動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

「わさお」高齢で歩けず

2020-05-03 05:52:29 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

わさおが体調不良で“隠居”

2020年4月21日(火) 陸奥新報

鯵ケ沢町の人気犬「ブサかわ犬」として全国的に高い知名度があるわさおが、老化と体調不良のため今月から“隠居”し、活動を縮小したことが20日、分かった。
推定13歳で、人間の90歳前後に相当する年齢。
現在は歩けず要介護状態で、イベントなどへの出演は困難とみられる。


隠居生活に入ったわさおと飼い主の菊谷さん=20日、きくや商店

飼い主の菊谷忠光さん(55)=町議=は「わさおを応援してくださる皆さんには静かに、温かく見守ってほしい」と話している。
わさおの魅力を伝える活動を展開する「わさおプロジェクト」の工藤健代表や菊谷さんによると、わさおは今月に入り、朝の散歩に連れ出す際、足腰が立たなくなったという。
元気がなく、ぐったりしていたため、町内の動物病院に運んだところ、老化に起因する病気であることが分かった。
以来、同町南浮田町のイカ焼き店「きくや商店」内で養生する生活。
食欲に波があり、水も飲まない時があるといい、週1回のペースで通院している。
活動は、店内で姿を見せる程度に縮小となる。
わさおは、菊谷さんの母で2017年11月に死去した節子さん(享年73)が、飼い主として深い愛情を注いできた。
菊谷さんは「母の介護が十分にできず、死に目にも会えなかった。せめて、わさおの面倒はきちんとしたい。それが母への罪滅ぼしだし、望んでいたことだ」と語った。
わさおは町特別観光大使や世界遺産活動特別大使犬「ワンバサダー」、JR鯵ケ沢駅の観光駅長として活躍。
テレビ番組や映画を通じて人気を全国区とし、町の観光や知名度向上に貢献してきた。
わさお隠居の報に、町観光協会の杉澤廉晴会長は「観光への多大な貢献に感謝するしかない。健康に気を付け、余生を過ごしていただきたい」とコメント。
平田衛町長は「わさおの存在が町を明るくし、話題を振りまいた。今後もそういう存在であってほしいし、一日も早く体調が回復してほしい」と願った。
今後、わさおの状態は「わさおプロジェクト」がネットで報告する。


伏しても尚わさお 真面目な話

2020年4月19日(日) web東奥 わさお通信

今月にはいって足腰が急激に衰えました、わさお。

散歩中に後ろ足がぷるぷるしたり、引きずるように見えたり、腰が抜けたようになることは幾度もありました。
とはいえ、休憩することで回復するのがこれまでの常でした。
しかしどうやらこのたびは勝手が違うみたいです。
今日現在、わさおの下肢は力がこもらず、歩行が困難な状態にあります。
わさおの持つ時計の針が、またひとつ老いにむかって時を刻んだ、そんな感じがしています。
老境に至り、いよいよ介護の段階にはいるのか、というのが偽らざる心情です。
わさお本人にもおそらく戸惑いがあることでしょう。

これまでと変わらず思考が出来、いつも同様食欲もあり、排泄もある。
なのになぜか肉体の一部がままならない。
それ故、日々の元気や気分に波があるのも見て取れます。
高齢故の体調の良し悪しもあるはずです。

現在もわさおは日中、お店におります。
常にわさおに目配りできるようにしておきたいということと、この期に及んで、なるべくわさおの生活リズムを変えないようにしようとの考えからです。
老化による衰えは、悲しく寂しいことではありますが、逃れることは誰にもできない摂理です。
過度なご心配をおかけすることは本意ではありません。
どうか、わさおの今のありのままをありのままにお受け止めいただければ幸いです。
わさおのお店の人と、その周囲の者でこれからもわさおに寄り添っていく所存です。
これまで同様あたたかく見守っていただければ…と思う次第です。

今後のわさおの様子につきましても、このブログやSNSなどで随時お伝え致します。

<追記1>
わさおの現況について、どのようにお知らせするかかなり悩みました。
もしかしたら立ち上がることがあるのではないかという気持ちを言い訳にここまで様子を伺っておりました。
しかしながら現飼い主の「新型コロナで辛い時期だけど、わさおもがんばっているので、がんばろうよ」とのメッセージを頂き、記事化することにいたしました。
<追記2>
中にはご心配のあまり、お店にお問い合わせなさりたくなるお気持ちが芽生えるかもしれません。
しかしながら、そのお気持ちだけで十分かと存じます。
心中お察しいたしますが、お店側の負担を考えますと、直接のお問い合わせお控えいただきますようお願いいたします。


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