2022年7月24日(日)くもり時々晴れ。今日は昼から晴れ間も見えるようになった。梅雨時のような雲がしばらく空を支配していたけど、また夏に戻るんだろうか?
そんなことより今日はコンサート。午後3時からという少し早い時間にある。
「松田華音&牛田智大デュオリサイタル」です。楽しみにしていたぞ!
松田は26歳、牛田は23歳の若い才能あふれる世界を舞台にする日本の若手を代表するピアニスト。
今日は
牛田がバッハ(ブゾーニ編)のコラール前奏曲「主よ、われ汝に呼ばわる」BWV639を演奏したのち、松田がチャイコフスキーの「18の小品Op.72」から第8曲と第18番を演奏。
その後、2台ピアノで
ラフマニノフ 組曲第1番「幻想的絵画」Op.5
と
プロコフィエフ(プレトニョフ編) バレエ組曲「シンデレラ」Op.87
という内容だった。
若い、はじけるような躍動感のあるイキイキとした、でも、しっかりとした安定した深みのある演奏。やはり世界を相手に演奏している二人だなぁ。と感心する。
2人ともNHKのドキュメンタリー番組や演奏会の放送を観て録画している。日本を代表する演奏家は本当にたくさんいますが、この二人も私が期待する若者です。
あっという間に時間が流れていく。私の心も体も何だか若返っていくように感じる。
あぁ~ なんという美しい音色だ!!!
そして、なんと、アンコールでは、ラヴェルのボレロをこれも二台のピアノで演奏してくれた。いやいやいや、これも素晴らしかったよ。
この二人が、これから先何十年も変わらず演奏活動を続けていくことができますようにと祈らずにおれなかった。
会場を後にして駐車場まで歩く間、何故か自然に涙があふれてきた。止めようにも止まらないではないか。自分でもびっくりする。
車の中で少し、涙が止まるのを待ってエンジンをかけた。
ああ!あの演奏の時間はもう過去のものになってしまった。
大切な時間=思い出 となった!ありがとう。感謝します。