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山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

雲取山は 今日も晴れだった 編 (前編)

2014年02月01日 01時22分12秒 | 奥多摩
前回の報告通り、行ってきましたぁ、 東京都最高峰、雲取山‼
奥多摩側の「鴨沢」から、「雲取山荘」泊まりでの ピストン登山。
本当は 「三峰神社」へ下りる、縦走を考えていたんだけど
実はアクシデントが…


移動は 電車にバス派の我が隊、
長い登りのこのコース、出来るだけ早くスタートしたいのはやまやまなのですが
都心からでは 始発バスから三本目の便に どうにか間に合う
奥多摩駅 8:28着が精一杯でした。

途中、青梅から乗り換えた奥多摩行きは、
三連休とあって さながら“奥多摩登山鉄道”
と 化していました。

ぷぷっ





奥多摩駅で 2台のバスに乗り込んだ山屋の殆どが、
鴨沢で降りて雲取山を目指す、同好の士。
しかし、ここは せっかくなので、わざとゆっくり支度をし
ほぼ最終組に近いスタートを選択します。
だって 前後に気をつかいながら歩くのって、疲れるでしょ

↑↑↑ぷぷっグズの言い訳にしか聞こえません



雪のかけらもなく、空に一片の雲も無い
麗かな冬の陽射しの中を、
のんびりと歩き始めます。
さすがに空気だけは 冷たくぴりっとしています。







時間にして 六時間あまり、ひたすら一本調子に昇りつめる このルート
実は自分はあまり得意ではありません。
過去二回、冬と秋にやはり登った時も
かなりバテバテになった記憶が残っています。
特に石尾根にでてからの、これで頂上か、と思わせる
二段、三段の連続した波状攻撃のような急登には
幾度 心が折れそうになったことでしょう…





ところが今回はもっと悲惨です。
石尾根どころか、七つ石小屋までで
既にかなり消耗してしまいました。
というのも、七つ石小屋手前の、堂所あたりから雪が現れだし
凍結している場所も多く、やむなくアイゼンを履いたのですが…

12本爪のアイゼンを装着した途端、
(気分的に)一気に足が鉛のように重くなります。
人の事を気にする余裕などないくせに、 ふと見ると
おサル隊員も今日はかなりばてているようです。

辿り着いた七つ石小屋、
小屋周りがトイレ改修工事中のため、ゆっくりも出来ず
カップラーメンとあんパンで
簡単にお昼を済ませ、長居せず再び歩き出します。







石尾根からは、待望の 雪の稜線歩きのスタートですが…
長い長い、実に長い…
尾根道にしては幅広の、本来 気持ちの良い稜線ルートですが
途中途中、下手に見通せるだけに かえって その長さが際立ちます。








追い打ちをかけるのが、頂上への最後のひと登りに見間違う
二弾、三弾の連続した偽ピーク
やはり今回も苦しめられる事に…







これで 雲取山と自分の相性の悪さが決定的なものと
なりました、はいっ…

そして 違和感を感じていた左脚の腿の表裏が
頂上間近で ついに悲鳴を上げました。
そう、これが今回のアクシデントの正体です。

最近の山用ウエアは 機能が以前と比べると格段に優れていて
今回もベースレイヤーとして着込んでいた一枚が、
登りでかいていた大量の汗を 見事に「吸湿速乾」してくれていて
その実感を持たぬまま水分補給もせず登っていた私めは
体内の水分をかなり失って、
結果 脱水症状となってしまったのです。
水を失い、電解質を失った細胞は、筋肉の痙攣(攣り)を引き起こします。







脚のつけ根の違和感は、その前兆だったのです。

それでも だましだまし、何とか頂上へ









後は、山荘まで、15分ほど 下るだけ…



山荘へは何とかたどり着けたものの、
痙攣は今や 両脚に拡がってしまいました。
アイゼンをはずそうと、脚の筋肉を弛緩させた途端
両脚が攣ります…
あ、痛ってぇぇぇぇぇぇ~

雲取山荘名物の、練炭こたつ で暖をとるものの
なかなか回復してきません
やれやれ…





その晩 結局、warazaemon 隊長、
夕ご飯をお代わりする元気もなく、床に就いたのでした…
重い思いをして持ちあげたワインも
手をつけず終い…
宴会用の食材担当の おサル隊員、大変失礼いたしました。
やはり山を侮ってはいけませんね

山荘で手に入れた よく冷えたポカリスエットを
常温に戻るのを待って 一晩 ちびちびやって
何とか朝までには 体調を戻すことが出来ました、やれやれッと…

後編に続きます…


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