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青空ーすべてはバランス

今週の散歩はベートーヴェンの作品131で

2023年6月9日(金)きのうは雨からくもりとなり、今日は晴れたので、朝起きてから散歩に出かけた。木曜日から関東は梅雨入りだそうだが。
今日もベートーヴェンの作品131(弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調)を聴いた。7楽章で構成され休みなく連続して演奏される。
今週はずっとこの曲と作品127(第12番変ホ長調)も散歩中繰り返し聴いていた(1枚のCDの中に一緒に入っているので)。
散歩中に歩きながら聴いていたのか?とベートーヴェンに怒られそうです。

昔、映画で「25年目の弦楽四重奏(A Late Quartet 2012年)」を見たことがあるけど、その映画ではこの作品131が使われていた。

この作品131の第1楽章は「自由なフーガ形式」となっている。
第1ヴァイオリンのメロディが第2バイオリン、ビオラ、チェロへと引き継がれていく。人生の様々な苦難を浄化したようなはじまりからの透明さにぐっと引き込まれていく。

この曲は一体どうなっていくのか?這い上がれるのか?と思うものの、第4楽章、第5,第6,第7楽章と続く中で驚きの明るい旋律やベートーヴェンが本来持つユーモア(私は大好きだ!)さも出てきてホッとしたりで、終わりに近づいている人生を振り返ったりしている自分にハッとすることもたびたびだった。

もう1週間くらい聴き続けたいという気持ちもあるけど、ふと来週はヴィヴァルディの「調和の幻想作品3」にしようかなと思っている。

ただし、この作品131と12番作品127、15番作品132はこれからも何度も聴くかもしれない。


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