。原発よりも代替エネルギーの普及をもっと進めるべきで、十数年前に茨城県東海村のPR施設で“地層処分”と(被爆ではなく)被曝についてちょこっと学んだ頃から疑問視しているために原発はやはり不要、とも思っている。
こんな感じ。これって中庸な立場なのかねえ。まあいいや。

ひとまず、この2日間の冷房のおかげで仕事はかなり進んだので助かった。たまには、ね。

夜のテレビ番組で特に気になったのはNHK『ミラクルボディー』で、ウサイン・ボルトが元々は背骨が湾曲していて陸上競技には不利な「脊柱側弯症」を抱えていて、その影響で走行時の足の蹴り幅が右足のほうが20cm短いくらいに左右のバランスが悪いものの、それを週5日のウエイトトレーニングで筋肉を鍛えて補って、ああいう2大会連続2冠でおまけに五輪新記録も、という偉大な結果を出したことを初めて知った。ほかにも、脊柱と骨盤が悪い影響で100mスタート時の右膝が内側に入って出遅れてしまう悪いフォームが直らない(これを改善できたらもっと大記録が……)、先の五輪開幕前にはドイツのサッカーチーム「バイエルン・ミュンヘン」のチームドクターを頼ってハムストリングスを中心に筋肉のバランスを調整した、100m決勝では後半の最高速度が45.39km/h、という話も興味深く観た。
脊柱側弯症、少年期に発症しても手術が必要なくらい高度でなければ矯正で改善できるらしいが、どの程度の症状かと進行具合に個人差はあるだろうし、その後も完治は無理でずっと付き合っていかなくてはならない人もいるだろうし(ボルトも現役のあいだは騙し騙し付き合ってゆくしかない、と覚悟しているようで)、と苦労も多いのね。ボルトをとっつきやすい事例として、この症状についてもっと知るべきか。スポーツに限らず普段の生活から背筋や背骨も身体の大事な箇所だからねえ。

●17日(金)
先月下旬の福島県・南相馬での特殊な報告会は除いて毎月通っている地平線会議の報告会が、この日で通算33年で400回を迎えた。でも今回の節目は大がかりな催しではなく、関係者の過去映像を肴にツッコミながら、この坩堝が誕生した33年前から現在にかけての探検・冒険を振り返る機会となった。400回といっても到達点というよりは今後もまだまだ続く、というあくまで通過点の雰囲気の回となった。
このなかで観賞した、30年前の(南米アマゾン通いをしていた頃の)関野吉晴氏や学生時代の(近年は特に北朝鮮問題に詳しい)惠谷治氏、それにこの代表世話人の江本嘉伸氏の(ちゃんと仕事していた?)読売新聞記者時代の画は、たぶん披露は今回が最初で最後ではないかというくらいのお宝映像であった。これは探検部上がりの人々は特に食い付くべきモノだったかね。
ただ、間食の時間も挟んだりしながら7時間と久々に長丁場だったので、いち聴衆として聴きに行くだけでも疲れた。



●18日(土)
地平線報告会の流れで日付が変わって深夜、東京都新宿区内で数年前から続いているほぼ毎月恒例の野宿(これは今年から「毎月」から「ほぼ毎月」に変わった)。最近は参加は僕のみの単独野宿ばかりだが(これはこれでむしろ面白い、とだんだん思うようになってきた)、節目の回なので今回は6人と多いほう。
せっかくの節目の月なので僕以外がどんな面子だったかを思い出すと、旅行関係の仕事でロシア・バイカル湖へ行ってきたばかりの冒険野郎、ここ数年は仕事でも趣味でもアマチュア無線に深く関わっているものの数年付き合っている(たまに会うといちゃつく場面をよく見せつけられる)彼女を“無線ガール”に仕立てることに失敗した有名メーカー勤務のモノ創り人、数日前に家でこの時期に作り置きして時間が経った状態の(危険な)カレーを食べて(自滅的に)食中りに遭った某“妖精”、宮城県・石巻出身で(←※訂正補足=本人ではなく身内が石巻出身で)昨年以降は度々帰省してその再活性化に力を注ぎながらも長期間の山小屋勤めやワーキングホリデーでも各地を点々とする若者、それからこの日が昨年に石巻で6か月間かけて撮影した震災映画の公開日で数時間後に初日舞台挨拶を控えているにもかかわらず野宿しに来た映画監督、という感じ。ちなみにこの初日の様子はNHKの取材が入り、夜のニュースでもコメント付きで少し紹介されていた。初日は満員でなにより(翌19日(日)も満員)。

朝起きると、僕は持ち寄られた発泡酒を久々に呑みすぎたせいなのか空き腹で呑んだせいなのか、いつも以上の胃痛に襲われ、解散後に都内で数か所立ち寄りたい場所があったもののすべて断念して直帰して、昼下がりまで寝込んだ。食べ物も飲み物も一切受け付けない胃痛は2、3年ぶりか。

二度寝から起きたら少しは回復したが、お茶漬けや冷奴のような柔らかいモノから食べ始め、夜にはレトルトカレーをいけるくらいには戻った(いくらカレー好きでも、僕は夏場にカレーを常温で作り置きしたやつを食べるなんていう初歩的は失敗はしない。レトルトカレーか、カレーを鍋で多めに作ってもすぐに冷蔵庫で小分けに保存したものを使う安全策は怠らない)。

夜、またNHKだがBSプレミアム『グレートサミッツ 8000m峰全山登頂 ~登山家 竹内洋岳の挑戦~』の放送が期待どおりで良かった。5月26日(土)のダウラギリI峰登頂の顛末やそれ以前の13座登頂の流れは竹内氏がカトマンズ下山後(まだ帰国前)から各種媒体の取材を受けている記事や映像はほとんどチェックしていて登山の流れもほぼ漏れなく把握しているが(竹内氏のブログ限定公開の取材の一文も当然読んでいる)、改めて観るNHKの大学山岳部出身者ばかりを揃えた強力取材陣による同行取材の画が、一連の媒体露出のまさに決定版の内容であった。
特に、竹内氏の2年前からの同行者で撮影担当の中島健郎氏との関係性が興味深く、ダウラギリでは登頂目前で中島氏が体調不良で登頂を断念して竹内氏と上下に別れるくだりは、活字以上に高所登山の厳しさがよく伝わったと思う。ああいう肝心な判断の様子もちゃんと撮っていたのは上手い。番組は当然、BDに最高画質で保存しておく。

日付をまたぐ頃に仕事をなんとか終わらせることができた。ギリギリのところで遅れを取り戻すことができて、安堵。


ということで、相変わらずの金欠で特に大きな外出をすることもないからこそ、仕事は納品日に間に合ったのだが、“時差ボケ”はまだ完治しておらず、日中も眠い。暑い日が続くので、熱中症予防のためにも寝不足をなんとかしたいのになあ。夜も蒸し暑い日が続くとたまらんよなあ。

2か月遅れで東京のあの新名所へ

2012-07-31 23:30:31 | 普段の生活(日常)

28日(土)、開業から2か月経ったからすでに当日券の販売が始まっている東京スカイツリーの周辺と、その麓の東京ソラマチをようやく覗いてきた。

スカイツリーは先送りにして、ざっと一巡してみたソラマチのほうはホントは平日にゆっくりじっくり巡りたかったのだがなんだかんだでこの日になってしまった。
週末だからただでさえ観光客は多いし、夏休み期間に入ったお子様たちと家族連れも多いし、おまけにこの日は夜に毎年恒例の近所の隅田川で花火大会がある影響でその見物客も流入し(だいたい浴衣を着て来ていた人々はそうだったはず)、おそらく開業2か月で最も混み合う日に行ってしまったか。
まあ狙ったわけではなく偶然ながら、ソラマチ内の阿鼻叫喚というか混沌ぶりを初訪問でいきなり体験できたのは良い思い出としておこう。

でもやはり9月以降の平日に落ち着いたら、店舗は再度じっくり覗きに行きたい。基本的に観光客向けの土産物を扱う店が多いが、墨田区内をはじめ東京の下町の名産品を扱う店もいくつかあって興味深いし。江戸切子のグラスって思ったよりも高価なのねえ。

スカイツリーの上方に昇るのはいつになるかなー。年内に行けるかなー。でも高価だから貧乏人はどうしても尻込みしちゃうよなー。
この件に関してはもうしばらく様子を見ることにする。

復旧したお知らせと、少し長い近況報告

2012-06-15 21:00:36 | 普段の生活(日常)

先月中旬から、携帯できる電話(PHS)が使えない影響でツイッターが疎かになったりしましたが(ネットカフェでPCからはたまに覗いていたけど)、今日から復旧というか完全復活しました。
やはり、公私ともにこれを欠いていろいろと連絡が取れないのは厳しいなあ、と痛感し、今後の生活も含めていろいろ考える好い機会となりました。電話番号の変更というか他社への乗り換えも本気で検討しました。でも11年も使い続けている愛着もあり、結局は変更はなしよ。
昨年同時期も同じことをやらかしましたが、二度あることは三度ないように以後、気を付けます。

この2週間ほど、金銭的な協力や飲み会の誘いなどで連絡をもらった友人知人にも感謝感謝。持つべきものは、ですよ。ひょっとしたら仕事の話もあったのかも。そのさいは連絡つかずに失礼しました。
なお、病気説? も持ち上がったりしたもののそれはなく、普段の生活も特に変わりありません(体調の不調で疲れ目と腰痛以外に強いて挙げるとなると、数年来抱えている水虫がなかなか治らないことか)。とはいえ、慢性的に金欠であることも変わりません。こちらはいつでも直ちに変えたい意欲はあります。

そんなわけで、引き続きよろしくお願いします。


というか、僕のこの携帯できる電話(PHS)が使えないあいだに国内外問わず大きなニュースが立て続けにあったなー。金環日食と東京スカイツリー開業から(「菊池」ではなく)菊地直子・高橋克也容疑者の逮捕までいろいろあるし、国外では円と人民元の直接取引開始とかユーロ危機とかギリシャに続いてスペインがとか(こちらもお金の話ばかり……)、今年の今のところ最も動いた1か月かね?
そういえば両容疑者の件は、今年1月に出かけた北海道・旭川でも派出所の前を通りかかるともうすっかり見飽きた手配写真をまた見かけたが、5か月後の今になってふたりとも捕まるとはびっくり。にしても、ふたりとも預金がたくさんあって、いいなあ……(またお金の話に強引につなげる)。


べつに最近の逮捕を予見していたわけではないし、なぜこのとき気になったのかは自分でもよくわからないが、雪の旭川市内でたまたま撮っていた手配写真。

でも僕個人的には、下半期も公私ともに特に大きな動きはなさそう。脈がありそうななさそうな? 某社からの単行本の仕事がホントに舞い込むとよいけどなー。


◆近況報告1
最近、交通費節約のためにママチャリで長距離移動することが多く、そんななかリアホイールの振れやサドルのばねの片方が金属疲労で折れたりした影響で腰と(古傷の)左膝を痛めた。11年も乗り倒すと、修理や部品交換ではもう手の施しようがないフレームの歪みも各所にあり、買い替えを本気で検討し始める。
とにかく今、腰痛中。

◆近況報告2
朝ドラ『梅ちゃん先生』は今のところ、1話も欠かさず全話観ている。こないだの医師国家試験合格の新聞発表の「下村悔子」という誤植ネタは面白かった。
でも今クールのドラマのベストは『リーガル・ハイ』で決まり。12日(火)放送の9話の長回しも圧巻で、これで堺雅人の株はさらに上がったはず。古沢良太の脚本も上手く、各所でも特に毒分? について好評の声を散見されるようになったのは嬉しい。

◆近況報告3
4月のアニメネタの続き。毎回欠かさずではないが観ているアニメはあれから増えていて、今月に終了のもあるが追加で力を入れているのは、『黒子のバスケ』、『しろくまカフェ』、『坂道のアポロン』、『つり球』、『夏色キセキ』で、あと今月からの『キングダム』も週刊ヤングジャンプ連載の原作は軽く流していたため、ちゃんと観るつもり。近年流行りの「ご当地アニメ」に括られる『つり球』は独特の色彩はともかく、僕も昔からよく知る江ノ島界隈の景色(特に道路や橋)の描写は案外しっかりしている。小学生頃にひとりで西鎌倉の親戚宅から片道1時間かけて歩いて“表磯”へ行って足を負傷して、帰路が困難になってちと遭難しかけたことも久々に思い出す。
このなかで最近特にはまっているのは『黒子のバスケ』か。スポーツに限らずどの分野でも存在感や表現欲を殊更に出したがる目立ちたがり屋さんは多いが、(主役か脇役か、という役割とは別に)逆にそれを消す、もしくはしぜんと消えているほうが動きやすいというか活路を見出しやすい場合もある、というのは僕もよく思うことで、「光と影」の対比と黒子の“存在感のなさ”が逆に強みになるという見せ方による、この作品の逆転の発想と深さを再認識した。アニメで動きが入ると原作よりもわかりやすいし(黒子の天然ぶり? の間の取り方も)。『SLAM DUNK』ほどの大作にはならないだろうが、アニメ化でさらに伸びる作品だなー。
最近の週刊少年ジャンプ連載の原作は火神の「ゾーン」の話だが、どうなるのかねえ。ちなみに僕は、伊月のダジャレはそんなに嫌いではない。
今度、マンガ喫茶で単行本を最初から読み直したい。そして、あまり存在感を出さずにいこう。実はこの「存在感の有無」は、ここ1か月の少し時間ができたときに僕の今後の生き方につなげて結構考えたことなのよね。何気に最近のマンガ・アニメからも教わることはある。

◆近況報告4
今週、16日(土)まで水道橋のスタジオイワトで開催の「内澤旬子のイラストと蒐集本展」を観に行った。展示販売していた内澤さんの原画、欲しいのはたくさんあったが販売は1枚5000円からでは貧乏人には手が出せない。無念。
原画の上にかけたトレーシングペーパーへのトル・縮小など赤字指示も生々しく残っている原画の数々を触れていて、売ることに固執せずに在庫処分目的が主体であれば例えば『東方見便録』(斉藤政喜・内澤旬子、小学館・文春文庫)の場合、誰か個人的に買って所有するよりは(シェルパ)斉藤さんに寄贈して山梨県北杜市の斉藤家の店「チームシェルパ」でいつでも覗けるように常設展示すればいいのに、と思った。そういう話をふたりで進めたりしないのかなー。
ちなみに今回初めて行ったスタジオイワト、以前に一時期勤めていた人文社の跡地(現在は移転し、ここは数年前にテナントビルが建っている)の真向かいにあり、近所には12年前に校正を勉強しに行った「日本エディタースクール」もあるし、思い入れの深いこの界隈を訪れて懐かしかった。周りは高い建物ばかりになってヘンなビル風も増えて、10年以上前の面影は減っているけど。


スタジオイワト。写真中央奥の外階段のある建物のあたりが、(『タモリ倶楽部』の地図話の取材も一度あった)人文社の跡地。

◆近況報告5
14日(木)発売の文藝春秋のムック『Number Do』2012年夏号の山登り特集、まだ最初の目玉? の高橋尚子×服部文祥対談しか読んでいないが、全体的に面白すぎる。服部氏がツーショット表紙撮影のためにちゃんと髭を剃っていることなど、細部も含めて。
お金があれば保存版とか用にもう2、3冊欲しいんだけどなー。


竹内洋岳氏の下山後の緊急インタビュー3ページもあるし、880円は買いでしょう。


近況報告のほうが長くなっちゃった。
というように、べつに酷く落ち込んだりとかいった悪い変化はなくて、この無駄な長さはもう通常営業に戻っている証拠? ですから。

ちなみに、この投稿のタイトルは服部氏の著書からパクッている(でもべつに文句は言われないと思う)。まだそれらを読んでいない方は、もしこれから買う場合は今年よりは来年以降のほうがよいかも(この理由は年末あたりに別投稿で)。

目先の5000円か、それとも新品交換か

2012-06-01 21:00:03 | 普段の生活(日常)
05年夏から(あえてインターネットには接続せずに)7年近く使い続けている旧SOTECブランドのノートPCのバッテリーに関する不具合を、遅まきながら今週に知り、バッテリーを5000円で買い取りか現行品への新品交換か、の選択肢が出てきた。まあ選択せずに今のを使い続ける、というのもあるけど。

で、今日、試しに問い合わせてみると、5000円も手続きを踏んで入金に2週間以上かかるらしく、それにやはり新品交換のほうが大人気? で、いつ納品されるかは今ははっきり回答できない状況らしく。

さて、どうしたものか。Windows7とは良いものなのでしょうか。いまだにXPを使い続けていてすっかり慣れている身には、今は環境を変えるのは微妙なところなんだけどなあ。現状でもべつに問題ないし。

最近、悩みごとがいろいろあるが、もうひとつ大きなのが増えちゃったよ。まあ、しばらく考えよう。

金環日食は近所で

2012-05-31 23:59:59 | 普段の生活(日常)

先週も触れた金環日食について。


6時19分、日食の始まり。ホントに徐々に暗くなって気温が下がっていくのね。皆既日食のようにそれを肌で再び体感できて良かった。そして面白かった。なんのことかわからない野生動物は大変だっただろうけど。
ただ、河原でずっと太陽を見上げていると、いつもの朝のようにふつうに散歩やジョギングの人が多く、日食にあまり興味がないのかなあ、ン十年ぶりだかン百年ぶりだかの一大事なのにもったいないなあ、とも思った。
でも、7時30分以降の最高潮のときはちゃんと観たのかねえ。金環になったときに近辺から(特に若者の)、歓声がやや上がっていたのは聞こえたから。


6時49分、今回の日食観察用のメガネは特に用意していなかったのだが、(4月発売の)『BE-PAL』12年5月号の付録にメガネがちょうど付いてきたので、助かった。もちろん充分使えた。今後も出番はあるようで。


8時00分、金環日食のあとの月が抜ける途中。基本的にデジカメのレンズにメガネを付けて撮影しまくっていたが、このくらい曇ったときのそれなしで肉眼でも観られる状態もまた良い。
後日の報道でこのくらいの曇り具合のときの金環の写真も観たが、フィルターで覆うなりして背景が真っ黒になった写真よりもこのほうが味があって良かったかも。


日食終了後の関連報道を夜までいくつか録画してざっと観まくったが、東京都心のように人通りの多い街地で見上げて観察・観測している人たちの写真を撮っておく、みたいなこともまた面白かったのかも。

さて、死ぬまでに金環でも皆既でもどちらでもよいが、日食を再び観られる機会は訪れるのだろうか。というか、こちらから意識してその瞬間を狙ってゆけるかなあ。

一箱古本市に出店

2012-05-03 11:30:25 | 普段の生活(日常)
しております。大雨で集客は正直あまり期待できないが、予定どおりに。
雨天時の出店は2回目ですなー。

今日は全体的には出店場所が大幅に変更されているものの、拙店「人力旅人の本箱」は変更なし。

足を運ぶだけでも大変な日に当たってしまったので、何かしら購入した方にはできるだけおまけを付けますので、雨にも風にも負けずにぜひ。

これからの細かいことはツイッターで、ここでの事後報告はたぶん5日(土祝)以降に、のつもりです。

では、16時までによろしくー。