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山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

百蔵山~扇山・君恋温泉 中央線沿線 小さな山旅 編

2016年05月29日 13時42分08秒 | 他の山
GWも 間も無く終わろうという土曜日。
予報では 天気は申し分なく
家でダラダラして無駄にするよりは
どこか、近場の山へ、と
朝早くに 出かけたのでございます、ええ

家を出た時は まだ 薄く雲が垂れ込めていた空も、
駅を下りて歩き出す頃には すっきりと晴れてきました。

じゃん‼


ここは そう、中央道の 交通渋滞箇所で有名な、
“『猿橋バス停』付近” です。
( ちょうど後ろに見えるのが 、今日 登ろうとしている
左・百蔵山と、右・扇山 。)



ひゃー、高い‼



中央高速を走っていると、相模湖を越えて 大月IC手前まで来て初めて、
ああ、山梨県に入ったんだなぁ~って実感が湧くけど
まさにここが その辺り。
大月駅のすぐ北側に、
岩肌を剥き出しにした『岩殿山』がそびえてますが
「猿橋」は 駅で言うとその1個手前。
今 ここからも、その岩殿山の岩肌を望めます。



低山が連なる独特の地形の、わずかな合間を縫って、
中央線、中央高速、甲州街道が競って走っています。


今日のルート、駅からそのままスタート出来るのは良いんだけど、
山と谷と渓谷とが入り組んだ地形なので、
登山口に着くまで 短い距離ながら結構な勾配の
県道を進まなくてはならず、
これが案外 地味に疲れます。 


駅から40分近く歩いて来て、ここを左に進めば、ようやく登山口




謎の 個人美術館が現れれば、登山口の目印。


しかし、こんな辺鄙な所に しかも非公開の個人美術館って
めちゃくちゃ怪しいし~
収蔵庫らしき立派な棟が 幾つも有るところ見ると
収まっているコレクションも 中々のものじゃなかろうかと想像できますが…

それにつけても、う~む、ただただ 怪しいっす…



さて、若葉の新緑が眩しい中を、進んでいきます。


程なく、展望の開けた場所に出ます。
眼下には大月市街と中央高速が広がります。


まだ渋滞には なっていないみたいだね~




さっ、ペースをあげようっと!!




『…山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい…』  漱石『草枕』 


『…山路を登りながら、こう考えた。
百蔵山、ももくろ山、モモクロヤマ…
ん!?
ももいろ~、 くろーば~ Z~っと!?
とかくに人の世はアホらしい…』   って ばからし





おサル君、今日はいっこうにペースが上がってこないようなので
ここで先頭交代。









はい、とうちゃこ~ ‼
おっ、結構 先客いるじゃん!!



記念にパチリ。
残念ながら 富~士娘ちゃ~ん、は 春霞の中…




ププっ、おサル君 『女子力』出し惜しみして、ちょっこしだけ~
でも大丈夫 これだけでも山の上ではご馳走だよ~

名残りの桜が まだ咲いてました~








一旦下って、また登り返し~ 








はぁはぁ、この急登 登り切ってしまえば、あとは楽なはず




扇山、とうちゃこ~っす!! 

すっかり曇ってしまって、眺望は諦めっす!!

おっ、ここにも名残りの山桜



さ~て、後は下りだけ…
実はもう一つ、ここに来るのを楽しみにしていた理由があるのです。


『 君恋温泉 』!?  もしかして、あれ?!


ずきゅ~ん!!



そう、「君」「恋」に、ハートを射抜かれちまった瞬間で~す!!  

はぁ?!

アホらし…

イヒヒ、でも なんか楽しみっ!!





赤いちゃんちゃんこ地蔵さんが現れたら、ゴールも間近!!





出た~!!
里山っす!! 




イヒヒ



ハイハイッ!! 着いたね~っ!!


って、思いっきり民家でねぇの!! ププっ!! 

「すいませ~ん、すいませ~ん!! 
何度も声かけて、やっと奥から出て来てくれた女将さん曰く、

「ごめんなさいね、今日はお客さん少ないと思って、
片方の湯船にしかお湯溜めてないのよ~」

なんでも 今 女性一人の先客がいるので、
おサル君は すぐ入ってもらって構わないけど、
男性の方は ちょっと待っててくださる? と…

あー、いえ、僕、そういう事なら全然 気にしないで構いませんから
三人一緒に入らせていただきますね~

と、話もまとまったので、三人で入らせていただきました
;fkri59vms/.woxjhgyty5njhwtxmdltg:h2hldwlxpgu

↑↑失礼いたしました、嘘です。
おサル君にフルボッコにされてしまいそうなので
謹んで訂正させていただきます。

結局、隊長はお湯を張ってないほうの浴室で
シャワーだけで、さっぱりとさせていただきました。



と、僕らがお風呂で さっぱりとさせてもらっている間に、
奥では 老婆が 大きな人切り包丁をピカピカに研いでいるのでした…

イヒヒひひひ~  見~た~ね~!!

そして、その包丁で切って運んできたのが…

手作り味噌田楽と、掘りたての筍の煮つけ 

ごちそうさまでした~



最寄りのバス停
時刻表を見ると、一日僅か2便
危ない、危ない、 やっぱり もたもたしてたら
食われちまうところだったわい イヒヒ



四方津駅から高尾まで戻り、飲み直して帰路についた一行でございました、とさ
めでたし めでたし。



最後まで おつきあい いただきありがとうございました。

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尾瀬、梅雨明けの空へ 編

2015年09月20日 12時40分48秒 | 他の山
夏が行ってしまいましたねぇ…
いざ こうなってしまうと、短かった残暑さえ懐かしく思うのは
日本人らしい感性?!
それとも あまのじゃくたる所以?!

さて、例年、7月の20日前後が、
関東地方の梅雨明け
見越して 取っておいた連休でげすが、
いまいちぐずぐずとした空模様に
山へいく こちらの踏ん切りもなかなかつきません。

が、
何処とも当てなく あちこちへの足の便を調べていると
おっ!!
夜行の尾瀬行きのバスにまだ空席が‼️
ヨシッ、行ったれ~

そうと決まれば
外の様子を見ようと 家の窓から顔を出すと…
おおっ!!
虹っす‼︎

しかも 二重の虹‼︎
幸先 いいんでねえの⁈



そんなわけで 池袋発、夜行 尾瀬号。
まぁ、念のためとアイマスクまで用意していきましたが
案の定、ウトウト出来たぐらいで、
寝不足のまま 戸倉 到着。



バスを乗り換え、
白々と夜が明け出した頃、鳩待峠到着です。


さすがにシーズン真っ只中の尾瀬、すごい人出です。




なんか、でも、天気、
いい方に向かってるんでないの⁈
ねっ、おサル君!!








よしっ、行くで~







これだけの人だもん、しばらくは、渋滞も止むなしっ‼︎
朝の空気は それでも 想像していた以上に清清しいねっ‼︎
来てよかった!!




山の鼻、到着。
ここで 朝ごはんにしようね、と
おサル君との約束、
きっちり守るでやんすよ、ハイッ




お腹も満ちて…

1,2,3、はいっ!!
♪ 夏が来~れば 思い出す~ ♪










今回、目指す山は「至仏山」。
ともに 日本百名山の、北側に聳える「燧ケ岳」と、南側の「至仏山」。
その2つにに挟まれた高層湿原が 尾瀬っす。


燧ケ岳には、前回 二度目の尾瀬で
泥寧に苦しみながらも登頂を済ませているので
今回は是非に、という訳でげす。

初めて尾瀬を訪れた時に、実はルート設定をミスして
時間が足りなくなって 泣く泣く 至仏山 登頂をあきらめた経緯もあり
尚更なんでげす。



とは言っても、せっかく尾瀬まで来たんだから
尾瀬らしい湿原風景を味合わない手はないっしょ…  





















調子に乗って あんまり奥に行き過ぎると
また 時間なくなっちゃいまっせ!!

至仏山へは、「山の鼻」に着いたなら
ホントは すぐ湿原に背を向けて
登り口へ向かわなくっちゃいけねえんでげす…

なんでも植生保護のため、
湿原側からは 登り ワンウェイ、一方通行なんでげすなぁ。
それが 初回の時のルート設定ミスの原因。
さて、残念でげすが
今来た木道を 戻りませう…
















「山の鼻」まで 戻ってきました。
往復、2時間ぐらいは 歩いたかな?
でも ほぼ まっ平らな木道歩き、全然余裕っすよ!!

ただ、天気が思っていたほど いまだ回復せず
用心にザックカバーをし、雨具もすぐ取り出せるようにし…
再び、行くぜっ!!



おサル、行きますっ!!




隊長も、参りますっ!!


登りだしてすぐの、樹林帯の中
湿度がめちゃくちゃ高くて、
気温はそんなに高くないのに 汗が吹き出します



至仏山は、「蛇紋岩」っていう岩に覆われているのが特徴的で
これがまた、濡れていると滑るんだ!!



今にも泣き出しそうな空
なんとか、振り返ると尾瀬湿原が望めます














何度も振り返るけど、
ほぼ同じ風景、そんだけ直登って事っすね。



森林限界超えてから、
晴れてりゃ眺めいいんだろうけど、
ガスに囲まれ、冷たい風も出てきて
足元も滑るので危なっかしく…
ひたすら辛抱の登りでげす。







ん?!
平らになってきた…
ってことは…





到着でげす!!
すごい人、人、人…



んふっ


いやん



これじゃあ、あまり長居も無用ってことで
とっとと行きまっしょい…

実は 下山後のお風呂の事を考えてたのでした。
帰りのバスの時間は決まってるし、
山頂も、下(湿原)も、これだけの人
先んずれば人を制す、って訳でげす…

ところが 蛇紋岩
滑りやすいから 下りの方が気を使います…



おまけに、狭い山頂付近の稜線
鳩待峠から直接登ってきた人とのすれ違いで
しばし渋滞


ダメダメッ、
こんなことでイライラしてしまっては…
山に来て
ストレス溜めることほどナンセンスな事はないよ…

足元でふと目を留めた 可憐な高山植物が、
こんな時こそ 癒してくれます…





なんか、ちょっとづつ
空を覆っていた厚い雲が薄くなってきた気がします







あそこに見えてるの、鳩待峠じゃない!?





だんだん天気が快方に向かっているのが
はっきりとわかりだしました









どこの尾根を回り込んだ時だったか
あ、今、
季節が変わったかも
、って
はっきり感じた瞬間がありました…

鳩待峠、とうちゃこ~



戸倉まで下りて来て、
計画通り温泉に…
狙った通り、まだ下りてくる人が少ない内に
ほぼ貸切で さっばり

バスを待つ間に、
ちょうど今日の昼に、関東地方の梅雨明けが発表された事を
知りました。
やっぱり、あの瞬間、だった!?



帰りのバスで、
とてもきれいな夕焼けを見ました。
ああ、夏になったんだなぁ… 
そんな、梅雨明けの狭間に出会えた 山旅でした…



次も、時間をさかのぼり、リベンジ蓼科山編でげす!!



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戦場ヶ原でスノーシューは いかが? 始末記

2015年04月18日 11時22分44秒 | 他の山
さて、 「泉門池」までやって来た一行ですが、
ここからは 川を離れ樹林帯の中を進みます。
戦場ヶ原の北の外れに位置するこの辺り、
昨晩 雪もたっぷり積もったようで、
覚悟はしていましたが
ノー   トレース。

手探りならぬ、足探りで進みます。
幸い、木道は、樹林帯の中までは繋がってないようなので、
かなりアバウトな地図と 見た目の地形だけを頼りに
踏み抜きを あまり気にせず隊長は進むのでした…



が、峠らしき所まで登りつめた道は、どうやら夏道だったらしく
そこで とうとう行き詰まってしまいました…

後ろから カップルのパーティーが やって来たので
彼等とも相談、
途中の分岐まで一旦戻ります。
どうやら、そこで見た 鉄製の細い杭、
クロスカントリー用のマーカーかと思って
やり過ごしましたが
それが正しいルートを示してくれていたようです。



もう一度、( おまけじゃないけど )分岐らしき所で迷い、
念のため進んでみましたが、すぐに違う事に気づき戻ります。
はぁぁ…
雪の森を進むのは難しい…



そんなこんなで、
湯川沿いを進むルートに出るまで手こずりました。


迷っている間に先行した 先ほどのカップルに続きます。







吹きっさらしの雪原から、嘘のように静かな川沿いですが
結構細く、起伏の多い道に、気は抜けません。
川に落ちたら洒落にならんもんね…





20分ほど進みましたが、ますます厳しくなる道、
三本松へ戻る時間を考えると、
ん~、微妙…


おサル君と相談、残念だけど引き返します…



そうと決まると、逃げ足は 速い、速い
すたこらさっさ、すたこらさっさ 



雪原を横切り、最短ルートで バスの通る道へ…



30分ほどで、光徳入口のバス停のところまで戻り
あとは 三本松まで、車道をすたこら すたこら…
そう言えば、お腹減ったなぁ…

ん?  後ろを見ると
先ほどのカップルも結局 諦めて戻ってきたみたいです。



こうして、戦場ヶ原スノーシューツアーは終わりました。
ちょっと不完全燃焼
だけど事故無く無事が何より。
三本松であったかいラーメンと 生ビール。
( どんなに寒くても、やっぱりビール )


帰り、 「竜頭の滝」を見るために バスを途中下車、
寒々しい滝を見るような物好きは 結局 我々二人のみでした…


















標高を下げて行くにしたがって
冬から春へと、
季節が確かに移り行きつつあるのがわかりました…








日光の街は
昨日あった雪など、跡形もなく、
振り仰いだ日光連山の頂にだけ、
白く冬の名残りがあるだけでした…
もう、すぐ春なんだねぇ…







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戦場ヶ原でスノーシューは いかが? その2

2015年04月04日 19時53分48秒 | 他の山
あっという間に 桜も満開、
恐らくこの記事をアップする頃には、
早くも散りかけてたりするんだろうなぁ…

自分の人生で、あと何回、満開の桜を楽しむ事が出来るんだろう…
ふと そんな事を思ったら、
なんだか今まで以上に、
この季節、この花を愛おしく感じます…

ありゃりゃ、なんか おセンチ、入ってない?
ダメダメ、ここは なんかの宣伝みたいに、明るく、お気楽に、
ぱっかーん って、 ん⁉︎
そう、ぱっかーん‼️

… … 

え~っと、戦場ヶ原の、スノーシューの 話である。



一晩中降り積もった雪も小降りになり、
これなら何とかなるんでないかい⁈

そんな風に 今日の行程を考えている隊長の横で
朝から、 豊富なバイキングのメニューから、
あれも食べなくちゃ、これも気になるし、と
何をテーブルに運ぶか頭を悩ます おサル君…


なんだかんだ言って、おサル至福の時を過ごします


フーッ、食べた食べた、
さっ、温泉、温泉、
三回は温泉に入らないと元 取れないからね~ って…

醒めた目で見ていたはずなのに、
つられて つい、隊長も入っちまいました、
朝湯、サイコー‼️
ぱっかーん‼️



用意を整えて、いざっ、戦場ヶ原‼︎




湯元 始発のバスに乗り込みます。
空は明るいものの 風が吹き荒れ、地面に降り積もった雪を
舞い上げています。
再び不安に駆られます。
まさか、このまま帰宅か?
単なる温泉旅行じゃん、それじゃぁ…


標高を少し下げ、
戦場ヶ原に近づくにつれ、低く垂れ込めていた雲も取れ
何とか陽も射しだしました。
ほっ…





キラキラと、樹林帯の中を行くバス。
「光徳」をやり過ごし、「三本松」まで…
ここが今日のスノーシュートレッキングの、
我隊の前進基地になります。



ピーカンの、青空ではありますが、
吹き抜ける風はなかなかのもんです。
風と共に時折舞う雪片は、地面から吹き上げられたもの?
それとも風花かしらん?


昨日の失敗を教訓に、
スノーシューのベルトをしっかりと効かせます。
よし、オッケー!!

と、ここで、
親切な 三本松レストハウスの主人からのアドヴァイス。
「昨日の日曜日は結構 沢山 人がはいったから、
トレースはバッチリ、って言いたいところなんだけど
昨晩の雪に加え 今朝からのこの烈風で、
多分、(トレース)ほとんど消えちゃってるねぇ…
慣れてないんだったら、
赤沼茶屋から湯川沿いに進んで 泉門池経由で湯滝までが無難だねぇ
雪が無きゃ2時間位のところ、
だいたい 倍の時間を見ておけば いいんじゃない⁈」と…


隊長、四年くらい前、秋に来た記憶を掘り起こします…
そうそう、確かここ、尾瀬みたいに木道を辿って歩くんだ❗️
ってことは、ルートを外しちまうと
“ 踏み抜き地獄 ”

吹き溜まりの雪にはまっちまった恐ろしさが、
急に蘇ります…


ここは大人しく、おじさんの勧めに従いましょう…
( 素直でしょ、私。決してビビリじゃあないわよん )



風が強いもんだから、完全武装で臨みます。



心して、川沿いの樹林帯に入りましたが、
今朝、既に先行者がいるようで、トレース、あるじゃん‼︎



快適、快適、なんだ、楽勝じゃん
なんて調子よくずんずん進んでいたら、
あっという間に先行者に追い付いちゃいました。

先頭を譲られ、思いがけず今度は隊長がトレースをきりながら進む羽目に…

これが思った以上に難儀ですねん





川沿いを進めという事でしたが、
トレースらしき跡は時に川を外れて大きく蛇行します。
基本 木道の上をなぞって歩かないと いくらスノーシューを履いているとは言っても
深い雪に足を取られてしまいます。
ましてや 先頭を進んでいるので責任重大…





今日は フラットな場所で、まだ晴れているので、
微妙なアンジレーションが 陽射しのお陰で 見て取れるけど
これが雪の降るさ中の傾斜のある雪山だったら
ルートファインディング能力の有る無しが、
命を左右するのは必至…
冬山はやはりそういった怖さをわきまえていないといけない所なんだね。




雪が多いから、木々の枝も思いっきり近いし、
時にはルートの上にも張り出して、腰をかがめて進まなけりゃいけない所も…
空の青が、鮮やか。



男体山の山容も、裾野から、くっきり鮮やか!!



日光連山も!!





戦場ヶ原を、強い北風が吹き抜けます。



道標も、雪に埋もれちゃってます。どれどれ…

考えたら男体山も、日本百名山なんだよね。
雪の有る時は、こうしてみるとかなりハードそうだね~
ん~、パスしま~す(笑)







僕の後に道はできる、僕の前に道は無い、ん!?



あの、なんとなくうっすらと見えるのが、
風と雪で消えかかったトレースです。
まだ これくらい見えればましな方です。



昨日 レンタルしたタイプとは違うスノーシュー
こっちの方が自分的には履きやすかったなぁ…

ぷぷっ、
絶対に一番前には立たずに、僕らの後ろをずっとくっついて歩いてきてたお兄さんが
派手に木道を踏み外し、雪原側に落ちました
本格装備で、かなり経験者なのかなぁ、と見えていたのですが
おサル君にまで、
大丈夫ですかぁ? と…
面目まるつぶれだねぇ






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戦場ヶ原でスノーシューは いかが? その1

2015年03月28日 04時48分01秒 | 他の山
ご無沙汰ちゃん!
& 
お疲れちゃん! (笑)



プロ野球のキャンプさながら、毎年春先に最繁忙期入りする私の仕事、
2週間ぶっ通しの連勤 !?って、 上等‼︎
早出、残業の嵐 !? どんと来い‼︎ って…
さすがに 自分の年齢には、ちょっと応えますがな…

いやいや、まだまだ弱音はあかん

ま、そんな訳で、我が “春季キャンプ” も 峠を越して
やっと 趣味に生きる生活の日々が 戻って まいりました
いや、ほんと、来るといいなぁ…


でも確かにこの繁忙期をどれ位で乗り切れるか、ってのが
自分にとっての体力のバロメーター。
じゃあ どうだったかって?
エッヘン大丈夫、まだまだ 行けるぜ、ベイビー‼️


その最繁忙期入りの直前の 間隙をぬって
こそっと 奥日光へ 行ってまいりました。
桜の開花宣言も出されて久しいのに
ちょっと更新時期がずれてしまったのはご愛嬌でげす



今年に入って 日光方面づいてるのは なんなんだか、
神様の思し召しかしらん?


冬型の気圧配置が弱まるのを期待して予定した日程も
家を出るなり なんだか怪しげな空で
日光駅からバスに乗り込んだ途端、
いよいよ本降りの 春の雪。
あらら、これも神様の思し召しかしらん?





辿り着いた終点、奥日光の湯元は
まるで雪国 真っ只中の趣

それでも日曜日、スキー場もそばにある温泉地とあって
結構な人出でげす。
先ずは 宿に荷物をデポさせてもらい
スノーシューをレンタルし、
おサル君の新兵器、 「 テルモス 」に入れてきた
温かいシチューで腹ごしらえ
なんでも深夜のテレビ通販で手に入れたのだとか…
たまに 突拍子も無い物を注文して笑かしてくれる事の多いおサル君
まぁ、今回は良しとしましょう





得意げなおサル君の顔を お見せできないのが残念でげす



本降りの雪とあって、今日は湯ノ湖周りのスノーシューコースを行くことに…
納得できるような、ちゃんとしたマップが 結局手に入らず
レンタル窓口でもらった地図を頼りに 進みますが
いまいち現在位置が…
このスキー場の端に沿って行けばいいんじゃないかなぁ…



トボトボ… 寒いねぇ



トボトボ…

ありゃりゃ⁈ なんでしょ、あの氷の球みたいなの…




「お~い、わら~? ほんとにこっちでいいのぉ~ ?」
って、こっちが聞きたいでげすよ…



周りには だ~れも おらんけん、確かめようがないんよ
隊長の悪い癖は、すぐ意固地になること
「間違ってても、その内 正しいコースにぶつかるよ~」

……………
いいえ、ぶつかりませんでした…



すごすご 引き返します



スキー場の端をやっと探り当てて、
この道じゃあないかしらん、と いうところで
一軒の民宿らしきところを発見、
確認してみると今度はオッケー
ただし、この雪じゃあ危ないからやめときなさい、って…
ええっ⁈
軽い スノーシュー トレッキングコースじゃあなかったの⁈
わかりましたぁ~ と、聞き分けの良い声を残したものの
( ごめんなさい、)
まぁ、行けるところまで行ってみましょう…





幸い視界の端に 先行者 がいたので
ルートに迷う心配もなく、モフモフの新雪の中を進みます。

木の周りには、こんな窪みが…
木が地中から吸い上げる水の温かさで、多分こうなるんだね



2時間ほど歩き回り、このコースの一番奥までたどり着き、
さぁ、あとは戻って、うひょひょ
温泉だ❗️ ビールだ❗️ご飯だぁ~❗️

ところが 隊長の左足のスノーシューのベルトの具合が
どうも よくありません
すぐ外れかかり、雪に足をとられてしまいます…
直そうにも 雪用グローブと、こびりついた雪とでうまくいきません…
一人悪戦苦闘する隊長を、
おサル君が しっかりと撮影してくれました、フンッ



雪の中にもんどりうつこと2回、頭からひっくり返る事1回、
warazaemon 上等兵、何とか無事 帰還であります‼️



ほうほうの体で 宿へ逃げ帰った我隊でしたが
宿の中の、ヌクヌクと、暖かったこと暖かったこと
ここは天国かと思いました、ハイ









部屋の窓の前には、屋根から落ちてくる雪で
雪壁が出来かかっています。
なんだか明日の朝までには 雪に埋まってしまいそうな勢いで
ドサドサッ と落ちてきます



まぁ、とりあえず温泉へ…
中は湯けむりがすごくて、
隣に熊どんが 座っていてもわからずに話し掛けてしまいそうな
そんな温泉でぬくぬくと温まって、
さぁ、お楽しみの夕食だ~
今晩は「つみれ鍋」コースを選択っす
ウヒョヒョヒョヒョヒョッ



満腹、満足、 
もう二人ともお腹には何も入れられません

ごめんなさい、山の神様、もう、warazaemon は、
山小屋の質素で堅実な食事には 二度と戻れないかもしれません
あぁっ、何て罰当たりなんでしょ…

あれっ? おサル君、何してはるの?
暖炉の火で、焼マシュマロ食べさせてくれるんだよ
ここの名物なんだよって… いつの間に…








戦場ヶ原のスノーシュー報告は、この次で…



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速報!雲竜瀑2015、年始めのお山は…その3

2015年01月20日 02時57分11秒 | 他の山
さて、雲竜渓谷入口から改めて入渓します。
最初は あれっ⁉︎
あれだけの氷柱、ホントにあるのかな
って 感じのアプローチですが…


うん うん、いいじゃあ ないですかぁ…





おお~っ
まさに、氷の神殿⁉︎ 宮殿⁉︎




この辺りが、 「友知らず」と呼ばれるところでしょうか…




サクサクと 行きましょう








しっかし でっかいね~





カラン カラン カラン…って音がしたと思ったら…

こらこら、いくらまだ細い氷柱とは言え
折って食べちゃダメですよ~

でも、持って帰って ウィスキーのロックに、
なんて、良いだろうねぇ…











寒さが緩むと、こんな風に崩壊する事もあるんだね~

オットット、危ない危ない





こんな風に湧き落ちる水が
夜の冷え込みで あんな氷柱に姿を変えるんだね




イエ~イ‼︎
 おサル君でなくても、そりゃあ テンション上がりますて‼︎







こんな とんがった氷が頭の上に落ちてきたら
さすがに ヤバイっしょ‼︎
ヘルメット、躊躇なくかぶりましたよっ、ハイッ





これが どうやら『雲竜瀑』 どんずば
まだまだ 成長中だね~、やっとこさ小学生⁉︎







ここの渓谷は、冬場 ほとんど陽が差し込まないんでしょう…
だからこそ ここまで大きく、氷柱が育つんだろうね

渓谷深く立ち入ったこの場所
じっとしていると だんだんと耳やら鼻先、末端が凍てついてきます

ホゲーっ と 凍った滝を見上げていた  おサル君も
さすがに寒さを誤魔化せないみたい…



名残りは尽きませんが、
そろそろ戻るべかぁ…

振り返り 振り返り、今来たトレースを辿り
帰るのでありました… 








~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


さて、無事、下界へ戻ってまいりました。
まず やるべきは、解凍、解凍‼︎

東照宮境内にある宿に荷物を置くなり、
The boom. ざ ぶ~~ん‼︎




~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


翌朝、綺麗な朝焼けの中 布団を抜け出して
お散歩と お詣り


昨日、あんなところにいたからか、ちっとも寒さを感じず
清々しい朝です

















実は 帰ってすぐ、用事が待っているので
今回は サクッと 帰京します。

東武特急スペーシア使っても、特急料金だけ足せば
帰りも 900円也‼︎

お足がよろしいようで…






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速報!雲竜瀑2015、年始めのお山は…その2

2015年01月17日 13時31分28秒 | 他の山

新年、旅のスタートは、日光へ…

なにしろ、
🎵 福~よ来い来い 福よ来い 🎵

の 日光だもんで、
縁起が良いにも程がある‼︎. っしょ⁉︎



ところで
JRで出掛ける時には
色々 安売りチケットを物色して行くんでゲスが
今回は 東武、
まぁ そんなもんは無えべ…
と 思っていたら さにあらず‼︎


「東武株主優待切符」なるもんが チケット屋さんで
売られていて、
東武線内だったら どこまで乗っても 900円‼︎って、安っ‼︎

ラッキー‼︎ でかした、おサル君‼︎




で、東武日光駅前を、朝8時半に、GO‼︎
東照宮の裏手の林道を タクシーで、分け入ります…

今回 訪れた時には まだ下までは雪がなく、
林道ゲートまで あっという間に到着。
いよいよここから、長い歩きの始まりです。





ちゃんとネットでチェック。ここは ゲート側の左へ…


舗装された林道を、
九十九折れの、いきなりの急登に 体が悲鳴をあげます

ところで、ほぼフル装備で臨んだ我が隊
しばらく 雪のゆの字も現れない林道歩きに
( 隊長 )ちょっと不安がひろがります。

だって、 おサル君には
12本アイゼンに ピッケル、ヘルメット必携と厳命していたもので…




カーブを曲がる事 何回目かに
やっと白く圧雪された、フルの 雪の林道に…(ホッ)








後は、雲竜渓谷の、氷柱の育ち具合だけが問題だね…
( 甘いっ‼︎ )











向こうに見える砂防ダム、でかっ!!

目指す「雲竜瀑」は、正面中央部 二つの山の頂に挟まれた
かなり上に位置した渓谷です





見晴らし台を越して、 『 洞門岩』到着。
さて ここからアイゼンとゲーターを装着、
入渓です。
( ↑ 違う‼︎ ちゃんとガイド記事読み込んできていなかったな‼︎ )








そうなんです、入渓者が少なくて トレースが不明瞭な時は
『雲竜渓谷入口』の標識の出てくるところまで
再度 林道を行くのがベター、と
そう書いてあったはずです。



隊長がラッセルしつつ 先行するも
とまどい顔の おサル君

案の定、沢伝いに進もうと試みるも、
高低差の大きい ゴルジュに たちまちにして行く手を阻まれ
トレースも、ルートも見失い、
敢え無く撤退… トホホ


ここで冷静になった 隊長、
そう言えば 洞門岩からのルートはわかりにくいので
その場合は無理せず林道を進め、と あったっけ…

潔く ここは入渓地点まで戻り
林道を歩いて 先へ進む事に…


ここで 本日 初めて 同好の人とすれ違います。
もう、戻る途中のようです。
小一時間ほどの 時間ロスでしたが、
まだ余力のある内の 仕切り直しなので
ここは ガシガシと、とにかく前へ…


林道の峠らしき所へ差し掛かると、
20人程のツアーらしき人の姿が見えます。
どうやらこの人達も 帰る途中のようです。
やれやれ…
でも おかげでルートは明瞭に…

そんなこんなで、やっと渓谷入口 到着。





入り口で こけたら目も当てられんしょ!!
ここはゆっくりと…





おおおーっ!!



おおおおおーっ!!





何度となく 渡渉しますが、これが結構 スリリング!!
沢は意外と深く 水量もあるし、ぎりぎりまで雪と氷で覆われているので
あまり厚くない氷の上に乗ってしまうと
踏み抜いてしまいます…





おおおおおおおおおおーっ!!





次回、もう一度続きます


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速報!雲竜瀑2015、年始めのお山は…

2015年01月14日 03時31分50秒 | 他の山
さて、年も改まりましたね~
山雑誌なんかが、年始号特集組むんだったら
さっそく 今年は どこの山を目指そうかという、
まあ、そういった話になるわけで、はい…

で、
年初一回目の投稿は そんな話題にしようかと思っていましたが…

ここ数年、行きたいと思いつつも
タイミングが合わず 行きそびれていた
奥日光の『 雲竜渓谷(瀑) 』!!

行って来ちゃいました‼︎
ジャン‼︎





ネットでググると 今でこそたちまちにして沢山の情報がヒットしますが、
元々あまり 山登りルートとして知られていた場所ではないみたいです。

それが、2012年の新春、 『山と渓谷』の表紙に取り上げられて
一躍メジャーに‼︎



何なに⁉︎
どこ何処⁉︎
ここ、何処なの?
どうやって行けるの⁉︎



はいはい、慌てない慌てない、
しからば ググられい‼︎






でも、
本来のトップシーズンにはまだ早いがために
今シーズンの情報だけが まだ無い。

現地は今 どんな状況なんだろう、と
皆が知りたがっている…

で、そんな状況の中、
不肖 私めが、
立ち上がった訳でございますよ、はい

とにかく
情報が古くならないうちに、とりあえず投稿しちまおうと、
ええ、思った訳でやんすよ
( え!? もう遅い!? )


いつもより、
仕込みも作り込みも足りないのは分かっているのだけど
ま、ご勘弁を願えますだ、旦那‼︎


詳しい報告は とりあえずこの次から…

乞うご期待‼️




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