青空ーすべてはバランス

ポリマー開発が農業を救うか?

2024年5月21日(火)夜雨から日中はくもり。車の法定点検に出して1万円とワイパーブレードの交換で6000円。車はお金がかかる。でも走行距離15万キロ以上だからこまめに点検に出さねば。

すごいものを作った人がいることを知った。

ポリマー開発の足跡

恩納(おんな)村の沖縄科学技術大学院大学・OISTにあるベンチャー企業「EFポリマー」の最高経営責任者で、インド出身のナラヤン・ガルジャールさんは、インド・ラジャスタン州にある人口300人ほどの農業で生計を立てる小さな村の出身だ。
雨が少なく、ほとんどの農作物が枯れるような厳しい環境にいた。おとうさんに「科学でこの問題を解決して私達を助けてくれ」と言われたのが開発のきっかけという。
彼は、沖縄科学技術大学に認められ入学して、干ばつによる農作物の生育不足を解決する方法を研究していた。
井戸をつくるとかいろんな方法はあるけど、違う視点からの解決策を思いつく。それは石油でつくられたポリマー」。
水分を吸うとゼリー状に膨らむ粉末状の資材で、水分を長く保持することができるからだ。おむつや保冷材に利用されている。
しかし、石油由来のポリマーは地中に石油由来の物質が残り環境に悪い

彼は、人々がバナナやシークヮーサーの皮をむいて、その皮を捨てているのを見て、これを利用できないか?と考え、研究を進めていった。

そしてついに、EF(ECO FRIENDLY=エコ フレンドリー)ポリマーを開発する。低コストで製造でき、自然にやさしいポリマー。農家も水を引き込むための多額の資金を必要としない。
ガルジャールさんは2019年にインドで法人を設立し、EFポリマーを商品化している。

なかなか素晴らしいものを作ったね。どんどん石油由来のものをなくしていかないと。

参考:EF Polymer 株式会社

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