神戸在住、恋するスタジオ・フォトグラファー、ときどきドキドキ、ホンニョホニョン日記!

元銀塩・スタジオ・フォトグラファーである吾輩が日々、感じ、考え、体験したことをのんびり書き連ねていく日記形式のブログ。

さ、これからの一年、どうしょうか!

2011年01月01日 00時51分47秒 | Weblog
大晦日の朝に眼鏡が行方不明になった。
探しても捜してもないので、
仕方なく、
裸眼でヒヤヒヤしながら運転し、
眼鏡屋さんへ直行。
大晦日の慌ただしい夕方でも、
ほんの数十分、待つだけで眼鏡ができてしまう。
すごい時代だよ。
しかも2つで8000円ほど。
今から20年ほど前、
見栄をはって、
ディオールの眼鏡を70,000円ほどで購入したことがある。
しかも、出来上がりに4,5日もかかっていた。
それが、今や、
4000円足らずでいい眼鏡ができるんだ。
街中の老舗の眼鏡屋さん、
この現実にどう対策を取っているのだろうか?

そのあと、
近所のDPE屋さんへプリントを引き取りに行く。
できあがりに関して
さりげなく希望を言ったら、
店内まで案内され、
旧式のマックで、
しかもフォトショップ5.5で、
丁寧に修整してくださった。

大きなカメラショップの後を引き継いだDPE屋さんだ。
でも、
某外資系フイルム会社経験のある店主は、
採算が取れないと嘆いている。
ネガ全盛時代は、ほとんど現像代で儲けていたのだが、
今やデジタル全盛。
みんな、パソコンにストックしたままだし、
仮にプリントしたとしても、
一枚あたり35円ほどでは儲かりません。

今、街中からDPE屋さんやカメラ屋さんが
衰退し、店が消えつつある。
コニカやコダックは消えてしまったし、
フジフイルムも
医療や化粧品の方にシフトしている。

どうなるんだろう。
っていうワシも久しくネガを撮っていない。
写真屋さんの周辺に浮遊していた
写真の文化というか産業が無くなりつつあるのだ。
これはジワジワとくる
恐怖です。
なぜなら、
街中の写真館も決して無縁ではないからである。


大晦日の
眼鏡屋さんとDPE屋さんとの違いで、
大きく落ち込んだカウントダウンの夜であった。
全国の写真館店主たちよ!
みなさん、生き残りましょう!
ワシも
負けるもんか!
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あけましておめでとうございます!

2011年01月01日 00時00分01秒 | Weblog
2011年、ばんざい!
今年もいい年でありますように!
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