若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

ちょっと嬉しい

2007-03-21 22:56:38 | 日常
昨日は今年度ラスト登園日でした。

戻ってきた連絡帳に朝からお友達とままごとをしたり、自分から誘ってお店屋さんごっこをしたりしました、という記述があってなごやかな気分に。
ミニの社会性のつまづきからくるトラブルに悩まされた期間が長かったので、こういうのはホントに嬉しい。

寝るまぎわのミニに「今日は○○ちゃんとおままごとしたの?」と聞いてみると
すっごく嬉しそうに「しんかんせん、もらっちゃった」だって。
はずかしそうに、うふふっと笑ったりして。

今年度をいい感じにしめくくれた気がして、なんだかハッピー

ねばり勝ちのあとで

2007-03-17 22:49:53 | 家庭での支援
寝る前にトイレに行ったミニ。
たまにやるんだけど、中から鍵をかけてしまった(ただ今まではドアがきちんとしまってなくて問題なかった)
あけかたがわからずミニはもう大パニック
しかもうちのトイレは前の住人がかなり乱暴に扱ってたのか、外からあけるのにコインとかを挟む箇所が歪んでいて、なかなかうまく回せない
当然パニックはひどくなり、大泣きするわ、暴れるわ

やっと救出されたミニはひしっと私に抱きついてきたけど、なかなかショックから抜けきれない様子。

まずいな~。せっかくトイレの自立が仕上げの段階まできたのに、下手すればトイレ恐怖症になっちゃうかも

とりあえずできる支援ということで、ドアノブに「あける」の指示カードをつけてみました
今日の様子ではトイレ自体に対する恐怖は残ってなかったようなので、このカードでしのげそうかな

ねばり勝ち

2007-03-17 14:01:21 | 日常
昨日の夕飯はミニのリクエストでホットプレートを使った焼きソバ。
時間も多少早めだったので、食後はテレビをつけたままかなりのんびりできた。
ミニが一人で遊んでいたので、私は自閉っ子シリーズを読み返したり、食器を洗ったり。
ふと振り向くと鉄板部分をとりはずしたホットプレートの上にミニがねんどで作ったお団子をせっせと並べている。
「これはいけません。フライパンを使ってね」
とお団子をおもちゃのフライパンの上へ移動させたところ、ミニはうわーんと泣いて大パニック
例の「遊びたい欲求」を遮られたのがよっぽどガマンならなかったんだろう。
そのへんにあったおもちゃをつかみ「ぽいっ!」と言っては投げる投げる。
機嫌の悪い時の私なら怒ってたかもしれない。
でも、ミニの投げ方はどう見ても「全力」ではなく、私の出方をうかがっている雰囲気が見えた。
ここで怒ってもミニはますますパニックになるし、好きなもので釣れば機嫌はなおるかもだけど、「不適切な行動⇒自分の好きなものが手に入る」という良くない図式を学んでしまう。
幸いうちの中で二人きりだし、誰に迷惑かけるわけじゃない。
ということで、無視作戦にでました
私がノーリアクションなので、ヒートアップして色々やってみるミニ。
ぬいぐるみの耳を「ぎゅー!」ってひっぱってみたり、本棚から全部本を引き出して床に投げてみたり
それでも無視を続けていると、とうとう寝室(カーミングコーナー)へ駆け込んでいった。
静かになったので覗いてみると、自分の布団にもぐって泣きもわめきもせずに、しょんぼりしているミニ。
よし!このタイミングだ
「ミニちゃん、自分で泣きやめたね~。えらい!えらかったよ!悔しかったね。でも一人で泣きやめたね!おりこうさん!」と褒めちぎると、ミニは安心したのか「ママー」と抱きついてきました。
そして笑顔になって「おふろにはいってから、ねる」と意思表示。

やった今回は私の粘り勝ち

今後の教訓としては、ホットプレートを使ったら早めに片付けること。(本物って子供にとっては魅惑的だもんね
眠かった所為もあるかもしれないから、ごはんから入浴、就寝の流れを見直すことも必要かな。

「切り替えができたら一杯ほめてあげて」と言ってくれたこども発達センターの心理の先生。
「危険がないようなら無視して、ちょっと落ち着いたところで立て直す」ことを教えてくれた担任の先生。
「悔しかったねと声をかけることで、今自分の感じている気持ちはこうなんだという理解をうながしてみて。いずれ言葉で発散できるようになればそれはそれで良いこと」と助言して下さった都立療育センターの心理の先生。
ABAの視点から問題行動への対応を具体的にわかりやすくお話して下さったCASの土屋先生。

色んな先生方のおかげで日々ちょっとずつ前進です

苦手なこと

2007-03-15 21:52:28 | 日常
今日は通園施設の上にある相談室で心理の個別指導の日でした。
よくばって友人とランチしたりしてたので時間ぎりぎりにすべりこみ~
最近ミニが切り替えで崩れてしまうことが多いので、担任の先生と心理の先生の相談の結果、今日のセッションは早めに切り上げて教室に戻ることに。
「お部屋に帰ったらいっぱいほめてあげて下さいね~」と見送られて、教室へ戻ったものの、ミニは「園庭!えんていにいきます!」と入り口で大騒ぎ。
なんとか教室に5秒ほど入ったところを「えらいね~」と必死で褒めました
園庭で楽しそうに遊ぶミニを見ながら、担任の先生と久しぶりに色々お話もできました。
最近のミニは遊びたいという気持ちが強くなっていて、以前の一番のこだわりよりその欲求が優先になってしまい、その結果、活動の切り替えでぐずる、という図式らしい。
ああ、言われてみれば、うちでも思い当たることあるある

親だからかもしれないけど、どうも目先のことに注目してしまって、ミニの全体像っていうのを見失ってる気がして仕方ないなぁ

さて、どうしたものか。
苦手な「切り替え」をどうやってスムーズ化していくか。
私だって苦手なことはやだもんね
大人なのに、胃が痛くなったりするし。
ミニにだけ、がんばれなんて言えないよなぁ、とちょっと弱気入ってます

書きたいことは色々

2007-03-13 23:14:08 | 日常
先週の土曜はCASのセミナーで土屋立先生の講演を聞いてきました。
内容は幼児期の行動問題に対する考え方とアプローチの方法でとっても良かったです。
できれば1年半くらい早く聞きたかったなぁ。
ミニの行動問題でドツボだった時期にこのお話を聞けていたら、遠回りしなくてもすんだかも。
でも発達障害ってやつはなかなか厄介で、遠回りしないと逆に身にしみてわからないこともある
難しいなぁ。
こちらの内容はまたきちんと記事をあげたいです。
ミニの行ってる通園施設や相談室の先生方の顔もちらほらありました。
日々の療育に生きてくるといいなぁ

一日置いて月曜にはミニと一緒に都立の療育センターへ。
担当の心理の先生が4月から転職されてしまうので、前回に引き続きまとめ評価的にABC検査をしました。
ミニの弱点がとてもわかりやすかったけど、先生からは嬉しいお言葉も頂きました
ぎりぎりまで悩んではみたけど、この先生のアドバイスは私にとってすごく貴重。というわけで転職先へついていくことにしました。
それに伴って、都立の療育センターでの個別指導は終了~。
一年未満ですがお世話になりました!
次の病院も予約がいっぱいで、初診までしばらくかかりそうです。
厳しいなぁ。

ロビーにおいてあったてんかん協会のセミナーのパンフレットを読んでいると、なんか見慣れた文字が。
ミニが2歳の時から通っているクリニックの先生でした。びっくり
担当というわけじゃないけど、比較的よく診察でお会いする先生で、小児科からの転科組って聞いていたんですけど。
小児科でいろんな患者さんを診るうちに、てんかんや障害のある患者さんについて何か思うところがあったのかなぁ、なんて想像しちゃいました。
ほかにも小児科から来た先生を知っているけど、あの先生もそうだったのかしら。

とりとめない話ついでに、画像。
幼稚園でのミッキーを真似してつくった雪だるまホットケーキ。
裏返す時にソーセージがずれて、きゃ~~でした

お手伝い~

2007-03-08 23:02:15 | 日常
ミニはお手伝いが大好き

クイックルワイパーをかけていると「あ~ミニちゃんがやる~
ファブリーズを使っていると「しゅっしゅっ、する~
庭のそうじをしていると「サンダル、はく(外に出て手伝いたい)

お手伝いしてもらえると助かるし、ミニの成長を実感できて嬉しい

今日は布団敷きに挑戦
思ったよりはできました
自分で敷いた(もちろん私が手伝ったけど)布団に寝転がって大満足のミニ。

最近はこんな感じでお手伝いが増えてます。
お風呂にバブをいれるのも、湯はりのスイッチをいれるのもミニのお仕事。

でも、うっかり私、自分でやっちゃうんだよね。
だって、その方が早いし

私がバブをいれてしまった時はさぁ大変。
「ミニちゃんがやるの!あ~~ん!ミニちゃんが!」と言い張って、「もう入ってるよ」といくら言っても聞いてくれない。
結局二個目のバブをミニが投入。
ゴージャスな薔薇の香りのお風呂に二人で入りました

一回やると、もう「ボクの仕事」って思っちゃうんだね
色々経験させてあげたいのはやまやまだけど、うーん、むずかしいなぁ。
二度手間はまぁいいとしても、プチパニックの原因になるのはよろしくない。
今日なんかおいだきの必要ないのに、スイッチを押したくてモメちゃったもんなぁ

一方では、チャレンジ日記つけてがんばってる通園の支度なんかは、こっちがうながさないとやらなくなってきてる
飽きたのね

むむ、バージョンアップの時期かしら?

軽いか重いか

2007-03-06 16:44:52 | 日常
幼稚園見学、送別会、理事会とあちこちへ行って地味に忙しい私
ミニは降園してくると自分のお気に入りスポットへつれてけって毎日うるさいし
雑誌の記事を参考にして、手帳を使ったスケジュール管理を始めてみたけど、なかなか予定どおりにはいかないです~
メモっといても忘れ物もするし

幼稚園見学は、ちょうど親子あそびの日でホットケーキづくりをしてました
小さい○と大きい○をくっつけて、上手にミッキーの形のホットケーキをつくっているママがいてびっくり型とかなくても、その手があったか
できたホットケーキに生クリームしぼって、カラースプレー(チョコ)をかけて見た目もゴージャス
さっそくうちでも真似しなきゃ、と心にメモメモ

送別会は去年同じクラスだったママたちでランチって、感じになっちゃいました。
なんか送別会っぽいことすればよかったかな

理事会はいつもより長引いてしまったんだけど、色々な情報が聞けてよかったなぁ。子供が小さいとつい目先のことばかり気にしてしまうけど、先は長い

なんとなく元気になって(先輩ママたちの元気をもらったかんじ)帰宅すると夕刊の一面に目が止まった。
京都の事件。
アスペルガー症候群と診断された被告の青年には障害を考慮して刑減軽。
懲役18年が、軽いのか、重いのか、正直私には判断がつきかねます。
命を奪われた女の子の遺族からすればやはり軽すぎるだろうし。

被告の青年に同情する気持ちはあまりないけど、事件に至るまでの不幸の連鎖を思うと暗澹たる気持ちになります。
外見からは見えにくい障害のむずかしさを改めて感じました。

どんなにむずかしくても、障害に対する社会の理解の底上げとか、ケアの必要性とか、あきらめちゃいけないんだなぁ。


備えあれば?

2007-03-05 18:37:27 | 親の会の活動
何かと慌しく、気づけばあっという間に三月。
月末は帰省予定もあって、くりあがりで予定がいっぱいです。
時間のやりくり下手なので目がまわりそう~。

もう先週になりますが、親の会主催の災害セミナーに参加してきました
中越地震の時、行政側として障害者の対応にあたった方の講演は予想以上に興味深いもので、一応そなえはしているものの、いざ地震が起きたら想定外のことが起きておろおろするんだろうなぁと考えさせられました
まず自分と家族の身を守り、それから情報を収集する、というのが基本。
でも実際、大きな地震が起こってしまうと情報は錯綜するのが現実のようです
こういう催しに参加して、防災について考える時間をもつことも大切ですね、としみじみ。
実際、阪神淡路での経験が生きたこともあって、亡くなった方が少ないという面もあるようですし。

中越地震では災害弱者(障害者や老人、赤ん坊のいる世帯など)専用避難所というのはたちあがらなかったそうです。またそういう要望もなかった(行政まではとどかなった)とのこと。
ただ以前ろうあ者の方たちから、「災害時はろうあ者だけの避難所が欲しい。そこへ手話ボランティアと一緒に避難したい」という要望はあったそうです。
やっぱり福祉避難所は早期にたちあげてくれた方が当事者としては嬉しいなぁ。

講師の方が「知識の共有」の必要性について「たとえば○○さんはこういう障害だから××に専用の避難所があるよ、と何かあった時近所のひとが教えてあげられるような状況をつくっていくべき。そこまで社会全体の理解度をあげるには、あと2、30年かかるのではないか」と述べておられたのが印象的でした。
最近読んでる自閉っ子シリーズの主張とも重なってるし
家族じゃなくても、行政の中にもそんなふうに理解し支援してくれるひとがいることに私自身救われた気がしました

講演のあとは、非常食の試食会
同じ園のママたちと「これは、うちの子いけそう」「こっちは無理かな」なんてわいわいもりあがりました
偏食っ子の非常食って考えておかないと
でも、おなか減ったら食べるかも
アルファ米が意外においしかった
でも高いんだよね~
どこか安売りしてないかな~~~