若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

判明!

2007-02-28 22:04:19 | 日常
最近のミニのお気に入りおやつです。
先日たこやきをつくった後で、ねんどを使って彼がつくっていたのは、どうやらこのお菓子を真似したよう
ねんどを小さくちぎって上にのせてたのは、かざりじゃなくて顔をつくってるつもりだったのか。
なるほど~、よっぽど気にいってるのね。
顔がかわいくって購入したのですが、ミニもこのデザインにひかれたのかな。
一緒にクッキーづくり、トライしてみるべき

今日はデイサービスで、チヂミをつくったそうです
「いっぱい食べました」と連絡帳に書いてあった通り、好物のハンバーグを半分も残すミニ
でも、うっかりキッチンに出してあったこのおやつも食べてました
ちゃっかりもの

小さなことからコツコツと

2007-02-27 21:25:11 | 
「自閉っ子、自立への道を探る」を読みました~。
就労(あるいは自立)しているアスペルガーの方に、服巻先生と花風社の浅見さんがインタビューをする形式で、とても読みやすかったです。
自閉症スペクトラムのひとの気持ちや伝えたいことを読みといていくには、通訳してくれる方がいるとぐんとわかりやすい
三名の方(うち一人は藤家寛子さん)がインタビューを受けていて、それぞれが自立(就労)するうえでの、自己分析、工夫、つまづきなどを話されています。
光と影の部分をしっかりと語ってらっしゃるので、重い箇所も結構あります。

ミニは知的な障害もあるので、将来就労といってもこの方たちとは別の形になると思うのですが、どちらにせよ、自閉症スペクタクルのひとが社会に出て自立していくには、周囲の理解というのが何より大切だと感じました。
「このひとは障害がある」と知っているだけでなく、「このひとはこういうことが苦手で、こういう支援が必要」というレベルまで理解してもらってないと、トラブルが起こりがちで、結局本人への大きな負担となってしまうんですね。
うーん、難しい
今からこつこつと小さな支援の輪を広げておく、くらいしか対策が浮かびません。
他人に理解してもらうって難しいよねぇ。

見逃しがちな自閉症ひとの身体の問題についても、積極的に触れていて、今回も勉強になりました
ものを噛むだけで疲れる、ってことが実際あるんですね。
ミニはふだん元気な子なので、あまりそのへん注意を払ってないのですが、認知や情報伝達に偏りがあるんだから、運動面や体力面で本人が辛いこともあるのかもしれない、と肝にめいじておきたいです

教師をしていらっしゃる風花さきさんの言葉が胸に残りました。

『ほら、がんばったらできるでしょ』と言わないでほしい。

ああ~、うっかり言ってしまいそう私。

周囲よりも、まず親が理解しないとですよね~
が、がんばろう。

今月のグループワーク

2007-02-26 21:35:07 | 家庭での支援
時間がやや押しで、今までで一番雑談っぽい形でのグループワークでしたが、色んな話が聞けて、面白かったです。
よそのおうちの話は参考になるし、刺激になるなぁ。

というわけで、取り組もうと思ったこと。

①ファスナーの自立支援(季節柄、今のうちです

②トイレまわりの支援(引っ越してから、一番ひっかかっている箇所なので。足の位置を指示する自助具とか、手順表などをつくりたい。やらなきゃと思いつつ、実行できてなかったので

③着替え自助具の改良(最近使ってなかったシステム自体見直さないと)

④食事の場所の意識づけ(最近なぁなぁになってた

いっこずつ、いっこずつ
一日いっこずつやれば、四日でできるはず

いや、ファスナーは無理だ
気長に行こっ。

帰省順路表

2007-02-24 11:12:58 | 家庭での支援
春休みの帰省順路をスケジュールにしてみました。
実際ミニはこの順路をおぼえているので、いらないかな~と悩んだんですが、念のため。
何かをきっかけで崩れてしまった時に、スケジュールを目で見ることで落ち着くことができるので、ま、お守り代わりって感じかな
ちなみに目的地まで提示することは夏の帰省での反省点。
順路はわかっているからって、目的地がわかっているとは限らないのが自閉っ子
実家の最寄駅についたら、実家ではなく、自分の家に行けると思っていたらしいミニ。そりゃあ、大パニックでしたよ
地球のルールが通用しない、まさに異星人を引率するツアーコンダクターの気分です

このお守り、当日は忘れないように気をつけよう

ごほうびシール

2007-02-24 11:04:16 | 家庭での支援
以前グループワークで、ごほうびシールをパソコンでつくってみようかな、って言ってたママがいました。
いいアイデアって思ったんだけど、パソ対応のシール用紙って高価だし、はがしにくいっていうイメージがあって、その時は断念。
でも市販のシールでミニの好きなリアルな電車のものって捜してもなかなか見つからない
春休みチャレンジ日記をつくったのをきっかけに、つくってみようかなと電気屋さんで用紙売り場をのぞいてみることに。
今って、色々種類あるんですね~
ミニが自分ではがしやすいものということで、はがきサイズの写真シール用紙を選びました。
メーカーのサイトから無料アプリケーションをダウンロードして、不明な点をカスタマーセンターに問い合わせて、ようやく完成~~

ミニの最愛の総武線で2種類つくってみました
パソコンって便利~~
ミニに見せるのは春休みになってから
反応が今から楽しみです

春休みチャレンジ日記

2007-02-24 10:53:48 | 家庭での支援
用紙ができました~。
チャレンジする項目は9個。
できたらスタンプを押して、一日の終わりにその数を数えて、ごほうびシールを貼ります
活動はその日によって書きこめるようにしました。
おやつづくりや絵の具をつかった制作を予定しています。
あと、実家では牛乳を配達してもらっているので、それを玄関まで取りにいくお手伝いをしてもらうことに。
日付だけでなく曜日を書くようにしたのは、日曜日は牛乳宅配がお休みだからです

大人買い(?)その2

2007-02-23 22:09:44 | 
「自閉っ子、深読みしなけりゃうまくいく」今日届いたのに、もう読み終えました。早!
私、本とケーキはガマンできないたちなんです
ちなみに読んでいる間、ミニはベランダでシャボン玉をしたり畑ごっこ(雑草を勝手にたくさん抜いてくれて、大変助かりました)したりと、やりたい放題でした。
農業余暇活動もありなのかな、この子。
おいも掘りとかやらせてあげたいけどねぇ

さて肝心の本について。
実はこの本は買うのをずっとためらっていました。
内容がアメリカのIEPに触れるものだって知っていたので
「アメリカは進んでる。それにひきかえ日本は」っていう話はよく聞くゆえに、もううんざりって気持ちが強くて。
いくらアメリカの療育がすばらしくても、実際移住できるわけじゃないし、だったらあまり参考にはならないんじゃないかなぁ、と思ってました。
(正直、公的な健康保険もない国で弱者救済がどこまで行われているのか疑問だったし、アメリカ=理想的な療育環境っていうのはちょっと夢見すぎじゃない?って感じてた)

結論からいうと、この本は単純なアメリカ礼賛本ではありませんでした。
帯にも書いてあるもんね「アメリカのIEPをあくまで参考に」
いや~早とちりはよくないね

アメリカのIEPの長所短所に触れ、日米の文化の違いにも言及し、アメリカの療育制度の良い点は真似して、日本人の気質にあった形の支援制度をつくっていくといいねという提案をしている本でした。
素直に面白かった

ニキさんはこの本で「俺ルール」「ハイパーりちぎ」に続く名言を残してます。
「親デバイド」
どういう親かで子供がよくなるかよくならないか決まってしまう。
そういったことで生まれるメリットの格差のことです。
身につまされるなぁ

親の思いばっかり先行していないかなぁ。
子供の状態や要求をちゃんと見ているかなぁ、私。

こうやってわが身を振り返る機会をくれるから、本っていいな

花風社さんにはこれからもがんばって良い本出してほしいので、買い支えの意味もこめて、なるべく購入していきたいです

さて次は服巻先生の本です
まだ最初の方しか読んでないけど、メジボブ教授に師事してた方なんですね。
すごーい。
佐賀も人材の層が厚いな~

大人買い(?)その1

2007-02-23 21:28:41 | 
アマゾンでギフト券があたるキャンペーンをやっていたので、以前から気になっていた本を何冊か注文しました

まず1冊目は「わたしのおとうと、へん…かなあ」

フランスの「幼年期と染色体異常を考える21世紀の会」の提唱でつくられた、とても可愛い絵柄の絵本です。
堀田あけみの「発達障害だって大丈夫」で紹介されていて、読んでみたいな~と思っていたので買ってみました。

障害児の弟を持つお姉ちゃんうさぎリリの思いが泣かせます。
弟のことが大好きで、とっても心配してるんです。

「いくら、しんぱいでも、きみがひとりで、なにからなにまで、してあげることはできないよ」

このセリフがとても胸にしみました

余韻?

2007-02-22 16:37:28 | 日常
たこやきランチがよほど楽しかったらしく、ミニはせっせとねんど制作。
何つくってるの~?と聞いてみたところ
「びすけっと」と誇らしげな答えが。
ま、それらしく見えないこともない

こういうのを見ると一緒に料理、の機会を増やしてあげたいなぁと思ってしまいます

たこやきランチ

2007-02-21 16:38:07 | 日常
休園日の今日はいいお天気~
あったかいし、どこかへおでかけしたい気分だけどミニがなんとなーく体調悪そうなのでおうちでごろごろすることに。
ピタゴ○スイッチを見たり、ビデオに録ったのをまた見たり
お昼過ぎになるとさすがにミニも飽きてきて「でかけます!」コール。
でも風邪がひどくなってもね~、とお買い物にだけ行きました。
ちょうどねんどでミニがたこやきをつくっていたので、「お昼、ホットケーキがいい?たこやきがいい?」と声をかけると「たこやき~」と元気な返事
材料を買って、うちへ帰るとミニはもうやる気まんまん。
たねを混ぜる、たこやきホットプレートを運ぶ、具をいれる、お手伝いをしてもらいました
ホントはたねをいれるのもやりたがったけど、リスクが大きいってことで私がやりました。
不服顔のミニにはマヨネーズとソースを混ぜるお仕事をお願いして
(ガマンできるようになってきたのは成長だけど、その気持ちを発散させてやるのも大切ですよ、と昨日心理指導の先生からアドバイス頂いた為、代替を与えてみました

ミニがどんどん具をいれてしまうので、たこやきは底がちょっと焦げてしまったけど、おいしく頂きました

今日の経験は春休み中のおやつプログラムに反映させたいと思います
が、一人でじゃなくいとこたちと一緒に、となってしまうので、正直展開が読めません
それも経験か