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青空ーすべてはバランス

食料を確保しよう!ー食料自給率

最近、食糧危機について真剣に考えるようになった。何を備蓄しておこうか?
世界規模の異常気象による農作物被害。昆虫減少により受粉ができない。家畜のウイルス感染。農業の担い手がいない。原因は色々とある。
「遺伝子組み換えがあるじゃないか。」という声も聞こえそうです。ある程度大量に生産できそうですが、一歩間違えば大変な問題になる危険性もはらんでいます。

新型コロナウイルスの影響で「マスク」が市場からなくなりました。消毒薬も。デマからトイレットペーパーまでスーパーから品切れになりました。日本の食料自給率は低いと言われます。ひとたび数種類だけでも食料が市場に流通しなくなると輸入に頼る日本はどうなるのでしょうか?恐ろしいことになるような気がします。何とか今からでも自給率を高めることを実行していくことが必要じゃないでしょうか!!!

まず最初に「食料自給率」を把握しておきましょう。把握の仕方は何種類かある。
1品目別自給率・・・単純に重量で計算する。
2総合食料自給率
カロリーベース・・・熱量で換算する。
生産額ベース・・・金額で換算する。
例えば
〇平成30年度の小麦の品目別自給率はどうなっているか?

小麦の国内生産量(76.5万トン)/小麦の国内消費仕向量(651.0万トン)=12%

〇平成30年度のカロリーベース総合食料自給率は?
1人1日当たり国産供給熱量(912kcal)/1人1日当たり供給熱量(2,443kcal)=37%
「日本食品標準成分表2015」に基づき、重量を供給熱量に換算したうえで、各品目を足し上げて算出。


〇平成30年度の生産額ベース総合食料自給率は?
 食料の国内生産額(10.6兆円)/食料の国内消費仕向額(16.2兆円)=66% 
「農業物価統計」の農家庭先価格等に基づき、重量を金額に換算したうえで、各品目を足し上げて算出。 

〇畜産用の飼料はどうか?平成30年度の飼料自給率は?
純国内産飼料生産量(619TDN万トン)/飼料需要量(2,452TDN万トン)=25%
「日本標準飼料成分表等」に基づき、TDN(可消化養分総量)に換算したうえで、各飼料を足し上げて算出。


主食用穀物自給率は?

お米がまだ頑張っているためか?59%となっている。それでもたった半分強だ。情けない!
以上農林水産省資料から

他国と比べてみましょう。

〇カロリーベース(平成30年度)
カナダ(264%)、オーストラリア(223%)、アメリカ(130%)、フランス(127%)、ドイツ(95%)、イギリス(63%)、イタリア(60%)、スイス(50%)、日本37%

写真は
h***************************pさんによる写真ACからの写真

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