2021年10月31日(日)晴れ。衆議院選挙の投票に行った。大事な私の権利を行使してきた。近くの保育所だから歩いて行ける。晴れててよかった。

いい景色だ。
大昔、馬は多くの種類がいたそうで、今のようなおとなしい馬は人間が飼いならしたからですが、じゃあ、人間が飼いならし始めたのはいつなのか?
いろんな調査が地域ごとに行われていて候補地が複数あったものの、このことがある程度分かったのは、馬のDNA分析による。
絞られた場所はロシア南部のボルガ川とドン川を結ぶ運河に近い地域で現在の「ボルガ・ドン運河地域」という。この説を発表したルドビク・オーランド氏の論文は2021年10月20日付で「ネイチャー」誌に発表されました。
現代のウマの起源は、4700年から4200年前にこの地に生息していた馬らしい。恐らく、ここで家畜用のウマを繁殖させ、馬に乗って新天地へと移動を始めた。馬だから、短期間で西ヨーロッパから東アジア以遠まで広がったと考えられているそうです。
それから間もなく、ユーラシア大陸に生息していた多くの系統の馬が減少していき、この馬の系統が瞬く間に世界に広がったのでしょう。

海はいいね。気持ちがすっきりする。
馬は本当に人間の移動には欠かせない重要な家畜でした。世界が急速にせまく感じてくるのも馬の移動力でしょうね。人間を速く遠くに連れて行ってくれる家畜。戦争にも使われた。騎兵。ギリシャやローマ帝国でも馬が活躍した。
考古学や歴史書によると、4200年ほど前に、突然、ウマの個体数がユーラシア大陸全体で急増したことが示されているが、その理由についてもこの論文は明らかにしている。
病気に強く、従順で、人を背に乗せられることを重視して交配するようになったからだとしている。
馬はどれだけ人間に貢献してきたことか!そして今も。
今日は競馬、秋の天皇賞第164回が開催されている。
記事参考:National Geographic