若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

広がる野望

2007-07-31 20:24:50 | 日常
快速に乗って、鬼門だった東京駅の地下ホームでの乗り換えも経験したミニ
苦手を克服したことがぐんと自信につながったのか、今度は

「なりたエクスプレスにのりたいなぁ

うわ、そう来たか

パパにきいてごらん~、とごまかしてみるものの

「なりたエクスプレス、いつ、のる?

いや~、だから、ええと
うーん、この際だし、一回くらい乗せてもいいかなぁ

「それから、ひこうきものりたい

えええええ?どこまで行っちゃうの、ミニ

さすがにそれは予算が折り合わないので、もごもごとごまかす私なのでした。

いつかミニと海外へ、なんて行ける日が来るのかしら

土砂降り

2007-07-30 16:48:46 | 日常
今日は通園をお休みして、都内の大学病院へ。
先週から「かいそくにのりたい」と言っていたミニ。
総武線は各駅停車が大好きで、物心ついてからは快速に乗ったことがない。
おまけになぜか東京駅の地下ホームをやけに怖がる。
快速や成田エクスプレスがいるよ~と誘っても、半泣きで抵抗
たぶん、地上を走る快速や成田エクスプレスの姿が鮮明に脳裏にやきついているせいなんだろう。

「病院へ行く時に乗る?」
「のる
「東京駅の地下で降りて乗りかえます。それでも、いい?」
「うん

ホントかな~と思いつつ、詳しい乗り換えを何度も打ち合わせて
いざ決行です。

いや~、すんなり行きました

どうして急に怖くなくなっちゃったんだろ
快速や成田エクスプレスは地下にもいる、って気づいたんだろうけど。
ダメな時は、パパが東京駅の断面図を書いてみせたってダメだったのにね~。

病院には余裕で到着したものの、待ち時間が
成長してはいてもTPOをわきまえることは難しいミニ。
お友達に誘われて、待合ロビーで走ったり、はしゃいだり。
他の科とも共有空間だし、人目が気になってしまいました

診察ではお薬の処方がメインだったため、ミニに関してはそんなに質問もなく
先生がカルテを書く間、おとなしく待っていることができてよかった

病院を出ると大雨
ちゃんと天気予報聞いてくればよかった~と思いつつ、一つの傘に二人で
お昼を食べに入ったマックは店員さんが親切なひとで、ミニの身体を拭くようにタオルを貸してくれました
食事をすませて外に出ると、またひどい土砂降り
ホント、バケツひっくりかえしたってこんな感じ
でも、行くしかない!と強行突破で薬局へ。
せっかくタオル貸してもらったのに、また濡れちゃった~~

しかし薬を出してもらって外を見ると
あれ?雨、弱くなってない?

もしかして、一番ひどい時間帯に移動しまくってた

も~ついてないわ~~、と思いつつ、帰りは約束の亀戸のトイザラスへ
そのころには雨もあがり、よかった~~~
と思ったら、ミニが一番楽しみにしてるプラレールコーナーの電源が落ちてて、
ゲームで遊ぶことも、電車DVDを見ることもできない
無料コーナーだから、店員さんに言うのもちょっと恥ずかしいし
ミニは不安そうな顔で、トイレへ行ったり、棚を眺めたり、トミカで遊んだり、としばらくうろうろとしてから

「ミニちゃんのすきなの、ないね

パニック起こしたり、崩れたりしなかったのがえらかった。

つーわけで、ごほうびにミニカを一台買いました
甘やかしすぎかしら

面談

2007-07-26 21:34:25 | 就学関連
昨日、今日は教育センターでの面談でした。

昨日はまず、発達検査と保護者からの聞き取り調査。
ミニとは別室で行うので、内容はうかがいしれず
担当してくださった先生の話によると、とってもいい子だったそう。
あ~~、一対一で、まして大人が相手であれば、ヤツの得意な状況だもんね
この間も園で切り替えがうまくいかずゴネてたくせに
海外からのお客様が見学に来たとたん
「こんにちは~~」と笑顔で挨拶し
すっかり立ち直ってしまった外面のよさは健在
私の方は、社会性に関する調査ののち、親としての進路の希望とその理由を伝えて終了~~。
なんか、思っていたよりあっさり終わってしまい、ちょっと拍子抜け。
まぁ、教育センターは親の希望や考えを、教育審議会で代わって伝えてくれるポジションだから、そうかまえる必要なかったのかも。

続いて今日は、医師診察。
つい先日、園での発達相談を担当して下さった方だったため、10分程度でなごやかに終了~~。
ミニはもっとプラレールで遊びたかったらしく、ちょっと不満顔だったけど、なんとか一緒にお片づけして、退室できました

あとは来月の園での調査の後、審議の結果待ち。
再来月くらいになるのかな?
ママはどこかに出向く用事はもうないので、ひたすら待ちの状態です。
ほっとしたような、そわそわするような

まぁ、どぎまぎなのはママだけで、ミニはいつものペースだよねぇ。
通園での水遊びも始まったし、夏、満喫して下さい

サポートブックとりあえず完成~

2007-07-26 21:10:57 | 家庭での支援
来月帰省する実家の両親に読んでもらうため
そして交流先の保育園の先生に読んでもらうため急遽完成させました
まずは初版ってことで、この先どんどん手を加えていくつもりです
一番苦労したのはパニック時の対応でした
実際きっかけはいろいろあるわけで、一つずつ書いてたらキリがない
あんまり長くても読むほうの負担になっちゃうし
ミニの場合、状態が短いサイクルで変化していくので、あんまり詳しく書かなくてもいいと思うよ~と担任の先生からアドバイスを頂いたこともあり、さらりと2ページでまとめてみました。
でも、ミニの状態について、本気で考えてみることができてよかったと思います。
いろんなきっかけとこだわりが関係しているけど、つきつめていけばここが大元、っていうのに気づけたから、それだけでも作った意義がありました
文章にするって、難しくて、わかってるはずのことが、実はわかってるつもり、だったことに気づかされたりして、勉強になります

とりあえず、読みやすい内容を心がけて、イラストや写真も添えてみました。
シンプルなつくりになったけど、まぁこれはプロトタイプ。
改良していくのが前提だし、初版はこんなもんでいいかな

就学までには、最低でももう一度改訂する予定。
その頃には、ミニはどんなことができるようになってるかな?
どんな壁にぶつかってるかな?
ワクワクドキドキハラハラ

ミニの偏食っぷりに悩む母のために食事サポートブックも作成。
食べられるものの一覧と、食事を楽しむための提案のページをつくりました

頼まれもののついでにさっさと送りますかね

パンチ&ファイル

2007-07-22 22:52:22 | 家庭での支援
飽きっぽいミニ、最近はチャレンジ日記やおべんきょうもマンネリ化して、テンション低い。
でも目先を少し変えると乗ってきたりするんだよね~。

ということで、くもんのワークシートを今まで書いたら捨てていたんですが、○をつけてファイルすることにしました。
穴あけパンチからファイルまでを自分でやってもらうことにして。
実は、先月見学した特別支援級で見た手順のパクリです~
自分ががんばった成果を残しておけるし、目で確かめておける、ナイスアイデア~

写真ははりきってパンチしているミニの図
紙を挟むステップが口頭で説明してもうまく入らなかった
構造化すべき

ぶきっちょさん

2007-07-22 22:44:13 | 家庭での支援
バケツの記事で話題にしたように
ミニの発達段階を慎重に見極めたい、と思い
購入したひらがなのなぞり書きシートをたんすの上に隠しておいたのですが、
ミニがめざとく見つけてしまい
「あいうえお、するの~~

親の心、子知らず

でも、あきっぽいミニ。
あいうえおまでは真面目にやっていたものの、かきくけこからはまわりをぬりはじめ、「ちがうよ~」とコメントするとへそを曲げてやめてしまいました

やっぱりまだ早いよね~。
ま、気長に

盆おどり

2007-07-21 21:35:53 | 日常
夕方、トイザラスの帰り道に近所の神社に紅白のちょうちんが。
「おまつり!」と興奮するミニと行ってみると盆踊り大会でした

夕飯前だけど、「なにかたべたい」というミニに負けてからあげを注文。
「ごめんね~、からあげまだなのよ。暗くなったらまた来てね」

でも、しかたないよね。
ごはんも食べさせたいし、踊りもまだ始まってないので一度帰宅してから、しきりなおし。

ミニはと言えば「すずしい、をきます!」

ゆかたのことかな?
引っ張り出して着せてみると、うわ、つんつるてん~~。
一年で大きくなったのね~~
あわててしつけ糸をほどいて、もう一度着せました。
うん、今度はぴったり
ちなみに「すずしい」はゆかたじゃなくて、うちわのことでした
ミニは寝ているパパを起こしにいきましたが、昼間っから飲んでいたため起きず
結局二人で行きました。

さて、神社についてまっさきに
「からあげくださ~い
「ごめんね~。からあげ売り切れちゃったの」
えええええ
タイミング悪すぎ
ぐずぐずになりそうなミニにラムネを買って、気をそらしてみる。
一口のんで「すっぱい」と私にくれました。
あ~、こうしてママは太っていくのね
次は、金魚すくいしたい、とせがまれたけど、うちでは飼えないし
しそうになったミニ、境内の奥で踊りが始まっているのに気づくとがぜんはりきった
おばさま方の輪に加わり、見よう見真似で踊ってみる。
前後のおばさまにふりを教えてもらいながら、にっこにこ
曲が終わると、今度はこども会のみなさんのキッズソーラン。
加わりたいけど、どうすればいいのかわからず、きちんと並んでいる小学生たちの方へ駆け出そうとして私に止められたミニ。
またしそうになったけど、おばさまが一人ミニの隣へ来て一緒に踊ってくれた。
それで、みんなの仲間に入れた気がしたのか、あとはにこにこで踊っていました
ミニなりに一生懸命ふりつけをまねして。

ひとの情けが身にしみます

バケツ

2007-07-21 11:52:31 | 就学関連
最近頭の中もやもやっとしてたことが、なんとなく形になったので、メモ程度に。

以前、感覚統合についてネットで調べた時、こどもの発達についてバケツに水がたまっていく、という比ゆがありました。
うろおぼえなので、もしかしてちがってるかもしれないけど、
一つのバケツが一杯になって、次の段階のバケツ、そういう話題でした。
就学に向けて、どうしてもミニの苦手分野が目について、
あれこれとおべんきょう素材を与えてみたりするんですが
そうしながらも、それがミニの発達段階にあったものなのか、自分でも迷う部分が多く。

ミニが二歳の時、診断をしてくれたドクターから
「脳の発達は階段を一段ずつ登っていくようなもので、はしょっては行けない」ということを聞きました。
脳の中の科学物質同士の関係(たとえば、朝、日光をあびるとセロトニンの分泌がはじまる→セロトニンが一定量たまる→睡眠をうながすメラトニンが分泌される)を見てても、なんとなーくわかるような

ミニの運筆の弱さを見ていると、学校行ってから大丈夫かなぁと不安になって字の練習をさせてしまうけど、
ミニのバケツは、本当にその段階かな?
ちゃんと必要なだけの水がたまっているかな?

発達の段階でいつかできるようになる、とは思う。
今持っているバケツを満たすことから始めよう。

というわけで、地道になぞり書きから。
ミニはおべんきょう気分で、ひらがな練習帖もひっぱりだしているけどね