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いるまねこの会:不幸な猫を増やさない

2015-07-19 06:11:31 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

いるまねこの会:不幸な猫を増やさない
 避妊去勢手術費用を補助 カレンダー作製し販売/埼玉

2015年06月17日 毎日新聞


「さくらねこ」キャンペーンで基金を創設した猫写真家の平林佳代子さん(左から2人目)ら

収益金で基金設立 動物病院も紹介
愛猫家でつくる「いるまねこの会」(松村郁美会長)は、猫の写真でつくったカレンダーの収益金で基金を設立し、101匹のネコの避妊去勢手術費用を補助するユニークな「101匹いるま さくらねこキャンペーン」を実施している。
猫カレンダーには、同市在住の猫写真家、平林佳代子さん(56)が、撮りためた13枚の猫の写真を使用。
A3判大の見開きで1000部を作製した。
会員の新井千恵子さん(74)らが1部1000円で販売。
720部を売り上げ、実費を除いた収益金50万5000円で「いるまねこカレンダー基金」を設立した。
この基金を活用して飼い猫でも野良猫でも1匹につき5000円の避妊去勢手術費を101匹に補助する。
趣旨に賛同した獣医師らの協力で、補助金に実費1000円を加えた計6000円で避妊去勢手術ができる動物病院も紹介する。
同会は、不幸な猫を増やさないため▽捕獲(TRAP)▽避妊去勢手術済みの目印として耳先をV字にカットする(NEUTER)▽元に戻す(RETURN)−−のTNR活動を行っている。
耳先をサクラの花びらの形にカットし手術をしたことが一目で分かる猫を「さくらねこ」と呼ぶ。
手術した猫は元の場所に戻され繁殖することなく地域で一生を過ごす。
同会によると、猫は年2回出産し1回平均5匹を産む。
行政に持ち込まれる飼い主不明の約8割が生まれて間もない子猫。
国内で年間約10万匹近くが殺処分されているという。
基金の補助対象者は市民や市内の事業所、自治会だが、補助対象の猫は市内と市に隣接する地区に生息する猫にまで範囲を広げ、捕獲用トラップの貸し出しも行っている。
補助は来年3月までの間で101匹に達した時点で終了する。
問い合わせはキャンペーン事務局(電話090・9156・4471)。
【海老名富夫】


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