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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

初めての人間ドック

2016-07-30 23:59:59 | 普段の生活(日常)
今年から40代になってしまったこともあってそろそろ健康面も気にするようになってきたので、今年の「初めてやることシリーズ」の今月分のネタも兼ねて、初めて人間ドックへ行った。
これは1月に行くつもりだったのが、ずるずる延びて結局は半年後の今日になってしまったのだが。



ただ、具体的にどこの医療機関でどの項目を重点的に受診するかは今月まで決められず、結局は受診の選択肢の幅が広くて場所も比較的行きやすい「総合健診センターヘルチェック」の池袋センターに決めて、人間ドックと脳ドックのセットのコースを選択した。
最近の人間ドック界隈の一般的な仕組みはよくわからんが、ここはウェブサイトや電話で事前予約すれば当日の受付から2、3時間程度で済むコースもあるのね。一昔前のように1日がかりとか1泊2日のものばかりではなく。
今日も、そこへ8時に行って受付と着替えを済ませたあと、すべての受診が午前中で終了してしまったくらいに思ったよりもお手軽であった。

それでまあ、初めてということで出費で言うとやや奮発して9万円超のコースにしたので(←この費用は自分の稼ぎとともに昨年のとある臨時収入も合わせて、昨年末から用意しておいた)、検査はだいたいひととおりという感じで、一般的な健康診断よりも細かい健診内容では心電図のみ数年前に経験はあったが、バリウムを飲むとか腹部超音波とか腫瘍マーカーとかは初体験で、意外に身体を強く押されたり傾けられたりくすぐったかったりしてヘンな気分だったが、まあ一種のアトラクションのような怒涛の展開で面白かった。
それで結果的には、最も不安視していた癌に関する兆候は見られなかったのは安堵したが、以前からたまに行く献血のときにも数値が高いと指摘されていた肝機能に関してはやや問題があって、センター内の問診でも再検査を促されたりした。

人間ドックは今後も、毎年というのは費用面でやや厳しいが、せめて4、5年おきにでも受診し続けようかと思った。受診する項目をもっと削ればそのぶん安くなることもわかったので。定期的な時期の間隔でわかりやすいのは、今夏のように夏季五輪のある年にするとかがわかりやすいのかなあ。まあそれにこだわらず、健康面にもっと留意しなければ。今年から受診できるようになった地元の癌健診にも興味はあるので、そちらも近いうちに行ってみたいものだ。



※2016年8月中旬の追記
正式な検査結果が書面で、しかもそのときの画像を収めたCD‐ROMも一緒に届くと(←最近の進んだ医療機関ではこういうサービスもあるのね)、やはり特に肝機能が問題だろうということで、近々ほかの病院で精密検査を、という感じ。でも、いつ行けるかは未定……。とりあえずできることとして、ビタミンをもっと摂取するとか、食生活を見直します……。

ファストフード店から自転車店へ

2016-05-29 23:59:59 | 普段の生活(日常)

昨年10月に別れを惜しんだ地元マック(マクドナルド)のいち支店の跡地の行方は常に気になっていて、昨年末に建物が解体されて更地になり(長らく店舗だった土地の地面も土であることを目の当たりにすると、それなりの感慨があった……)、そこからまた新たに鉄筋の建物が建て始められたという進捗をたまに立ち寄って眺めてきたが、結局は何をする建物なのだろうと今月中旬に再び行ってみると、全国展開の自転車専門店「サイクルベースあさひ」の支店になることがわかった。鉄筋の組み方を観ると店舗というよりも倉庫のようなものかと予想していたが、予想は半分当たって半分外れた感じ。

それで19日(木)に「サイクルベースあさひ新座店」として開店したが、ただ、あさひというと地元では以前からたまに行っている(「通っている」というほどでもない)富士見店のほうがウチからの距離は近いので、どちらかと言うと今後も富士見店へ行く回数のほうが多いかもしれない。この新座店は、国道254号(川越街道)を挟んで反対側(南側、上の写真の右側)のロヂャース新座店へたまに買い物に行くときについでに立ち寄ることになるだろう。

ちなみに、この新座店の近辺の道路は国道から1本外れると時間帯を問わずそれなりに自転車の交通はあるので、自転車の購入のほかのメンテナンス利用としてもまあまあ良い立地だと思う。ただ、国道の抜け道として市道を過剰に飛ばす不躾な他所者ナンバーのクルマもそれなりに多いので、特に夜の交通には気を付けたほうがよいけど。
なお、あまり関係ないかもしれないが近所に新座警察署もあるので、交通事故等の問題が起こったときはより対処しやすいはず。

でもまあ、この出店によって地元で自転車の交通が増えるのは僕の同志が増えることでもあるので歓迎すべきことではある。ただし、交通法規は遵守で。

昨年下半期に閉店ラッシュが顕著だった東京都内のマックの店舗跡地は別の飲食店やコンビニエンスストアに替わったところが多いが、郊外型の店舗跡地ではこのようなまったく別の業種の店舗に替わるという変貌ぶりもアリでしょう。そういえば、マックはこの閉店ラッシュの整理のおかげもあってか、今年に入ってからは業績が回復しているらしいね。



※同日のどうでもよい追記
この元マクドナルド254新座店に関して思い出したこととして、昨年10月は古めかしい店舗だったと触れたが、先月に長野県の御柱祭のついでに立ち寄った「諏訪インター店」が254新座店とほぼ同じ店内の雰囲気だったので驚き、そしてちょっと懐かしくも感じた、ということがあった。まあ店内の設備もそれなりに古かったが。そんなこともあって諏訪インター店でも、夕食等で3時間近くお世話になりました……。6年後に再訪するときは、まだ生き残っているだろうか……。

地元の桜が軸のちょっとした目標

2016-04-30 23:59:59 | 普段の生活(日常)

写真はちょいと遡って7日(木)の地元の桜なのだが、地元では満開はそろそろ終わっていわゆる「花散らし」の雨で徐々に葉桜に、という頃合いの日だった。

それで、まだ全然進んでいないので詳しいことは言えないが、今後はこの景色および変化を至近距離で毎日眺めることができるようになりそうで、今年はそのためにいろいろやるべきことがあり、時と場合によっては仕事よりも重要になる事柄も日々起こるかもしれない。というか実際、先月と今月は仕事はそっちのけでこの私生活のことに注力していた(遅れて振り込まれる2月までの仕事の報酬と先月の確定申告の還付金によって、来月あたりまではほとんど働かなくても多少の収入はある)。

まあ来月以降も、言わばこの桜をしっかり観賞できるようにするために今年はいろいろ行動しなければ、と、これを拠り所にして目標を掲げている感じ。ここ2年の「家庭の事情」とは別の意味で、あまり旅にも出られないかも。というか今後の旅の質にもかかわってくることなので、例年以上に周りの雰囲気に流されずに自分のやるべきことをしっかりやり遂げたい。大地震のあとの熊本県と大分県の状況も気になるが……。
だから今年は例年以上に公私ともに、(おこがましい言い方かもしれないが)僕がいなければ困る、などと僕の存在を強く求められる(頼まれる、誘われる)状況でもなければ、僕のほうから他者と積極的に交わりに行くことはしないつもり。まあいわゆるひとつの、「人生の節目」という年だから。


※同日の追記
そういえば近年、桜の開花時期の気象予報でよく聞く「花散らし」は不適切な表現ではないか? という疑義があることは小耳に挟んでいるが、今年は気象予報業界の重鎮の森田正光氏の意見が良い参考になった。僕も仕事柄、それなりに気になることなので。

熊本県も11年ほどご無沙汰だが、過去の旅などでそれなりに土地勘はあるので……

2016-04-21 23:59:59 | 普段の生活(日常)
「平成28年(2016年)熊本地震」の修正されて「前震」となった14日(木)21時台の震度7の大地震から1週間が経ち、16日(土)1時台の修正されて震度7となった「本震」も含めて今日までに震度1以上の地震(余震)は770回を超えたという報道も先程あったが、ひとまず九州から遠方に住む者としては報道を注視しながら義援金で協力するというのが最も現実的な行動か。昨日あたりから熊本県内(大分県内も?)各自治体でのボランティア活動が始まりつつあるが、僕は今回はいろいろあって行けそうにないのですみません……。せめて義援金のほうで……。

この1週間、幸いにも? 仕事がなかったこともあって地震および被災地やその支援に関する良くも悪くも各種媒体の報道や、5年前の東北と同様に全国的に情報収集・発信にとても役立っている観のあるツイッターを常に注視している。ホントは今月は仕事以外でもやることが多かったが、現地へ容易に行けない状況であればせめて報道は(批判も散見されるその内容の良し悪しはともかく)しっかり観なければ、ということでこの1週間はテレビとインターネットに触れる時間が普段よりも倍増している。

そんななか、地理もんの僕としてはどうしても今回の地震に関する情報では震源地の変移やその原因となった断層帯の分布、それに鉄道や主要道路といった公共交通の復旧具合、を地図で見せる手法が最も気になる。地震に関する概要は気象庁の報道発表で(主にPDF)、震源地と断層は地質図Naviで、より詳細な地図に関しては国土地理院の提供情報に随時あたることになる。やはり、普段の校正の仕事から資料になりそうなこと・ものに触れるときはなるべく確度の高い公的で大規模な機関および企業・団体の文献やウェブサイト等をあたる癖が染みついているもので。
ほかにも、16日頃から主にNHKの番組で地震の専門家が活断層のずれを調査したニュース映像や(毎日新聞の、阿蘇カルデラ内にも断層があったという報道は驚いた)、18日(月)から国土地理院が公開している都市部や祭事では規制が年々強まって一般人が趣味的に飛ばせる場所は減っているドローン(国土地理院ではUAV(Unmanned Aerial Vehicle)=無人航空機と表記)による空撮の動画もひととおり観ている。やはりこのような危急時には、というか使い方によってはとても役に立つ撮影機材になったのね。

それで、僕個人的には熊本県は特に2002年は2回行ったこともありながら(冬に熊本県内の農家に嫁いだ大学時代の後輩の結婚式と、秋に関門海峡から佐多岬への九州縦断の自転車旅)、これまでの旅などで数回出かけているので九州の県のなかでも特に土地勘および縁があり(益城町のほかに今回の被害が目立つ宇土市や阿蘇市や南阿蘇村も旅の途中で寄り道したことはあるし)、県の代名詞的な文化財である熊本城も2回見物している。もちろん、先月の『ブラタモリ』熊本城編も興味深く観た。瓦や石垣が崩れてしまった現在、これが貴重な映像になったなあ……。修復はできるのだろうが、かなりの時間と労力が必要……。まあ(インターネット上でも話題になった)加藤清正によるこのような事態に陥っても全壊にならないように設計したのが奏功ではあるが。それこそ“やりすぎ城”を造った慎重さが現代にも活きていることがほぼ実証されたカタチに。
そういえば加藤清正というと、最近かなり遅れ気味のテレビ番組録画視聴のなかでも年始からきちんと周回遅れなしで視聴しているNHK大河ドラマ『真田丸』でも今月からの大坂城絡みで登場しているが、こうなるとまだ題材が決まっていないらしい再来年以降の大河は(東日本大震災の最中に『八重の桜』を制作したように)熊本県の今後の盛り上げの一助として県民の誇りでもある加藤清正を扱うべきでは? とも思ったりする。

02年のあとは、熊本県内に最後に行ったのは05年の夏で(そのときの公共交通利用の旅で熊本県内を通りかかったのは熊本市内と天草諸島のみだったが)、今年1月に行った佐賀県とともに11年もご無沙汰なのだが、『ブラタモリ』に触発されてそろそろ久々に再訪しようかなあ、熊本市電(路面電車)にもまた乗りたいし、ともうっすら考え始めていたところにこの大地震で、とても複雑な気分。ちなみに、ニュース映像で熊本城よりも衝撃的な印象だった感のある阿蘇神社にも02年に行っているので、あの崩れようを映像で観るとショックは大きい。

引き続き震災に関する報道と、(本来は利用申請に時間がかかるところが、限定的に許諾不要で使用できるようになり、ツイッターで話題の「#くまモン頑張れ絵」も今週始めからだいたいチェックしている)くまモンが活動再開するかどうかの動向を注視しながら(←実は約3年前に一度だけ、僕の地元のある子ども向けの催しに招かれたのを生で観て触ったこともあるので、彼のこともそれなりに気にしている)、義援金を銀行口座への振り込みとは別に小銭程度でもなるべく捻出し、近所のスーパーやコンビニやホームセンターのレジや荷物まとめ台からでも協力してゆきたい。
近々、行列ができたりして賑わっているという東京都・銀座の「銀座熊本館」も久々に行ってみようと思う。ほかにも今後、百貨店の催事場などで熊本県や大分県の商品を扱う物産展も多く催されることも期待したい。

今月の短信(仮)

2016-03-31 23:59:59 | 普段の生活(日常)

今月後半は(僕個人的にはここ数年で特に辛い)花粉症のせいもあって更新が滞っていたが、月末くらいは何かを、ということで今月にあったこと・ものについていくつか短く触れようかと。
ただ今月は「ネタ」と言うのは語弊があることも含まれているので、淡々と。


●今回は「関係者」として堂々と入った飲み会のようなもの

まず上の写真についてだが、先月末に触れた『ツンドラ・サバイバル』(服部文祥、みすず書房)の「第5回梅棹忠夫・山と探検文学賞」の受賞を祝う飲み会のようなものが、授賞式はまだ先なのに16日(水)に東京都内で催された。この賞の副賞は50万円らしいが、その一部を前借りのようなカタチで早速このような場を設けた。気が早すぎる。
それで行ってみるとやはり登山関係者が多かったが、基本的には服部氏が普段から仕事上の付き合いのある人や大学時代から現在までの登山・野遊び関係の仲間を100人近く招いた感じで。酒類いろいろと軽食のほかに、服部氏の狩猟の獲物の鹿肉と猪肉も振る舞われたりとか。
僕はこの本づくりに直接かかわっているので、たまには真っ当な「関係者」という立場で行ってみた次第。
そういえばこの場に奥様やお子様も来ていたので、これまでは雑誌記事でしか知らなかった服部家の雰囲気を初めて生で垣間見ることとなった。僕の知り合いも数人来ていたが、そのつながりで以前から登山・野外業界内で名前はよく存じ上げていたものの今回初めてきちんと挨拶(および名刺交換)した人もあり、2次会も含めて思ったよりも有意義な時間で楽しかった。

●今月の買い物その1、16年ぶりに寝袋を新調



主に春から秋にかけて使用する薄手の寝袋の買い替えを数年前から考えていたのだが、そんななか大分県大分市の登山用具店の山渓ナンガのコラボレーションのような黒色のダウン寝袋が昨年からずっと気になっていて、Yahoo!ショッピングで普段貯めているTポイントを利用しながらこれを買えることを遅まきながら最近知り、それを利用して買ってみた。先日、別件の買い物でポイントは結構貯まっていたので実質は定価の2割引くらいで、ポイントを差し引いて1万2000円くらいで買えた。
直近では昨秋からの北海道・札幌と沖縄県と佐賀県の小旅行で野宿したさいにも、十数年ほど使い古した寝袋の劣化ぶりを嘆きながらそろそろ本気で新しい寝袋が欲しいなあと思っていたので、ようやく買い替えることができてすっきりした。寝袋を買ったのは約16年ぶり。早速、4月と5月の御柱祭の(6年ぶりの)見物目的の小旅行から使い始めるつもり。

●初鼻炎薬



なぜか今春の花粉症は酷くて特に鼻をやられがちなのだが、最近ちゃんと働いたことによって例年よりも金銭的に余裕があることもあり、これまでは経済的な問題というか障壁によって見向きもしなかった鼻炎薬に今回初めて頼ることにした。ドラッグストアなどで改めて価格を観ると、どの会社の商品も結構お高いのね……。今回買った「アレジオン」も、6錠で1500円くらいだし……。それで、たしかに効果はあるが、貧乏性なのでどうしても費用対効果がいちいち気になってしまう……。
ちなみに、例年はホームセンターなどでよく販売している1箱40枚や50枚入りの安物の使い捨てマスクを利用しているが、今年はもっと良質のモノ(3枚から5枚入りくらいで400円前後とか)をいろいろ買って日替わりで試しており、特に良さげだと思うモノは3種類に絞られてきた。今後は花粉症対策にもっと時間とお金をかけられるように努めたい。

●初日は本拠地から、というこだわりによって遅くなってしまった梅蘭



26日(土)に久々に神奈川県・横浜へ行く機会があり、夜に中華街も約10年ぶりに練り歩いた。それで、以前から中華街でも特に人気があるとよく取り上げられていて近年は関東地方を中心に支店も増えた梅蘭の「梅蘭やきそば」を初めて食べたが、これの初日はやはり本拠地の中華街で迎えるべきでしょう、という強いこだわりがあったので、数年前から保留にしていたこの案件に遅まきながら今回ようやく着手し、やっと食べた。たしかに面白い食感で旨かった。食べたのは基本的な「普900円」で。
僕が最も行きやすい支店は昨年にできた「ららぽーと富士見店」だが、今後は各支店でもよいかと思う。
普段の趣味のカレー店巡りでも、いくつか支店の拡がっている店に初めて臨む場合はなるべく本店(もしくはその店が創業した地域の店舗)を狙って行きたいクチなので、それと同様の感覚で今回も中華街にということで。
ちなみにこの日の中華街ではほかに、水餃子と角煮まんも食べ歩いた。
そういえば、東武東上線沿線から元町・中華街へ乗り換えなしの1本で行けるようになってから結構経つが、たしかに観光客は以前よりも増えているようにも感じた。ただ、中国人観光客も含めて増えたぶん、歩きタバコなどマナーの悪い輩も増えたけど。

●保育園の跡地は長屋風



以前にも触れたが、地元で僕が通っていた保育園が少し離れた近所に移転し、移転前の古い建物は昨年に取り壊してから跡地はどのように活用するのだろうか、とここを通りかかるたびに気にしていた。それで今年に入ってから工事が一気に進み、結局は建売住宅や階層のある一般的なマンションではなく、長屋風の集合住宅になった。地元でこのような形状の建物は珍しいので、新鮮ではある。
「入居者募集中」の幟があったので、これから入居者を募るのかしら。

●今月の買い物その2、初めての2万円超えのママチャリ



普段使いの自転車というかママチャリ、3年前に買ったモノはチェーン切れ(2回)やタイヤのスポーク脱落(3本)やダイナモのライトの接触不良などなぜか短期間のうちにトラブルが頻発で呪われていた感があり、それによって乗車のさいのストレスが溜まってそろそろ我慢ならなくなってきたので、利用した期間の短さは気にすることなく先々週に買い替えることにした。僕は今回も含めてここ30年でママチャリを7台ほど乗り換えてきたが(そのうち3台は盗難に遭い、1台はクルマにぶつけられてフレームと前輪が歪んでしまったので仕方なく処分、という経験もある)、先月まで乗っていたこれは最も酷かったなあ。
それで、すぐに壊れる安物ばかりではいかん、と気を取り直して新調したモノで特に重視した箇所は夜間に自動点灯するオートライトで、従来の豆電球のダイナモによるライトとは違って操作不要でお手軽で、しかも豆電球ではなくLEDにもなったので随分明るくなり、特に夜間の移動が精神的にラクになった(精神的にというのは、夜間の走行中にライトが接触不良で点滅のような感じになってしまうときにパトカーとすれ違うさいに、ライトがたまたま消えている瞬間に遭うと無灯火および盗難車の疑いで職務質問を受けてめんどくさいことも数回あったから)。しかも、シマノ製の比較的新しいライトだという点も信頼している。LEDに慣れてしまうと、もう豆電球には戻れない感じやね。
その完成車ではしっくりこなかったサドルも付け替えると合計で2万4000円くらいの出費になったが、これまでのママチャリよりも2倍のお金をかけている効果はたしかにある。今年は特に近距離の繰り返しの移動で自転車が必要不可欠なので、ガンガン使い倒すつもり。


後日、写真を追加するかもしれないのでまだ(仮)のまま。
「今月の買い物その3」もあるのだが、それも出すかどうかも検討中。

SMAPはどこへ行く

2016-01-15 23:59:59 | 普段の生活(日常)

1日(金・祝)の追記ネタとして触れた「デレステ」のSMAP・中居くんを起用したCM、テレビのほかにもJR山手線各駅の巨大広告にも今年に入ってから? 登場しているのをツイッターで知り、ちょいと興味があった。
それで13日(水)に東京都内へ出かける用事があったので、それにかこつけて観に行ってきた。広告は山手線の全駅(のホーム上から眺めることができるように)に掲示されているらしいのだが、今回は東京駅と新橋駅のみ確認し、上の写真のは東京駅のもの。
ちなみにこのような広告展開、近年の有名なゲームやアニメの宣伝ではよくある手法で、昨年のアニメ作品の『アイドルマスター シンデレラガールズ』(これは「デレマス」や「デレアニ」といった略称もある)関連ではこれが今年2回目だったような気がする(昨年11月下旬にあった千葉県・幕張メッセでの「2.5次元」の3rdライヴ開催に合わせての東京駅のJR京葉線への連絡通路でも似たような広告掲示はあったらしいので、それも含めると3回目なのか)。
まあこの規模の広告はつまり、それだけいろいろ儲かっているということの証拠なのか。

それで13日というとこの日の朝から、ここ数年の週刊誌報道では毎年どこかしらで触れられるSMAPの解散? とジャニーズ事務所内のお家騒動? の報道が例年以上に過熱して昨日も今日も話題となっているが(後追いで全国紙も取り上げているし)、しかし各種媒体に溢れている数々の話はほとんどがあくまで外野の推測や憶測なので、とにかくメンバー本人たちの口から直接、この件についてなるべく早めに語られることを期待したい。

デビューから25周年で今や国民的アイドルグループのSMAPというと、草剛・香取慎吾という僕と前後1歳違いで同世代のメンバーがいることもあってデビュー前後から観続けているので、実はそれなりに思い入れはある。主なテレビ番組出演で言うと『SMAP×SMAP』より以前の『夢がMORIMORI』や、さらに遡って『桜っ子クラブ』の頃も知っているから。僕が小学校高学年の頃に流行った光GENJIや男闘呼組や忍者のあとに続くグループとしてSMAPがどのような方向性を見せるのかは当時から気になっていたし。
奇しくも今回の過熱ぶりをきっかけに公式サイトでここ四半世紀の歩みを振り返っちゃったりもするよなあ……。

それで「デレステ」絡みでひとつ考えたこととして、最近の週刊誌やスポーツ新聞が主導のジャニーズ事務所内紛報道がどこまで事実なのかは一般の読者・視聴者は知る由もないが、アニメの「デレマス」の物語で考えると特に(公式サイトの「STORY」にある)2クール目の第14話以降で「346(美城)プロダクション」においての、「シンデレラプロジェクト」を進めてきた“プロデューサー”と、それを解体して新たに「プロジェクトクローネ」を立ち上げて注力したい“美城常務”とのアイドルの売り方や在り方の方向性の差異(確執?)についてよく描かれていたが、この「2次元」においての二者の対立と「3次元」のSMAPを巡るジャニーズ事務所内の社長・副社長と(SMAPをデビュー時から支えてきたという)女性マネージャーの力関係も含めた対立ぶり(という報道内容)の構図が偶然か必然かはわからないが驚くほどそっくりで。
もし中居くんが物語の流れを知ったうえで「デレステ」CM出演を了承していた、つまり必然の活動の一環だとしたらホントに凄いなこのリーダーは、と思ったりした。

まあとにかく、最近のSMAPのファン層で主力の20代から40代の女性ファンのみならず老若男女のファンに、それに今後の芸能界の行方にも一般企業等の各種宣伝活動にも大きく影響のあるグループのことなので(前週のベッキーの不倫報道よりも破壊力は段違いである。この件も結構大きな問題だと思うが、今や霞んでしまったね)、ざっくり言うと「解散・独立」か「残留・謹慎」かの2択になると思うが、とにかくイメージ戦略が重要な最近の芸能界においてのアイドル活動の分岐点になりそうな本人たちの今後の動きを、とにかく注視したい。

40代と10周年

2016-01-05 23:59:59 | 普段の生活(日常)
今年の誕生日、いつもと違うのは40代に突入してしまったことで……。ホントに、もう手放しで喜べる歳ではないなあ……。それに、普段の生活のなかで社会的に歳相応のことができているのだろうか、と自問自答する機会はこれまで以上に増えそう。
今日から、巷のアンケートの回答などで年代を問われたときに記入する箇所が「40代」に変わってしまったが、でもまあ40代も公私ともに自分が思っているなかでの自分の良さを活かして生きてゆこうと思います。

それで、昨年は滞りがちというか今もやや滞っているブログは開設から今日で10周年という節目で、よくまあここまで続いたものだ。当初はこんなに続けるつもりはなかったのだが。
ついでに触れると、ミクシィが8周年で、ツイッターが6周年で、フェイスブックが4周年か。それぞれの使い分けにも慣れて、でも基本的にはブログで、というやり方も浸透してきたので、今後も現状維持になると思う。これ以上「SNS」を増やすと収拾がつかなくなるからなあ(まあこれは主に、僕はやっていない「LINE」のことを言っているのですが)。


それで、以下が追記。



毎年恒例の「誕生日に初めてやることシリーズ」は、今年の候補は5つ挙げていたが、年末年始に大きな仕事があって年明けも誕生日にもかかわらずその締め切り直前で慌ただしくてそんなに悠長に時間をかけることができないため、地元で手っ取り早くできることとしてマッサージ店に行ってみた。自転車で行けるくらいの近所に数軒あるなかで、「りらく」の新座店にした。
実は地元でもここ数年増えているマッサージや足つぼの類いの身体のメンテナンス? のチェーン店は病院と接骨院以外では未体験だったので、今日は60分コースを選択したがそれなりに面白かった。担当した「セラピスト」によると、僕の身体はかなり硬いらしい。以前から特に首と肩にその自覚症状はあるのだが、やはりその部位が特に、ということで(体脂肪の影響もあるのだろうけど……)。

ただ、全国どこへ行っても最近よく見かけるこの類いの店は「セラピスト」による行為は医学的なもの(「施術」)ではないから正直、一時的な気休めというか温泉施設のような弛緩や娯楽の場であることは感じたし(最近はスーパー銭湯のような施設内で、入浴や飲食のついでにマッサージを受けられるところも多いね)、「セラピスト」の習熟度の個人差および相性によって効果も千差万別なのかも、とも改めて思ったので、今後もいろいろな店のいろいろな人のやり方を体験しないとこの行為の良し悪しは判別し難いだろう。
それに、今後はもっと突っ込んだ有資格の「診療」と「施術」を受ける必要もありそうだと思い、整体のようなものにもっと興味を持つことにした。本業で座り仕事の時間が長いので、以前からギックリ腰になるほどではないが鈍痛の多い腰と、たまに参加するマラソンの出走時に真っ先に痛みが出てしまう古傷の左足首もなんとかしたいと常に思っているし。
歳を重ねると、ホントにいつでもどこでも健康問題が気になってしまってその情報をつい条件反射的に目で追ってしまうことになるのね……。しかし僕の場合はそれ以前に、(昨年末も、久々に会う人からはほぼ漏れなくツッコミがあり、僕のほうも事実なのでそれに対しては否定はしなかった)それらの遠因とも言える体脂肪の問題の解決のほうが急務なのかもしれないが……。

ということで、今年は自分の身体の健康に例年以上に気を遣おうと、普段ほとんどやることのないうつ伏せの姿勢でマッサージを受けている最中に決めた。

マクドナルド閉店、都内でも

2015-11-15 23:59:59 | 普段の生活(日常)
先月末ネタ、つまりマクドナルドの閉店に関することで先日ツイッター経由で知ったデイリーポータルZの「マクドナルドが一斉に閉店した日」という記事を読んだ。やはり、馴染みの店舗の閉店を惜しむ利用客は他所でも多かったのね。

僕もこの記事で挙げている東京都内の店舗のいくつかも普段たまに利用していたので(特に「神楽坂駅前店」は、とある仕事の勤め先の近所だったので比較的よく利用していた)、とても寂しいものだ。

先月末は埼玉県、東京都に限らず全国各地でこのようにあって当たり前だった場所がなくなる機会は多かったのだろう。最近のこの閉店ラッシュは円安の影響もあるのだろうが、それ以前に経営状態が健全な状態に戻れば、再出店もあり得るのかなあ……。

夜の靖国神社

2015-08-15 23:59:59 | 普段の生活(日常)

終戦から70年経った、という節目の日で、しかも今夏は仕事などで差し迫った用件もなく在宅していたので久々に靖国神社へ参拝に行こうと思ったが、昼間は甲子園の高校野球で埼玉県代表の花咲徳栄の試合があったので生中継を観てしまい、正午の黙祷もテレビの前で済ませて、参拝はそれを観終わってからにした(試合は勝ってベスト8はなにより)。

それで結局、なんだかんだで神社の閉門時間の19時までには間に合わず、門の外でちょこっと一礼する程度になってしまったけど。まあここは普段もたまに訪れるので、日を改めることにした。できれば今月中に。

それにしても、閉門後の神社には数年ぶりに行ったが、さすがに8月15日だと訪れる人は21時すぎでも案外多く、以前にも数回訪れた昼間の混雑および混沌ぶりほどではないにしても、終戦にまつわるそれなりの人間模様も垣間見ることができ、夜は夜で有意義な時間であった。

デジカメ不携帯のときに撮影すること・もの(今月の場合)

2015-07-30 23:59:59 | 普段の生活(日常)
先月の登山ネタでデジカメ代わりに仕方なく使ったと触れたように、スマートフォンのカメラでも撮影する頻度はこれ以降に高まったのだが、普段もデジカメを携帯し忘れたときなどのメモ代わりに結構使えることに、今頃になって気付く(遅い)。
また、デジカメのように殊更に構えて撮るというよりももっと気軽に撮れるので、後日見返すと普段デジカメで撮るものとはまた違った並びにもなって、面白かったりする。

ということで、今月にスマートフォンで撮影したうちの10枚を以下に適当に日記代わりに出してみる。ひとまずそれぞれ撮影日と撮影場所(市町村)のみ触れておくが、後日、追記するかも。しないかも。



7日(火)、埼玉県新座市。旧新座小学校の宅地造成地。


9日(木)、埼玉県富士見市。ガスト富士見関沢店。


12日(日)、埼玉県さいたま市浦和区、調神社。18時すぎで暗くなってきたのでピンボケ。


15日(水)、東京都荒川区、齋藤湯。


15日(水)、東京都千代田区、国会議事堂前。


18日(土)、東京都千代田区、法政大学市ケ谷キャンパス。


18日(土)、埼玉県和光市、和光市駅前。


22日(水)、埼玉県さいたま市大宮区、NACK5スタジアム大宮。


24日(金)、東京都新宿区、戸山公園。


26日(日)、東京都豊島区、スイーツパラダイス池袋店。


こんな感じ。今月はやや時間のかかる仕事を抱えていることもあって遠出はできなくて、またもや出かけるのは近場ばかりだったけど。
ひとまずなんとなく記録しておきたいこととして、食べ物や文字が多くなるのは仕方ない。

今年で70年の「慰霊の日」と、辺野古基金

2015-06-23 23:59:59 | 普段の生活(日常)
今年は戦後70年ということで、そうなると沖縄県の今日の「慰霊の日」も節目の年で。
10年前に、糸満市の平和祈念公園の「戦後60年 沖縄全戦没者追悼式」を観に行ったが、あれから10年経って今年も行こうと思っていたが、仕事やらなんやらで結局は行けず。この式典に関しては、また5年後か10年後のキリの良い年に。
まあそれ以前に公園と、園内にある(設立から丸40年の)「沖縄県平和祈念資料館」は時季を問わずいつでも何度でも再訪しておくべき場所なのだが。

それで今日も机仕事だったので、勤務中の正午に着席した状態で少々だが黙祷した。しかし、あまり長くそれをやると周りから居眠りもしくはさぼり扱いにされる恐れもあるので、短めに。
帰宅して、録画しておいたNHKの生中継番組も観た。新聞社による式典の映像というか動画の生中継もあったらしいね。

最近の沖縄県というと、今年からとうとう辺野古の埋め立て工事(のための工事)が始まってしまったこともあって、普天間飛行場の移設問題に関する報道の量は例年よりも多い。辺野古も含めて米軍基地の県外移設を県知事選よりも前から色濃く打ち出して注目されている翁長雄志沖縄県知事の動向も含めて、僕は最近はこの基地関連のニュースは主に、ツイッターの「琉球新報辺野古問題取材班」と「沖縄タイムス辺野古取材班」のアカウントをフォローして注視している。

今日付の沖縄タイムスのビューアー記事と、19日(金)に公開された沖縄戦デジタルアーカイブ戦世からぬ伝言」ももちろんチェックしている。後者は昨年に続いて、やはり画的にわかりやすくて良い伝え方だと思う。

それで、辺野古に関する今年のもうひとつ大きな動きとしては「辺野古基金」が立ち上がったことで、この共同代表に宮(崎)駿や鳥越俊太郎も加わったことで全国的にも知名度の向上にはつながったと思う。
僕も金額は微々たるものだがこれに寄付して協力している。実際に現地へ行けない代わりに。やはり、先週で3億円超も集まるくらいの大問題だと思うから。今後ももし金銭的に余裕ができれば、再び協力したい。
まあそれとともに、辺野古も平和祈念公園もいつの間にか10年近くご無沙汰なので、近々、景観や雰囲気がどの程度変わってしまったのかを、なるべく早めに自分の目で確認し直しに行きたいものだ。もちろんそれとともに、以前から変わらず問題山積の普天間も。


※25日(木)の追記
「慰霊の日」に合わせて準備したのだろうが、YouTubeで公開のMONGOL800『「沖縄 慰霊の日」himeyuri ~ひめゆりの詩~』ももちろん観た。
公園が全面協力と思われる画づくりのこれの感想は、「良かった」と言うと語弊があるのでとても難しい。まあとにかく、米軍基地問題にかかわらず沖縄県に少しでも興味関心のある人は観ておくべき。

ネパールへの寄付は慎重に、とよく言われるもので

2015-05-25 12:00:00 | 普段の生活(日常)
先月25日(土)のネパールでの大地震の本震発生から今日でちょうど1か月だが、各国からの緊急的な支援は落ち着いて、被害状況はおおむね見えてきて、でも首都のカトマンズは報道でやや刺激的に触れられているほど今月12日(火)の余震も含めての被害は大きくなく、むしろ震源地のゴルカ、ランタン、シンドパルチョークのような震源地より東部の山間部は支援が届きにくく、特にこれからの雨季が心配、エヴェレストをはじめ今春の高峰の登山では否応なしに中止が相次いで成果なしの隊が多い、というのが連日ネパール情報を注視していると感じることで。

地理もんとしては、やはり地図や衛星写真を利用した情報が特に気になるが、例えば、

2015年4月25日ネパールの地震に伴う地殻変動 (国土地理院)
「だいち2号」によるネパール地震の観測結果について (JAXA、このタイトルのシリーズは計4つ)
民間高分解能衛星画像および「だいち」画像を用いたネパール地震に伴う山間部被害抽出の結果について (JAXA)
Hazardous Landslide-dammed Lake, Pisang, Annapurna Region, Nepal (NASA)
Gorkha earthquake update (THE LANDSLIDE BLOG)
Nepal earthquake: Dozens die in new tremor near Everest (BBC)

みたいなウェブサイトも参考にしている。

それで、先月から連日うっすら考えていることだが、観光立国のネパールの復旧に一般市民が最もかかわりやすいのは各種団体の募金活動に乗ることか実際に現地へ登山やトレッキングやカトマンズとその近郊の世界遺産を含む文化財を観に行ったりすることで、しかし後者は心情的にまだ微妙となるとやはり前者が最も有力で、そうなると義援金・支援金の寄付先は早くからいろいろ立ち上がっていてその多さに悩むところ。日本では東日本大震災の頃よりも募金活動の拡がりは活発になった観がある。ある意味、4年前の経験が活きているということか。
それ以前に、僕個人的には日々の金欠が問題が目の前にあるけど。一応は14年前にネパールへ行ったこともあり、今回の地震で被害のあったいくつもの場所の建物や文化財のその後も常に気になっている。

ただ、寄付の前に(国内のネパール好きの方には確度の高い情報のひとつとして知られるウェブサイトの)「ネパール評論 Nepal Review」の「震災救援の複雑な利害関係(9):単一窓口政策と首相基金(1)」(シリーズ記事の途中)にもあるように、ネパール政府が今回の義援金・支援金の窓口を一本化するという大問題があり、以前から腐敗ぶり(ざっくり言うと、他所からのお金を懐に入れてしまうということ)が問題視されていて信頼度の低いこの政府の方策を、いかにかいくぐりながら山間部などへ直接的な支援を遂行できるか、が今後の大きな課題となっている、気がする。

で、そういうことも踏まえると、例えば東日本大震災のときにも寄付先として特に目立った日本赤十字社は全国各地からの寄付金額の100%がそっくりそのまま被災地へ届くわけではないという問題もあったように、規模が大きくて有名な団体よりも、実際にネパールへ赴く友人知人やその知り合いのような、規模は小さくても何かしらのつながりがある特定の個人の活動をピンポイントで支援するカタチのほうがよいのかな、と思ったりもする。もちろんその大前提として、支援活動の具体的な内容に共感できるか否かが重要な判断材料ではある。

有名という意味で、「Yahoo!ネット募金」や「日本ユニセフ協会」や「ピースボート」あたり、それに国連や国際NGO関連のほかに比較的目立つところでは「野口健 ヒマラヤ大震災基金」もあるが、(過去に本ブログで野口氏の肩書きについて触れたネタへのアクセスはいまだに多いものの)以前からネパール山間部のシェルパ族の支援も続けているアルピニスト? の野口氏のこの活動自体は善いことだと思う。22日(金)の記者会見によるとこの基金にすでに約6500万円も集まっているそうなので、引き続き有名人の特権を活かして継続すればよく、現状のペースでいくと来月末までには1億円超えも確実かと思われる。僕個人的には寄付先としてここは除外するけど(単に野口氏の言動・行動の好き嫌いというよりも、彼を好んでお金を出しそうな支援者がほかにたくさん見込めるため)。

それよりも、ということで小売店などで募金箱を設置していれば小銭を入れることは先月から行なっていたが、それとは別にこの1か月で寄付先を個人的に熟考した結果、

日本山岳会ほか5団体 (アルパインツアーサービスはここに協力)
風の旅行社
西遊旅行 (15年5月8日付プレスリリース「ネパール地震における支援に関して」PDF)
しゃくなげの花プロジェクト
musubu project
日本・ネパール文化交流倶楽部
ネパール教育医療文化協会
ミランクラブジャパン
チョウタリィの会
A-rue

という10か所からいくつか選択して分散させようかと。特に上から5つは野外業界で僕が普段お世話になっていたりして多少つながりのある人たちがかかわっているところなので、ということもある。野外系ではほかにモンベルもあるが、ここも会員50万人超と規模は大きくて一般にも有名な企業なので今回は見送ろうかと。もちろん、4年前とともに今回も行動の早さには敬服。

今後、収入があれば上記のいくつかの団体に協力したい。
このほかにも、趣味のカレー店巡りで店の外観は「インド料理」を謳っていても実際はネパール人が経営しているカレー店に出くわす機会が多いので(それは店内の雰囲気でだいたいわかる。内装でネパールの国旗や山々の写真を掲示しているようなら尚更)、今後しばらくは、少なくとも年内いっぱいはネパール系のカレー店にこだわって微力ながら「食べて応援」したいとも考えている。実家や友人知人が被災したという事例も結構あるようなので、そこも積極的に。

そういえば、先週の地平線会議の報告会で、先月の本震はカトマンズ北西のマナスル周辺でのトレッキングツアー添乗仕事の終盤に遭った安東浩正氏の報告があり、その仕事の直後の今月上旬にもカトマンズやポカラを訪れた(地震の影響で仕事がなくなり、ただの個人的な観光になってしまった)ときの写真を多く見せていた。グーグルアースを併用しながら。
それで地平線会議でも近々、ほぼ特定の個人に向けてのようなものだが独自の支援を始めるそうなので、それも寄付先の候補に加えるつもり。
公私ともに1990年から毎年のようにネパールへ通っている安東氏曰く、とにかく実際に出かけて観光でお金を落とすことが重要、最近は中国東方航空の利用で(以前はロイヤルネパール航空の関空-カトマンズ間の直行便があったが現在は日本からの直行便はないので、主に中国国内経由で)最安で5万円くらいで行けるから、と強調していた。

ネパールとなんの縁もゆかりもない人がいきなり寄付する、というのは難しいと思うので(まあ野口氏のような有名人ならではの市井の人々の巻き込み方もあって、それはそれでアリだとは思うけど)、登山をはじめ野遊び全般でネパールに直接的・間接的にお世話になっている人たちこそ、ネパール国内の動向を注視しながら積極的に支援してゆきたいものだ。僕もそのひとりのつもりで、2年以内にネパールを再訪しようかと本気で計画していたところでもあるので。
今後も日本との時差3時間15分のネパールを気にし続ける日々は続く。

「ららぽーと富士見」の開業により、間違いなく生活の幅が拡がった(仮)

2015-04-30 23:59:59 | 普段の生活(日常)

10日(金)に埼玉県富士見市で開業したららぽーと富士見は、12日(日)と今日のそれぞれ夕方以降に覗いてきた。ウチから自転車で30分ほどで行ける近所なもので。

ここについて、覗いた第一印象も含めて後日、落ち着いたら追記します。仕事と来月3日(日)の出店準備で余裕がないもので……。

新しい投票所

2015-04-12 23:59:59 | 普段の生活(日常)

今日の統一地方選挙、僕の場合は埼玉県議会議員一般選挙だったが、これまでと大して変わり映えのない、波乱なしの結果だった……。

それはさておき(さておいてよいのか?)、僕の地元では今月というか今年度から投票所が変わり、老朽化の小さな集会所から、前々からちょいちょい触れている母校(小学校)跡地に先月に完成した鉄骨平屋建ての市営施設に移った。ウチからここへの移動距離は旧集会所とほとんど変わらないが、今回は建物内での投票の新しい経路よりも、まだ完成して1か月も経っていない真新しい建物特有の「におい」(この場合は好ましい「匂い」と好ましくない「臭い」の両方が混在しているという意味)のほうが気になる第一印象であった。
ここ、敷地面積は1000平方mと案外大きく、今どきの太陽光発電システムも備えている。年配の方や障碍のある方にも比較的やさしい平屋建ては、やはり福祉面を重視して造られたからだそうで。

しかしまあ、隣接(写真右奥)のこれまた新設の保育園とともに、このような特に生産年齢人口の前後の世代を重視した公共施設としての跡地利用であれば良いことだと、改めて思った。
これからしばらくは、この建物やまだこの付近で整備途中の(クルマも通行できるように拡幅した)道路にどんどん手垢が付いてゆくさまもしばらく見届けてゆくことになるのは、ちょっとした楽しみだったりする。

まさに一戸建てバブル……

2015-04-01 23:59:59 | 普段の生活(日常)

今年も4月1日に、あえてウソではなくホントのネタを。

最近、ウチの近所で一戸建てがたくさん建つことになりそうで、自宅から半径1km以内で、おそらく年内に60棟以上は建つのではないかと。
そのうち最も規模が大きいのは、昨年12月の月末ネタでも触れた母校(小学校)の跡地の一部に45棟というものだが(ここの工事はすべてダイワハウスが請け負っている模様)、ほかにも数か所の小さな土地で15棟以上は建ちそうだと、近所を見回っていて更地が目立ったり基礎工事が進んでいたりする様子から思った。
なぜこの期に及んで、これからの人口減の時代に、一軒家がガンガン建つだろう。この建築ラッシュというかバブル状態は不思議に思う。

ほかにも、昔からある住宅地のなかにいつの間にかぽっかりと1棟分だけ虫食い状に更地になった様子もちらほら見かけたりもするが、家の建て替えなのか土地の売却なのかがよくわからないので判断しかねる、ということもある。でもおそらくその大半は、主に高齢化の問題に起因する空き家の処分や財産の整理の一環なのだろうなあ……。整理して、(これまた近年は半径数km以内で増えつつある)介護付きマンションに引っ越すとか……。今後はウチの家庭も、現実問題としてそのようなことを考えるべき時期が近付いていることも頭ではわかっているが……。

写真は、元々は耕作放棄状態の畑地に8棟建つ予定のところだが、このように土地を手放してしまう、そしてその跡地にはなんらかの建物が建ってしまう機会が増えつつある。年々、見知った土地の風景がどんどん変わってゆく速度が上がっているような気がする。

ということで最近はホントに、近所で更地を見かけるととにかく哀愁ばかりですわ……。