若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

母の日?

2009-04-30 08:41:22 | 日常
スーパーに貼りだされている母の日イラストがうらやましいミニ。

「ミニくんもかくの~~

でも、「母の日のイラスト台紙配布は終了しました」の貼紙が

どうしよう

と、ガーナの売り場に母の日用似顔絵スタンドが

一枚もらって、帰宅後にミニに描いてもらいました。

完成品を見て


「………これ、ママですか?」

「ママですよ」

「え?本当は、ミニくんじゃないの?」

「…ママです」


その一瞬の沈黙は何

ちなみにメッセージは

「おかあさんありがとう。いっしょにあそんでくれた。いっしょにおでかけしてくれた。」

でした。

3月に書いた卒業生へのメッセージ、応用してるね~

歩き遠足おつかれさま

2009-04-28 17:57:01 | 日常
今日はミニの学校は全校歩き遠足。
例年は全校で競馬場へ行くんだけど、今年はあちらの都合で断られ
先生方は代わりの行き先探しに大変そうだった。
結局1、6年生が比較的近い公園へ
その他の学年が競馬場の先にある公園へ
と分かれての歩き遠足でした。

去年はお天気もよく、汗びっしょりになったミニ。
天気予報では少し寒くなるとのことだったので、少し厚手の服装で送り出したんだけど、お昼ごろからじわじわと気温上昇
あ~~やばい~~~

学校へ着いたミニは、わりあい元気そうだけど帰宅の途では無口。
おとなしいだけに、疲労がくっきり。

帰宅してお茶をたくさん飲んでちょっと復活。
「がんばったから、あたりめください」だって。
おやつを食べながら、ハイジのDVDを見て、すっかりリラックスしたところで
「きゅうりを植える?」と聞くと、大喜び
鉢に土をいれて、苗を置いて、また土をかけて、
最後に水をまいて、ミッションコンプリート。

「まいにち、水をやる!」とはりきってます。
そして一時間ごとに、ベランダへきゅうりの様子を見にいってます。

そんなに早く成長しないよ~~。
でも楽しみだね

おつかれですか

2009-04-24 16:55:06 | 日常
家庭訪問週間が始まって、全校生徒がいっせい下校する。
下校時刻は予告してあったけど
いつもと違い、人の多い通学路におかんむり。
「たくさんいないで!」
と、校門を抜けるあたりからヒステリックに泣きじゃくる。
昇降口を出てしばらくはご機嫌だったのにねぇ。
あ~、昨日も途中から妙にぐずぐず言い出したのは、そのせいか。

「11じまでおきてる!」「にちようびにがっこういく!いいね?」と
ヒステリーのミニを無反応でかわしつつ、自分の読みが甘かったとじんわり反省。
こういう時は言い返すとパニックになるだけなので、なるべく目はあわせず
何か切り替えのタイミング来ないかな~、と待ちの姿勢のママ。
知ってる人や近所の人とあいさつする、とかあると、結構それで立て直せるんだけどね~。
今日はそんな出会いもなく、きーきー言うミニとおうちへ到着。

ランドセルを片付けるのは拒否。
でも手洗いはして、リビングへ行くと
「たいそう、するの!」

というわけで、画像はNHKきょうの体操のビデオをみて
もくもくと体操するの図。

体操が終わると、笑顔で「おやつ、たべる!」

自分で切り替えたんだね。
二年生だ、とちょっとほろりとくる。

おやつを食べながら
「金曜日だし、つかれちゃったねぇ」と水を向ければ
「すぐ、つかれちゃうんだ」と目をうるうるさせる。
うーん、新学期の疲れ、じわじわときてますなぁ。

土日は雨だし、少しのんびりできるといいね。

個別課題~50円玉と10円玉の組み方~

2009-04-23 14:21:29 | 個別課題
50円玉と10円玉を使って、60~90円を組み合わせる課題。
目で見せる形が良いだろうと、見本シートも作っておいたのですが
ほとんど使わずできました。

あれ?
意外に授業でやってたの?

とは言え、実地の買い物に使えるかというとまだ疑問。
買い物って課題分析すると結構複雑なステップあるんだよね~。
たとえば、198円のものを買う場合、財布の中を見て
200円(あるいは500円玉か千円冊)を出すスキルってなにげに
難易度高い。

んんん、もう少し考える余地あり。

2008年度佐々木正美教室(発達障害と思春期)

2009-04-22 09:27:47 | 勉強会・講演会
参加したわけではなく、CDです
先日購入した講演会のCDを聞いたので感想を。

CD販売の際の注意書きにあったとおり
録音状態はそんなにクリアじゃないので、集中力が必要です。
ただ聞くだけだと、その場で感心して忘れちゃうなぁと思ったので
メモをとりながらの聴講でした

思春期や青年期に対するぼんやりとした(それゆえに悲観的にかたむきやすい)不安感というのは、小さいお子さんを持つ親御さんなら誰でも持っていらっしゃると思います。
私ももちろん。
今まさに思春期の問題に直面している方の話を聞いては、
「もうこのまま成長が止まればいいのに」と泣きたくなることも。
だからこそ、今できることがあれば手をつくしたい、という心情。


さてCDの内容ですが、特に目新しいことはありませんでした。
佐々木先生の著書やTEACCH関連の本、通園施設の先生の言葉を通して
何度も読んだり聞いたりしてきたこと。
「本人の苦手なこと(直せないところ)を直そうとするのではなく、本人の良いところ、得意な面をのばしていく」
それに尽きました。

思春期、青年期の一番重要な問題は
「二次障害をつくるかつくらないか」ということで
それを引き起こすのは「欠点ばかりを直そうとして、長所を放置してしまう指導」
指導者はもちろん、悪意でやっているわけでなく
むしろ善意で情熱を持ってやっているため、その行動はなかなかやめない。
本人は無理解な指導を受け続け、心に傷をつくって、二次障害へつながってしまう。
二次障害はもともとはなかった障害、無理解な指導によって作られた障害ということを論証する為に、以下の事例を紹介されています。

ノースカロライナのTEACCH部での研修の際、
「二次障害からひきこもり、あるいは犯罪行為へと至ってしまった人にはどういうプログラムで対応していますか?」と研修に来ていた日本の指導者が尋ねたところ、TEACCH部のスタッフはかなり長い間考えこんだのち
「すみません。どうしてもそういった事例(ひきこもりや犯罪行為へ至った人)が見つかりません」と答えたそうです。

佐々木先生の著書でも紹介されていて、わりと有名なエピソードですが
それだけ広く伝えたいことを端的に表している事例なんでしょう。

親としては責任の重さを感じてしまいますが
得意なことをスモールステップでつみあげていく、という基本を
続けていけばいい。
わりと単純なことかな、とちょっと肩の力が抜けたり。

佐々木先生は言及されていませんでしたが
子どもの自尊感情を大切に育てていく、ってことなのかな~と思ったり。
ちょうど最近読んだ本が2冊ともそのあたりに触れていたこともあって。
(ちなみに桜庭一樹の「ファミリーポートレイト」と香山リカの「私は若者が嫌いだ」)

子どもが「自分はここにいていいんだ」って思えること
安心できる場所、信頼できる人、
そういうのを、一つずつつくっていく。
親にできるのって、そういうことかな。

一歩一歩スモールステップで



追記:佐々木先生の講演CDはブクマ先の「ぶどうの木」さんで購入できます。

個別課題~筆ペン習字~

2009-04-21 16:44:58 | 個別課題
当面の最大の目標は「字を丁寧に書くこと」

そのためにゲットしたスキルは「正しい持ち方」「ゆっくりとした動き」「正しい書き順」

特に「ゆっくりとした動き」はミニの障害特性(前のめり、焦りがち)からは
ちょっと難しいけど。

一つハードルを下げて、鉛筆じゃなくて筆ペンにしてみたら
筆圧的に本人が余裕持って、書けるんじゃないかなぁ、と。
あとは、目先を変えるっていうメリットも

100均で半紙と文鎮を買って、形から入ってみました。
やっぱり鉛筆より楽なのかな。
「かわいく書けたね」と声をかけると、本人も嬉しそうです

お勉強だって、楽しく進めていきたいよねぇ

課題その後

2009-04-21 16:26:42 | 個別課題
帰宅後の課題用に棚を設置して一ヶ月過ぎた頃、
ミニの様子に『飽き』が見られるように

新学年で教室のメンバーも変わって、興奮、緊張するのか
帰宅後はお疲れモードだし

まずは目先を変えるために、足し算のプリントを2枚から1枚に減らし
ミニの得意な時計のプリントを投入。

先日、動物園に出かけた時
「自分で飲み物を買うスキルがあるといいなぁ」と思ったので
お金の数え方の課題も作りました
井上雅彦先生の「家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46」を参考に

数字カードで組んでほしい数字を提示して
1の位、10の位、100の位にわけて枠を作ったシートに
硬貨(実物)を選んでおいてもらいます。
1日目は100円と10円だけの組み合わせで
2日目は1円も投入してやってみました。
目新しさもあって、ミニの反応は上々

10円や100円を同じ金種のみで組んでいくパターンは授業でやって
理解してるようなので、今度は5円、50円でもやってみるかな。

完璧じゃなくていい

2009-04-17 18:48:52 | 日常
サポブの改訂作業、一応終わったのですが。
これでいいのかな~と毎回悩みます。

読みやすい、読んでみようかなと思ってもらえる量と内容になっているかな?
わかりやすい文章になっているかな?
ひとりよがりじゃないかな?
読む人の立場を想像するって難しい。

成長にあわせて、子どもの状態もニーズも変わっていく。
だからサポブは完璧である必要性はない。

わかってはいるけど、悩むわぁ。


そして図の取り込みに毎回四苦八苦です。
なんでこんなに時間かかるの。

でも、わかんないことがあっても検索すれば解説してくれてるページが
たくさんあって。
世の中親切なひとがいるなぁ、なんて思いつつ恩恵にあずかってます。


がんばった自分にごほうび、という名目で
佐々木正美先生の講演CDを申し込みました。
楽しみ~~。

2年生気分

2009-04-16 10:10:33 | 小学校
今朝は学校で係のお仕事があって
そのついでに教室をちょこっと覗いてみました。

ちょうど朝のエクササイズの時間。
一年生に近づいて、「こうやってするんだよ」と教えている気分のミニ。

いや~~、上級生気分堪能してるねぇ

心理指導(大学病院)09年度1回目

2009-04-15 08:47:01 | 療育関係
さて、昨日は学校を早退して大学病院へ。
今回から新しい先生が担当、ということでちょっとドキドキ。

にこやかに迎えて下さって、ミニも私もひと安心でした。

さて課題は7つ。

1.パズル

おなじみの三角タングラム。
5枚と最初に予告があり、
「終わったら、そっと持ち上げて、こうやって(パズルをうらがえす)、おかたづけして下さい」と指示。
1枚目1ピース、2枚目2ピースとどんどん増えていくけど
パズル自体は考えつつ、一人で完成することができた。
お片づけは3回目でうっかりして、裏返す手順をはぶいたけど
先生にうながされて、自分で直し、その後はちゃんとできた。

2.質問サイコロ

大きなサイコロに一面ずつ違う質問が書いてあって
サイコロを振って、出た質問に答える課題。
サイコロ自体が大好きなので、どんどんテンションあがっていき、
同じ質問が出るとけらけら笑い出す場面も。

3.おはなし

4枚の絵カードをストーリーの順に並べていく課題。
ミニは1枚目をなかなか選べないので
先生が始点だけ提示。
それ以降はストーリーにそって並べることができた。
ストーリーの中身を先生が質問すると、
「男の子」と「女の子」
「男の人」と「男の子」
の違いに関する理解がまだあいまいでした。

4.なぞなぞ

わからない時は「ヒントをください」と言ってね、と前置きしてスタート。
耳から聞くだけの情報では、答えを推理するのは難しい。
絵カードの一部をちょっとだけ見せたら
「きりん!」と即答。
あ~~、自閉っ子だね~~~。

5.多い・少ない

シールを使っての数の比較。
これは前任の先生の時もやったことあるし
うちでも真似してやってる課題だったのですごくスムーズにクリア。

6.どんなもの?

ホワイトボードに絵カードを貼って
物の特徴や属性をあげていく課題。
ひとつの物にひとつの属性、ではないことを気づかせる。
これはおうちでも活用できそうな課題だなぁ。

7.どうする?(ソーシャルスキル)

SSTの連続絵カードを使っての課題。
交通ルールは知っているのに「赤信号だけど、車は来ていない。わたりますか?わたりませんか?」との問いに「わたる!」と答えてしまう場面あり。
んん?テンションあがりすぎ?
先生の持っている絵カードをめくって答えを知ろうとする行動もあり
あせりが見えました。


セッション後は面談。
「ゆっくりと身体を動かせるようになれば、運筆もコントロールできるようになるし、気持ちも落ち着きますよ」というようなアドバイスを受けた。

確かに今のミニは、自分の身体にふりまわされてる感あるかも。
身体のコントロールが、気持ちのコントロールにつながっていけるよう
何か支援が必要だね。

ママも気持ちをちょっと改めて、新年度です。(遅っ)