僕個人的には昨日の富士山の世界文化遺産登録が決定(という規定路線?)のお祭り騒ぎよりもやはり、今日の沖縄県は68回目の「慰霊の日」、のほうが気になる。まあ富士山もたしかに大きな話題にすべきことだろうけど。
今年の「沖縄全戦没者追悼式」は例年どおりの(安倍晋三)首相のほかに、(小野寺五典)防衛相と(岸田文雄)外相も初めて参列して、さらにアメリカの大使も18年ぶりに参列と、例年以上に政治的な色の濃い式典だったようで。まあ普天間基地の辺野古移設を見据えてそうなるだろうとは思っていたけど。
昼間のNHKの生中継は観ていたが30分程度の放送ではそこまで詳しくはわからないから、その参列ぶりをその後のネット上および夕方のニュースで知る人も多かったのではないか。
「慰霊の日」と今日の式典まわりの報道は、沖縄タイムスの「慰霊の日特別版(PDF)」がわかりやすいか。
また、琉球新報のほうでは、今日の式典の無編集の動画を公開していて、それをまとめたダイジェスト版もある。こういう動画公開は過去にあったっけかなあ。でもまあNHKほか全国区のニュースできちんと報じてくれないから地元からネット上で公開、という今どきの流れになってきたのは良い傾向だと思う。
このなかでも特に、与那国島から来た安里有生(あさと・ゆうき)くんの「平和のメッセージ」がお題の詩の朗読が良かったので、そこだけでもぜひ。無編集の動画のほうでは37分50秒あたり。
この1年もやはり沖縄県関連の報道は気になり、まあ主に辺野古移設、相変わらずの米兵の起こす事件が絶えないこと、オスプレイの配備(と今夏? の追加配備)、ここ数年は軍用地が中国の資本に投資目的で買われている、というような時事問題で暗い話題ばかりで、最近では4月28日(日)の東京中心? の「主権回復の日」の違和感もあったなあ。沖縄タイムスの4月25日(木)の記事にある野中広務氏の意見と同感。野中氏が現役の頃は嫌いな国会議員のひとりだったのだが、沖縄関連に限ってはたまには良いことを言う。琉球新報の3月9日(土)の社説もこうなるのもわかる。うーむうーむ。
もちろん、そういう陰鬱なことばかりではなく沖縄県内の比較的明るいというか普段の土地柄に関する話題も常にいろいろ押さえていて、最近はテレビ番組ではBS日テレ『ありんくりん沖縄』をよく観ていて、特に食に関するネタは参考になる。紙媒体では、直近では東京近郊限定のフリーマガジンだが『Metro min.(メトロミニッツ)』最新号(№.127)の沖縄そば特集がとても良かった(東京メトロの駅構内で配布中)。ほかにも『OZmagazine』をはじめ、女性向けの媒体でもこのような文化的な大人な取り上げ方が年々増えてきたのは嬉しい。
そういえば、拙著『沖縄人力紀行』は出版から今日でもう7年経ち、ここ1年はもう売れたかどうかも自分でもよくわからない低調ぶりだが(ウチにある在庫もなかなか減らないし……)、まあ沖縄県内のいろいろな事象についての7年後の現在にも基本的なことは押さえているつもりなので、まだまだ機会があれば多くの方に手に取ってほしいものだ。よろしく。
沖縄県、そろそろLCCの運航も軌道に乗ってきた? ものの僕は今年はいろいろあって無理そうだが、来年には再訪できるかなあ。もう11年もご無沙汰の石垣島で今年3月に開港した新しい石垣空港も、昨秋から今春の朝ドラ『純と愛』でにわかに活気づいた? 宮古島のその後も気になるしなあ。
今年の「沖縄全戦没者追悼式」は例年どおりの(安倍晋三)首相のほかに、(小野寺五典)防衛相と(岸田文雄)外相も初めて参列して、さらにアメリカの大使も18年ぶりに参列と、例年以上に政治的な色の濃い式典だったようで。まあ普天間基地の辺野古移設を見据えてそうなるだろうとは思っていたけど。
昼間のNHKの生中継は観ていたが30分程度の放送ではそこまで詳しくはわからないから、その参列ぶりをその後のネット上および夕方のニュースで知る人も多かったのではないか。
「慰霊の日」と今日の式典まわりの報道は、沖縄タイムスの「慰霊の日特別版(PDF)」がわかりやすいか。
また、琉球新報のほうでは、今日の式典の無編集の動画を公開していて、それをまとめたダイジェスト版もある。こういう動画公開は過去にあったっけかなあ。でもまあNHKほか全国区のニュースできちんと報じてくれないから地元からネット上で公開、という今どきの流れになってきたのは良い傾向だと思う。
このなかでも特に、与那国島から来た安里有生(あさと・ゆうき)くんの「平和のメッセージ」がお題の詩の朗読が良かったので、そこだけでもぜひ。無編集の動画のほうでは37分50秒あたり。
この1年もやはり沖縄県関連の報道は気になり、まあ主に辺野古移設、相変わらずの米兵の起こす事件が絶えないこと、オスプレイの配備(と今夏? の追加配備)、ここ数年は軍用地が中国の資本に投資目的で買われている、というような時事問題で暗い話題ばかりで、最近では4月28日(日)の東京中心? の「主権回復の日」の違和感もあったなあ。沖縄タイムスの4月25日(木)の記事にある野中広務氏の意見と同感。野中氏が現役の頃は嫌いな国会議員のひとりだったのだが、沖縄関連に限ってはたまには良いことを言う。琉球新報の3月9日(土)の社説もこうなるのもわかる。うーむうーむ。
もちろん、そういう陰鬱なことばかりではなく沖縄県内の比較的明るいというか普段の土地柄に関する話題も常にいろいろ押さえていて、最近はテレビ番組ではBS日テレ『ありんくりん沖縄』をよく観ていて、特に食に関するネタは参考になる。紙媒体では、直近では東京近郊限定のフリーマガジンだが『Metro min.(メトロミニッツ)』最新号(№.127)の沖縄そば特集がとても良かった(東京メトロの駅構内で配布中)。ほかにも『OZmagazine』をはじめ、女性向けの媒体でもこのような文化的な大人な取り上げ方が年々増えてきたのは嬉しい。
そういえば、拙著『沖縄人力紀行』は出版から今日でもう7年経ち、ここ1年はもう売れたかどうかも自分でもよくわからない低調ぶりだが(ウチにある在庫もなかなか減らないし……)、まあ沖縄県内のいろいろな事象についての7年後の現在にも基本的なことは押さえているつもりなので、まだまだ機会があれば多くの方に手に取ってほしいものだ。よろしく。
沖縄県、そろそろLCCの運航も軌道に乗ってきた? ものの僕は今年はいろいろあって無理そうだが、来年には再訪できるかなあ。もう11年もご無沙汰の石垣島で今年3月に開港した新しい石垣空港も、昨秋から今春の朝ドラ『純と愛』でにわかに活気づいた? 宮古島のその後も気になるしなあ。