青空ーすべてはバランス

2020年は5Gの時代へ突入！

2020-01-02 09:35:24

今年は5Gの時代だと言われています。

5Gとは何？

Gとは“世代”（Generation）の頭文字。そして、1Gから5Gへの変化は通信速度の高速化の変化でもある。この変化は単に通信速度が速くなるだけではなく、時代の大きな変化＝世代の変化を引き起こしてきました。同時に企業や国全体の技術革新、科学技術の進歩をもたらしてきました。個人、社会や国、世界に大変大きな影響を与えます。

１Gからちょっと振り返ってみましょう。
〇第一世代通信システム（1G）
1979年にNTT（当時は日本電信電話公社）が開始した「自動車電話サービス」が最初。

移動しながらの通信が可能になった。

アナログ方式で、通話は都市圏に限られるけど、社用車やハイヤーなどを中心に利用された。

それから高価でしたが、個人でもバッテリーで携帯できる電話が1985年に登場します。社長さんなどが持っていました。「ショルダーホン」。重量約3kgの肩かけ式で重い。

〇第二世代通信システム（2G）　　単位はk(キロ）bps

1993年にはデジタルになり、メールが利用可能となります。ポケットベルやPHSも登場します。

2.4kbpsから28.8kbpsへ通信速度が高まる。

〇第三世代通信システム（3G）　　単位はM(メガ）bps　

2001年、NTTドコモとJ-フォン（現ソフトバンク）、KDDI（au）がサービスを展開する。

携帯電話でインターネットを利用できるようになった。何と画期的だった。

数Mbpsから14Mbpsの高速通信が可能となる。

この頃は「PDA]というものも登場しています。現在のスマートフォンが現れ知られてくるのは、2006～2010年の間。ストレート＋タッチパネルの端末がの登場です。

この頃は電池がすぐになくなり、1日もたなかったから充電のグッズが不可欠でした。

〇第四世代通信システム（4G）　
2012年から100Mbpsの超高速通信へ。それにより動画が高画質で見ることができるようになります。現在は数百Mbpsへと進化してます。

いよいよ2020年春　　単位はG(ギガ）bps
第五世代通信システム（5G）が開始予定となっています。こちらは、10Gbpsという通信速度になります。ギガという単位に変わり通信速度は4Gの100倍となる。これまでと比較にならないスピードになります。

Internet of Thingsという言葉がある。略してIoTと言います。

家電やあらゆる「物」がセンサーを持ち、何か変化があった時、自動的にインターネット（通信機能）を使って知らせてくれる、あるいは自動制御してくれる、そんな環境が5Gにより可能になる。

たとえば、各種家電の他には、いつも身に付けるウェアラブルデバイスがネットでつながり、自動運転の車や産業用機械、ドローン、ロボットなどが自動制御となり、遠隔医療（診断）や遠隔手術が可能となる。農業の管理の自動化、公共施設の異常検知システムに役立てられ、高齢者や子どもの見守り機器が充実する。

当然、映像の世界も飛躍的に進歩し、立体映像化が進むでしょう。VRもARも今もありますが、今後生活の中に自然に存在するようになると思われます。

VRはバーチャルリアリティーのこと。例えば、恐竜時代を映像と視覚で体験したりして仮想の世界を体験できる。ARは拡張現実と言い、現実世界の映像にプラスアルファの情報を加えながら現実を拡張して体験する。アニメのドラゴンボールZで登場している。特殊な眼鏡をかければ、自分の見たものとともにその情報も見える。

例えばスーパーで商品を特殊眼鏡で見ればその値段や産地、カロリー、栄養素などの情報もみることができるようなものですかね？

昔夢見ていた未来社会が目前にあると言える。