NEW和光市民合唱団公式ブログ

誰でも参加できる合唱団です。
月2~3回日曜日(祝・土あり)サンアゼリア企画展示室、中央公民館
で練習中!見学可。

2月7日マエストロ指導報告

2021年02月07日 20時44分21秒 | 定期演奏会

本日はマエストロに「魔笛・僧侶の合唱」「モーツアルト・レクイエムNo6,7」を指導いただきました。

和光市民合唱団第27回定期演奏会ではモーツアルトを取り上げます。

第一部はソリストによるモーツァルト作曲アリアの数々、

合唱団はモーツァルトオペラ「魔笛」第二幕

ザラストロが太陽を讃え、イシスとオシリスを讃える「合唱」のうちに

様々な試練を乗り越えたタミーノとパミーナを祝福して幕となるシーンを演奏。

第二部では「モーツアルト作曲レクイエム」を演奏致します。

以下、本日の指導内容です。

お休みされた皆様、参考にして頂き、次回練習日28日までの長い期間、自主練習宜しくお願い致します。

 

 魔笛 第二幕・最終場「僧侶の合唱」 p240  ~245  

 Heil sei euch Geweihten Ihr dranget durch Nacht!    

汝ら清められた者たちに幸福あれ 汝らは夜の闇を押し破った。

Dank sei dir Osiris  Dank  dir Isis  gebracht!     

汝オシリスに感謝あれ 汝イシスに感謝あれ!

Es siegte die Stärke und krönet zum Lohn      

勝利したのはその強さ、そしてその褒美に冠をとらせよ!

die Schönheit und Weisheit mit ewiger Kron'!    

その美しさと叡智に 永遠の栄冠を!

  1. 強弱記号はfとPしかない。
  2. 子音をはっきり発音し、小節線から前に出す。指揮棒が下りる時(小節線)に母音が来る事を肝に命じて!
  3. 長い音符で歌が伸びる傾向があり注意!
  4. 「Heil」は言い切る。ハ / アイルと分けて言う。
  5. 835小節のソプラノだけになる箇所、4声が揃うまではフォルテで歌い、4声揃ったら急にピアノで歌って!
  6. Geweiten はレガートに、切れぎれに歌わない。
  7. 838小節「Nacht」は二拍目休符の頭で切る。短くならないように。
  8. 839小節「Dank」は三拍目頭で切る、短くならないように明るく歌う。
  9. 「Osiris」「Isis」は固有名詞なのではっきり言い直す。
  10. 846小節  Allegro になるので 「bracht」はのんびりしないで短くなる。
  11. 243ページ872小節のクレシェンドに印を!2小節でフォルテにして下さい。
  12. 878小節「Schönheit」888小節「Weisheit」の「t」は休符の前で言う。
  13. 245ページ900小節の「Kron'」「mit」の間は可能ならtノンブレスで。

 モツレク  

●No.6 Confutatis「口をふさがれ」

  1. 伴奏がリズムを刻んでいるのですが、そのリズムを感じて歌えるように。手をたたきながら歌詞をしゃべってみる練習を!
  2. 「Conftatis」等の「付点8分音符+16分音符」の短い音符が短すぎないように。音符通りに歌って。
  3. 女声、練習番号Aの前、Cの前、1小節の間良い香りを吸ってから歌い始めると、落ち着いて良い声で歌い始められる。
  4. 41ページ2小節目「voca me cum benedictis」の「me cum bene」ゆっくりならない。
  5. 41ページ三段目バス、「acribus」が伸びないように。「cri」のところが伸びやすいので注意。
  6. 43ページ「ple」「cli」「tri」「qua」で遅れない。
  7. 44ページ35小節バス「curam」早く切り、次の二部音符「curam」の入りが遅れないように。

●No.7   Lacrimosa「涙あふれる」

  1. 45ページ3小節目ソプラノ、二度目のレ音「mo」が低くならない。
  2. 練習番号G の前「us」を短く切り、休符でのブレスは「sotto voce」のブレスを。
  3. 46ページ、練習番号 H ではハーモニーを明るく取り直す。

次回は 2月28日(日)サンアゼリア企画展示室で 1時半からB班

   3時からA班、モツレク他を藤井冴先生にご指導いただきます。

   日程が開いていますので忘れないように自主練習をし

   コロナ感染対策をしてご来場ください。

 

 

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1月30日男声練習報告

2021年02月01日 17時13分04秒 | 定期演奏会

1月30日男声練習報告

 

 佐藤圭先生のご指導で、魔笛とモツレクNo.1と6の練習をしました。

 出席者はテナー6人、ベース11人。

 全体を通して、テナーには「イ」の母音と高い音は、口腔内を広く保ってつぶさない発声、ベースは特に低い音は喉を締めないで、上顎を意識した発声、のご指導がありました。

【魔笛】

・演奏部分は、「魔笛」最後のハイライトなので、明るく高揚感を持って歌う。

・ドイツ語の単語最後の子音をはっきりと発音する。

・1曲目(211-212P)は演奏しません。

830小節:「Heil」をはっきりと(特に「H」)。「Heil」の後に少し切れ目を入れる。

・830-831小節:「Geweihten」は一つの言葉なので、小節間はつなげる。

・837小節:テナー「get」は8分音符に「ge」「et」を置く。

・838小節:「Nacht」は1拍の中で言い切る。「cht」(ハト)ははっきり言う。

・839小節以下:「Dank!」の「k」の入れ方は指揮者の指示によるが、しっかり発音する

・841小節以下:Pが順番に出てくるので注意。

846小節:「bracht!」は言い切る → 指揮をしっかり見る!

・847小節以下:かなり速くなるので、ついて行けるように各自練習を。

・855小節:「siegte」は「ズィークテ」と発音する。

・856小節:「Stärke」の「St(シュt)」は拍の前に、はっきりと発音する。

・857小節:「Krönet」の「Kr」は前に出して発音する。「Ö」は口をとがらせて「エ」と発音する。

・870小節:「unt」の前で軽く切る。

・872小節:「Lorn」の後で切る。

・877小節:フェルマータの最後に「n」をいれる。舌を上顎に付けて発音する。

・879小節以下:男声が一緒に動くのでお互いを意識して合わせ、ハーモニーをつくる。

・893小節以下:4声が一緒に動くので、意識して合わせ、ハーモニーをつくる。

・以下「,」がある箇所は切る。

・901、905小節:「mit」の「t」は拍ギリギリまでしっかり歌って発音する

【モツレク】

<No.1 Requiem>

・死者を弔う気持ちを持って。

・音がブツブツ切れないように、次の拍の頭までしっかり伸ばす

・特にテナー、高い音はつぶさず、天井を高くして歌う。

・出だし「R」は巻いて拍の前に出して、はっきりと歌う。各パート音程が低くならないように。

・14小節のベース、和音的に「♭シ」は抑え気味に歌う。

・15小節以下は、レガートに、8分音符の長さを保って。26小節以下も同じ。

・39小節以下の16音符はすべての音を歌う意識ではなく、拍の頭を捉えて遅れない。

・50小節以下はスピード感を持って。出だしははっきりと。

・最後は和音を意識して、自分が和音の何番目の音を歌うのか考えて。

・ No.2の出だしは、音を取らずに行くので、最初の音を取れるようにする。

<No.6 Confutatis>

・Andanteであるがテンポ感持って。

・テナー、べースは、4小節最後の拍から同じリズム、5小節2拍目から同じリズム・歌詞になるので、合わせる気持ちを持って。

・12小節テナー、高いラ、ソ♯が出てくるが、空間を持って歌う。

・テナー、べースは、13小節3拍目から同じリズム、14小節4拍目から同じリズム・歌詞になるので、合わせる気持ちを持って。

・ベース26小節の出だし、胸に落とさず、頭声の響きを持って。

・テナー26小節から和音の意識を持つ。

 

練習の録音は下記にアップしましたので、復習の参考にしてください。
https://s.mypocket.ntt.com/FkVKUn

 

次回の練習は2月7日(日)マエストロ稽古となります。

魔笛、モツレクNo.6からご指導いただきますので、ご準備ください。

なお、A・B分散練習になりますので、開始時間にご留意ください。t

 

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