若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

あわただしい春

2008-04-25 20:04:33 | 小学校
早いもので4月も終盤。
小学校にはだんだん慣れてきたけど
色々と細かいところにひっかかってきたミニです

一番気になるのは下校時間。
通園施設は毎日同じ降園時間だったけど
小学校は曜日によって違うし、先生の出張や行事の関係でイレギュラーな時刻になることも。
それに特学は複合学級なので、一年生のミニと上級生のお兄さんたちでは
下校時間が違うこともままある。

毎日スケジュールで事前提示してはいるけど
するっと飲み込むのが難しいのか
何度も確認したり「なんで2時なの~」「○○くんはなんじにかえる?」としつこく質問したり
こればっかりは、慣れていくのを待つしかないのかな。

もう一つは、信号のボタンを押すこだわり。
これは学校の前に押しボタン信号がある時点で充分に予測できたこだわりだけど。

今日、授業の一環で近所のお店に野菜の苗を買いに行ったミニ。
スケジュールは事前に提示していたけど
信号の押しボタンを見ると、まっしぐらだったそう
強いこだわりはパニックの芽でもあるわけで

来週は、歩き遠足。
それに向けて、水筒の使い方やレジャーシートのたたみ方を練習しているけど
安全対策もちょっと考えておかないとなぁ。
ミニとペアを組んでくれる六年生の女の子にあんまり迷惑かけたくないし。

とりあえず目的地までのルートを教えてもらって、押しボタンがあるかどうかチェックだな~。
あとは犬に出くわした時の対処。

がんばります


きゅうしょくとうばん

2008-04-24 09:34:36 | 日常
ミニは上級生のお兄さんたちがやっていて、自分がやってないことを
とってもうらやましがる。

今うらやましいのは、給食当番と鍵盤ハーモニカ

とりあえず給食当番の練習はうちでもできるな~と
昨日ダイソーでトングを購入

夕飯にからあげをつくって、自分でよそってもらいました。
上手にできたじゃん!と思ったら、実はもうはじめての給食当番を経験していた
もよう。
(おぼんを並べたり、牛乳を配ったり、トングもちょっと使わせてもらったみたい)
先生のご指摘どおり、トングの持ち方がちょっと独特~

今読んでいる「段階式 発達に遅れがある子どもの算数・数学1 数と計算編」を参考に
からあげを6個並べて、「何個食べますか?」と質問。
「5こ」と答えたミニ、数えながらトングを使ってもりつけることができました。
「残りのからあげはいくつですか?」
「1こ」
「じゃあ、こっちとこっち、全部でいくつですか」
「1、2、3、4、5、6こ

手指の操作の訓練をしながら、計算の基礎的な学習もできてオトクな気分~

基本的にお勉強は先生におまかせして、
家庭では身辺自立を中心にサポートしていく、っていうのがマイプランなのですが
子どもがどういったプロセスで数字や数の概念を獲得していくのか
知っておくのもいいかな~と思って、読んでます。
知的障害のお子さんを対象にした内容なので、自閉っ子向けに細かい部分をアレンジして、脳内変換してます。
初版が70年代(もちろん改訂してます)だけど、なかなか使えますよ
理系のひとの説明ってシンプルでわかりやすい。
ちなみに同じシリーズの国語も持ってますが、挫折中~。
なんか、わかりにくい

同じシリーズで身辺自立の本もあるのですが
3冊に分冊(1冊2600円くらい)なので
武蔵野東教育センターの「楽しく身につける毎日の生活習慣」の方が
お値段的にも、読みやすさとしてもオススメです


一歩前へ

2008-04-23 18:41:22 | 日常
今日は早めの帰宅だったミニ。
近所のお友だちのおうちへ遊びに行くまでの空き時間
DVDを見てたんだけど、ちょっと飽きモードに。
「さんすうのプリントをするの
なんでちょっとキレ気味?

くもんのプリントは数かぞえのもので、
自分で数を記入するパターン。
ミニは「1」と「0」以外の数は
「むずかしい~~かけない~」とべそべそして
しまうので、また手を貸してやんないとな~と思って見ていたら

あれ?

自分で数字書いてる

ええええいつのまに

「算数の時間にならったの?」ときくと

「うん


私が教えても全然書かなかったくせに~~


これがプロのわざってヤツか
指導法を聞いてみたい

終わったあとは、学校と同じやり方にこだわり、穴をあけてファイリング。

ちなみに書き順はめちゃくちゃですが、今のところほめ殺しです

本人も気分らしく、お友だちの家でも紙を要求して
数字を披露。
おまけに漢字の「日」まで書いた。
日曜日の「日」だったらしい。
カレンダーがつくりたいんだな、きっと。
む、課題に利用できるかも

医療用パンフレット

2008-04-22 09:55:57 | 親の会の活動
手をつなぐ親の会から、医療用のパンフレットが届きました。
県内の病院などにも配布される予定です。

親の会が以前地域向けに作成したパンフレットは一色刷りだったけど
今回はカラーで、使ってある紙も丈夫。
病院の待合室においてもらうのに、とてもいい感じの仕上がりです。

表紙には「自閉症・知的障害のある患者さんのことを知ってください」というタイトル。
今までの取り組みとして、親の会の作った説明カード、それを参考に県が作った受診サポート手帳なども写真入りで紹介されていて、そういったものの認知促進にもなりそう。

写真は2~3ページめ。
具体的な対応のしかたがイラスト標示されていて、とてもわかりやすい。
すぐに使えそうなコミュニケーションボードもあって便利。

特にいいなぁ、と思ったのが裏表紙の「患者側でできる工夫も大事です」という
こちらも具体例を提示して、事前に練習したり、準備ができることをわかりやすく伝えてあります。

病院側や、ほかの患者さんだって人間。
極端な話、
「障害者なんだから気をつかってよ!」という態度でのぞめば
周囲だってうんざりする。
色々準備をして、努力していることが伝われば
「がんばっているんだな~」と受け入れてもらいやすい。

あたりまえのことなんだけど、
障害児とずっと一緒にいると疲れちゃって、つい
「障害があるんだから、これ位大目に見てよ」と思ってしまうこともある。
気をつけよう。

障害児の家族だからって、全てを自分だけで抱え込む必要はないし、
周囲のサポートはどうしても必要で、
だからこそ悪循環に自分からハマらないように注意しないとな~、
なんて思いました。


金曜日

2008-04-18 16:21:56 | 小学校
昨日の木曜日、登校前にスケジュールを確認したミニが
いきなりぐずぐず。
「なんできゅうしょくがあるの~。なんようびにあるの~」

3月まで通園してた時は9時半にうちを出て帰宅が14時50分ごろだったのが、入学後は7時50分に登校して14時(あるいは14時50分)に下校。
時間としては長くなっているので、やっぱり疲れるんだろう。

しかし外面の良いミニ。
学校へ行くとそんなことはおくびにも出さないらしい。
苦手と思われた給食も通園施設にいた頃とくらべると、びっくりする位いろんなものを食べてる。
初日のカレー完食しかも施設では食べなかった具まで
二日目は野菜スープ完食
三日目はけんちん汁のごぼうやねぎ、にんじんもしっかり食べて
四日目の今日は、野菜だけでなく果物(はっさく)まで食べていたそう

ええええ
うちでもそんなに食べないじゃん

食べ物を小さく刻んでもらい、一つずつ電車に見立てて「○○でんしゃ、はっしゃします。ぱく」と食べているそう。
先生の誘導が上手なんだな~。
そしてミニもほめられたくてがんばっているんだろうな~。

今のところ、学校でうまくいってるのを見守りつつ
家庭ではちょっと息抜きとリラックスを心がけてます
赤ちゃんのころ、育児サークルで教わったマッサージをしてみたり。
マッサージはパパのが上手らしく、私がすると「うへへへ」と笑ってしまうミニですが、パパだとうっとりして脱力しています。
また週末頼もう。

多動で高緊張のミニは、時々睡眠中でも身体がこわばっていることがあります。
なるべくリラックスさせてやんないと~、と思ってはいるんだけど。

ちなみに、本日のミニ、同じクラスの六年生(ちょっとふっくらさん)に抱きついて、お腹に顔をうずめていたそう。

施設には各教室にリラックスコーナーとしてソファーが置いてありました。
学校の教室には、むろんそんなものはなく。

あの~~~

実はソファーの代わりにしてませんか



新生活に慣れないのは実は私のほうかも。
朝から頭痛がして、ミニを学校まで送っていったあと
二時間ほど爆睡してしまいました。

明日の朝はゆっくり眠ろう~。

こども部屋レイアウト~きがえコーナー~

2008-04-17 18:16:37 | 家庭での支援
今日の午後いろいろと届いたので
えっちらおっちら模様替えをしました。

まずは着替えコーナー。
部屋の出入り口にあるでこぼこスペースに
洋服の棚とロッカーを置きました。
足型マットはそのまま使用。
下にひいたクロスの柄がうるさいので、そのうち替えたい。

ここで脱ぐのはパジャマだけ(入浴前の脱衣はそのまま洗濯機へ放り込むミニ)
なので、おわりボックスにはパジャマの絵カードをつけました。

学級目標

2008-04-17 10:53:02 | 小学校
先日の学級懇談会で、先生がお話された学級目標がとてもよかったので
自分メモとして。


学級目標

「自分でやってみよう」
「友だちやせんせいとなかよくしよう」
「げんきにあそぼう」

めざす子ども像

・身のまわりのことを自分でする、しようとする子ども
・自分で選択、判断(考える)子ども
・人とやりとりができる子ども
・体を動かして元気に活動する子ども
     ↓
 将来的な自立への基礎づくり



将来を見据えているのがいいなぁ、と思うのです。
そのへん、通園施設の方向性とも齟齬がなくて
つなげていけるな、と心強い。



学級経営方針
①一人ひとりの実態を正しく理解し、支援の最適化を図る。
②子どもが持つ良さを大切にする。(今できないことに目を奪われすぎないようにする。できるところ、がんばっていることを認めて意欲を持たせる。)
③交流学級の友だちや教師との活動を通して、人のやりとりや経験の拡大を図る。
④子どもを中心として、家庭と連携しながらすすめる。


個人的には②が嬉しい。
肯定的な接し方をしてもらえることは、ミニの安心感につながるもの。
先生はミニを注意もするけど、適切な行動ができた時はちゃんと褒めてくれている。
何がOKで何がNGだったのか、ミニが理解できるように。

うーん、ありがたいです。

ごねごねミニにうんざりした時は、ここに立ち返ってクールダウンしよう