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寒空の公園のゴミ箱で震えた犬が見つかる(英)

2018-03-06 06:05:25 | 動物実験・動物虐待

寒空の公園のゴミ箱で震えた犬が見つかる(英)

2018年2月28日(水) Techinsight


寒空の中、ゴミ箱で発見された犬(画像は『Birmingham Dogs Home 2018年2月23日付Twitter「FOUND in Sutton Park IN A BIN!!!」』のスクリーンショット)

寒さが厳しいイギリスから悲しいニュースが届いた。
公園のゴミ箱から1匹の犬が見つかったのである。
幸いにも犬の救助・保護活動をしている慈善団体に保護された犬は現在、元気を取り戻しているという。
英メディア『Birmingham Live』『Mirror』などが伝えた。

ウェスト・ミッドランズのサットン・コールドフィールドにあるサットン公園で2月23日の午前6時頃、いつものようにゴミ箱にあるゴミを片付けにやって来た園の用務員は、その1つから犬が顔を出しているのを見つけた。
連絡を受けた犬の救助・保護施設「Birmingham Dogs Home(バーミンガム・ドッグズホーム)」は、テリアの雑種と思われるこの犬を保護し、施設へと連れて行った。
犬にはマイクロチップが埋め込まれておらず、飼い主を特定することや犬の名前を知ることができなかったため、この犬は迷い犬から野良になったのか、もしくは飼い主に捨てられたからなのかという特定はできなかったようだ。
また飼い主がいるならば故意にゴミ箱に遺棄したのか、寒さから少しでも避難するために犬が自らゴミ箱に入ったのかも定かではないという。
「Birmingham Dogs Home」によると、もしこの犬に飼い主がいるならば、新しい引き取り先が決まるまでの1週間以内に名乗り出るチャンスがあるということだ。
施設の基金支援者であるレイチェル・フロストさんは、犬が保護された日のことについてこのように話した。
「前夜は凍える寒さでした。私たちが近付くと犬は震えていたし、警戒して怖がっていた様子でした。でも、公園の用務員が見つけてくれたことをきっと嬉しく思っていることでしょう。犬は施設に保護されており、予防接種も受けてエサや温かいベッドも与えられています。発見時は腹痛を抱えていたようですが、きっとゴミ箱の中のものを食べていたからでしょう。でも今は元気にしていますよ。」
同施設は、ゴミ箱から頭を出している犬の写真をTwitterに投稿すると、多くのユーザーらが犬への同情の言葉を寄せた。
またこのニュースを知った人からも「絶対、心無い飼い主に捨てられたんだ。こんなことする奴には吐き気がする」「とても寒かったから自分で暖を取るためにゴミ箱に入ったのかもしれないね」「動物虐待する人間は最低だ」「言葉もない。かわいそう」といった声があがっている。
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)


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