藤井先生の指導による男声練習
24番・25・26番番それぞれを見直しする。
その後に、24番から26番まで続けて歌う練習をする。
さらに、33番の音取りをする。
24番 Surely He Hath Borne Our Griefs
・“surely”の出だし付点の長い方の音符が止まらないように1つの言葉として
歌う。
余裕を持ってお互いの音を聴き合い。空間を感じながら歌うと良い。
・長い音が多いが、入ったところが1番大きくなるのではなく。フレーズがない
ことを意識して歌う。
・“him”痛みを感じながら歌う。“m”をしっかり。
テノール
・7小節、“griefs”着地している。ブレスの後の“and”が硬くならないように
柔らかく歌う。ただし飛び出さない。“carried”の方が聞こえたい。
・8小節“our”の“C(ド)”の音、要注意。
・10小節“griefs”母音を縦長に明るく歌う。11小節まではレガートで。
・16小節“he”は単独で出るところなので、特別感をもって印象的に歌う。“
he”から歌い出して“iniquities”に重みがいくように。
・23小節の気持ちよく“G(ソ)”音に上がりたい。円を描くイメージで流れを
もって柔らかく歌う。“ソ”の後の“up”の音を正確に下りるように気をつける。
バス
・7小節から高い音、言葉のさばきをしっかりして歌う。
・8小節“our”の音、要注意。
・9小節“he”の音、正確に取るように確認する。
・10、11小節“Fis(ファの♯)”の音からはずれてくる人がいるので要注意。
・P100、八分音符のところでバラバラするので注意。
・14小節“transgressions”は“tr”を前に出して歌う。
・19小節“iniquities”
・20小節からは音が上がっていくときにリズム通りに上がりたい。アルトも一
緒のタイミングの動いているのでずれないように気をつける。
・22小節“peace”大切な音。言葉をはっきりさせることで次の小節へスムーズ
に移れる。
・24小節“him”喉を開いて歌うと良い音になる。
25番 And With His Stripes We Are Healed
・言葉のさばきが大切。特に“And with his stripes”マルカート気味で発語
も鋭く。“we are healed”は対照的にレガートに優しく歌う。
・“stripes”「アイ」をはっきり言う。また、変化を付けるために言い切って“
stripes”を歌う。
・上の音を頑張りすぎて次の音がぶれないように歌う。
テノール
・10小節“C(ド)”、14小節“G(ソ)”の音に正確に下りる。
・24小節しっかり“D♮(レ)”から“E(ミ)”の音に戻る。27、28小節も
同じ。
・33小節からの音程要注意。しっかりしゃべる。
・46小節最後の音、ダイレクトに“G(ソ)”音下りる。
バス
・“We Are Healed”はもっとレガートに、聞いている人たちが楽譜が見えないよ
うにラインとして歌う。レガートにすると後ろに伸びていくので遅れないように
注意して歌う。
・17小節、“F(ファ)”音、23小節“D♮(レ♮)”音正確に。
・練習音源C“we are healed”はもう少し鋭く歌う。
・46小節最後の音、広がりながら下りる。
26番 All We Like Sheep
・Adagio部分の黒い音符の長さを気をつける。しっかり“iniquities”と歌う。
・クレシェンドは幅が広がっていく感じに歌う。
・“sheep”の“p”神が揺れるくらい発音する。
・音が取りにくいところをピアノを弾いていただき確認。
・同じ音で“All We Like”子音をはっきりとしゃべる。
・73小節“we”の入りは特別感がほしい。
バス
・長い音は頑張りすぎずに全体を支える声で歌う。
・P106“like”から“sheep”へ重くならないように。「アイ」は高いポジシ
ョンで。
・9小節から音が上がっていくところ“シラソファ”をもっと楽に上がるように。
アルトと同じ動き。
・“stray”「レー」ではなく「レイ」
・は唇をもっと使って。
・“way”の4分音符が短くなりすぎないように。
・最後の音、奥の方を後3cm上げる感じで歌う。
・82小節“Ees(ミ♭)”にしっかり下りる。83小節はその音にしっかり上が
る。
・P112へ譜面をめくった後の音に気をつける。
テノール
・“turned”の“t”をもっとはっきり。低い音で終わる時も“ed”を聞こえるよ
うに歌う。・練習番号D“turned”は「あ」の母音で動く。
・19小節、上の音がキラキラと聞こえてくるように歌う。明るい音程で。
・“All”と“ we”との間に段差がつかないように。
・上の方へ行く途中の音を正確に歌う。
・32小節の出だしの音、女声の歌の流れに乗って歌う。
・同じ音が続くときに、音がぶれることがあるので注意。
・67小節“Ees(ミ♭)”音正確に。
・P113、2段目は息の流れでつなぐように歌う。
・“all”の“ll”を発語するとき、力が抜けないように。
24番、25番、26番通しての練習。
・3曲を集中して歌えるように。
・バスP112上の段食いつきをよくして遅くならないように歌う。
No.33 Lift up your heads , o ye gates
音符の長さの確認
・11小節バス、テノールと同じ付点にする。
・13小節、2拍目の裏16分音符“of”を8分音符にする。
・13、14小節2拍目上の付点のあるリズムにする。
・20小節、21小節の4拍目の裏16分音符“and”“ye”を8分音符にする。
・テノール30小節の2拍目は、8分音符2つにする。“Lord”は付点のまま歌
う。
曲の説明
・33番の前、29から32番までテノールソロ。
・31番のレチタティーヴォでキリストが亡くなられる。
・32番で復活の兆しがアルト歌う。
・33番で、復活したキリストを門を開けて迎える。ここから復活。
・練習番号Aの男声は、オペラ風に芝居をして「王は誰?」
練習の注意事項
バス
・14小節と15小節3拍目“A(ラ)”音正確に戻る。
・P128、最後から始まる“and the king of glory”は、とても良いメロディー
をもらっているので一息で美しく歌ってほしい。
テノール
・12小節出だしの音大切に歌う。次の音も気をつける。
・“C(ド)”音が続くところで音がぶれないように歌う。
・57小節1拍目“H(シ♮)”音は要注意。
言葉の確認
・“hosts”は二重母音。“ts”しっかり発語する。
・“in”は最後の“n”までしっかり。
言葉が明確に歌えるようしっかりしゃべることができるよう復習しましょう。
音程で引っかかるところは各自で練習しましょう。
練習音源
https://s.mypocket.ocn.ne.jp/FOtA0Y