若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

体験入学

2008-02-26 15:28:27 | 就学関連
今日はミニの体験入学の日でした

先週から「26日は○○しょうがっこう。ママといきます」と言っていたミニ。
前夜になってどのルートで行くか気になったのか聞いてきました。
小学校には3つの入り口があるのですが、在校生の登下校時間以外は
安全確保のため、正門しかあかないシステムになっています。
うちからは少し遠回りになるけど仕方がない。
正門へのルートを地図で教えるとミニの顔が曇る
どうやら日曜に小学校へ遊びに行った時
途中で犬に会って怖い思いをしたことが蘇ったもよう
「大丈夫。わんわんが吠えたら、ママがこらって言うから」と説得し
ミニもようやく納得

さて、約束した時間に学校へ着くと校長先生が出迎えて下さいました
特別支援学級まで案内してもらうと、ちょうど1時限目が始まっているところ。
先日、道で偶然行き会った上級生のお友達ににこにこと迎えられ
見よう見まねで体操に参加するミニ。
体があったまったところで隣の教室へ移動して、今日の予定を所定のプリントに書き写す。
まだ字の書けないミニは、点線をなぞる形でこの活動に参加しました。
他の子のエコラリアを気にしつつも、なんとか集中して終了
待ち時間はうしろにある本を見ていいよ、と言われ、電車の本を楽しみました
他の子からプーさんの本をすすめられたけど、黙って棚に戻してた

2時限目は卒業生をおくる会で発表する太鼓の練習をするために
体育館へ移動。
ミニは太鼓のばちを運ぶお手伝いをしました。
上級生のお兄ちゃんたちは机を運ぶお仕事とかして頼もしい
音楽にあわせて太鼓を叩く練習では、自分が一番でないことに少し顔を曇らせたけど、自分の番が来た時は、はりきってステップふみふみ叩いていました
通園先でのリズム遊びの経験が生きたのかしら
入学式のある体育館を事前に見せておけたのも収穫でした

体験入学はここまで。
ミニはみんな一緒じゃないのがちょっと残念そうだったけど
「4月から一緒だよ」と先生に言われて、安心したようです。
付き添って見ていた私も、予想以上にミニがちゃんと授業に参加できていて
ほっと一安心です

安心したらお腹がへった母子は、一度帰宅してから、すぐミスタードーナツへ向かったのでした
あ~~、今日のドーナツの味は格別だね

緊張

2008-02-19 22:04:06 | 就学関連
先日のオープンスクールの際、体験入学をお願いしたいと思っている、って話を
先輩ママさんにしたら「校長先生に申し込むといいよ」と助言を受けたので
今日、就学先の小学校に思い切って電話をしました
校長先生は積極的に特学に関わって下さる方だし
私が学校見学に行った時も一緒に教室に入って色々と説明して下さったこともあり
かまえる必要はない、と頭ではわかっているけど、緊張した
何度も伝える内容を頭の中で練習し、イメージトレーニング
したけど、やっぱり本番ではドキドキ。
きっと、前のめりだった、と思う

でも校長先生は快く応じて下さって、数時間後、丁寧なお返事を頂きました

と、いうことで、来週ミニと一緒に体験入学行ってきます。
卒業式の準備があってお忙しいということなので、たぶん一回きりだけど
ゼロと1では全然違う
できればサポートブックを改訂して持参したいけど、
ちょっと時間の余裕ないかも。
春休みに一度学校側との打ち合わせがあるそうなので、その時の方がいいかなぁ。

就学判定

2007-09-27 16:02:33 | 就学関連
今日はミニと一緒に都内の病院へ。
予約しているのに一時間近く待ち時間が出て、ミニはそわそわ。
「何時になったら?」と
いつ自分の番が来るのか、少々おかんむりです
この間のレストランでも思ったけど、目に見えない順番って不安になっちゃうんだよねぇ。
呼び出し用のベルを持たされているので、ちょっと廊下を散歩したりして何とかやり過ごしました。
朝、早く行こう行こうとミニに急かされて、つい焦ってしまい時間つぶしグッズも忘れちゃったし。失敗~~
診察をすませ、お薬をもらって、ついでに都内で昼食をすませて帰宅したら、
ポストに教育センターからの通知が来ていました。

電話じゃないんだ

ドキドキしつつ、開封。
内容は、希望に沿う結果でした。
来年からは、最寄の小学校の特別支援級に通うことに

先輩ママたちから色々情報を仕入れ、自分の目で候補の学校を見学し、心理の先生、担任の先生ともたくさん相談し、今のミニの状態や、これからののび幅、地域で暮らしていくこと、などを考慮した結果、親の立場としては、特別支援学級へ行かせたい、と希望していました。
判定が出るまではずっと不安で。
でも今日通知が来て、チャンスをもらったんだな、と思えます。

さて、卒園まであと半年。
おだやかに過ごしながら、一つずつ力をつけていけるといいね、ミニ
来月一つ、引越しっていう試練が待っているけど

「コルトン行こうよ~
本人は、親の感慨なんてどこ吹く風です

調査

2007-08-23 22:41:15 | 就学関連
前述の通り、今日は調査員の入る日だったので、担任の先生に電話してミニの様子を聞いてみました。

休み明けってことで、今週はずっとテンション高くていまいち調子悪かったんだけど、やはり今日も駄々っ子シーンがたくさんあったそう
トイレへ行かないとゴネてみたり、席が気にいらないと床にひっくりかえってみたり
まぁそんな日もあるよね、と思いつつ、でも今日じゃなくてもいいじゃん、と思ったり。
教育センターの面談や医師診断が予想以上によかったので、まぁバランスは取れたのかも。
ちょっとヘコみましたが、私が悩んだからって今日のミニの行動や調査員の印象を変えられるわけでもないし、と浮上

お昼寝してスッキリしたミニと散歩しながら、こちらの指示(右によって、とか。車きたよ、とか)を素直に聞くミニが何だか普段より可愛く思えたりして

「今日、りすのお部屋でないちゃったの?」と聞くとばつの悪い顔をして
「うさぎさん、ないちゃった」

うさぎさんに転嫁してるよ

そして寝る前の仕上げ磨きの時、異物発見

ん?んんん?

永久歯が顔出してる~~~

最近の不調はこの所為もあったのかな?いやぁ、びっくり。
体格のわりに遅いなぁ、とちょっと心配だったし。

これからは仕上げ磨きに力が入ります

面談

2007-07-26 21:34:25 | 就学関連
昨日、今日は教育センターでの面談でした。

昨日はまず、発達検査と保護者からの聞き取り調査。
ミニとは別室で行うので、内容はうかがいしれず
担当してくださった先生の話によると、とってもいい子だったそう。
あ~~、一対一で、まして大人が相手であれば、ヤツの得意な状況だもんね
この間も園で切り替えがうまくいかずゴネてたくせに
海外からのお客様が見学に来たとたん
「こんにちは~~」と笑顔で挨拶し
すっかり立ち直ってしまった外面のよさは健在
私の方は、社会性に関する調査ののち、親としての進路の希望とその理由を伝えて終了~~。
なんか、思っていたよりあっさり終わってしまい、ちょっと拍子抜け。
まぁ、教育センターは親の希望や考えを、教育審議会で代わって伝えてくれるポジションだから、そうかまえる必要なかったのかも。

続いて今日は、医師診察。
つい先日、園での発達相談を担当して下さった方だったため、10分程度でなごやかに終了~~。
ミニはもっとプラレールで遊びたかったらしく、ちょっと不満顔だったけど、なんとか一緒にお片づけして、退室できました

あとは来月の園での調査の後、審議の結果待ち。
再来月くらいになるのかな?
ママはどこかに出向く用事はもうないので、ひたすら待ちの状態です。
ほっとしたような、そわそわするような

まぁ、どぎまぎなのはママだけで、ミニはいつものペースだよねぇ。
通園での水遊びも始まったし、夏、満喫して下さい

バケツ

2007-07-21 11:52:31 | 就学関連
最近頭の中もやもやっとしてたことが、なんとなく形になったので、メモ程度に。

以前、感覚統合についてネットで調べた時、こどもの発達についてバケツに水がたまっていく、という比ゆがありました。
うろおぼえなので、もしかしてちがってるかもしれないけど、
一つのバケツが一杯になって、次の段階のバケツ、そういう話題でした。
就学に向けて、どうしてもミニの苦手分野が目について、
あれこれとおべんきょう素材を与えてみたりするんですが
そうしながらも、それがミニの発達段階にあったものなのか、自分でも迷う部分が多く。

ミニが二歳の時、診断をしてくれたドクターから
「脳の発達は階段を一段ずつ登っていくようなもので、はしょっては行けない」ということを聞きました。
脳の中の科学物質同士の関係(たとえば、朝、日光をあびるとセロトニンの分泌がはじまる→セロトニンが一定量たまる→睡眠をうながすメラトニンが分泌される)を見てても、なんとなーくわかるような

ミニの運筆の弱さを見ていると、学校行ってから大丈夫かなぁと不安になって字の練習をさせてしまうけど、
ミニのバケツは、本当にその段階かな?
ちゃんと必要なだけの水がたまっているかな?

発達の段階でいつかできるようになる、とは思う。
今持っているバケツを満たすことから始めよう。

というわけで、地道になぞり書きから。
ミニはおべんきょう気分で、ひらがな練習帖もひっぱりだしているけどね


学校見学終了

2007-07-19 22:49:20 | 就学関連
今日は、心理のセッションの前に小学校の特別支援学級を見学してきました。
先月から見学したのは市内の特別支援学校2校と、特別支援学級3校。

どこもそれぞれ、長所短所はあり、また保育と教育のギャップを感じたり、と興味深い体験でした。
やっぱり実際見ないとわかんないもんだなぁ。
自分の目で確かめるって、大事だと痛感しました。

来週は教育センターでの面談&ミニの発達検査です。
来月には調査員の先生が園での様子を見にきて、医師診察はたぶんそのあとかな?

少しずつ、就学の足音が近づいてきます。

見え方

2007-07-04 22:31:49 | 就学関連
今年の夏は暑くなりそう、ということでセールでミニの帽子を買いました
どれがいいかな~と私が悩んでいるあいだ、ミニはプレイエリアでいろんなお友達と交流できてご満悦。
いっときも目を離せなかった頃を思うと、嘘みたいだね~
買い物のあとは新しい帽子をかぶって、サーティワンのアイスをぱくぱく
ママに横取りされまいと焦って食べるミニです

「光とともに」の中に「一日でいいからあの子になって、あの子の見ているものを見てみたい」というニュアンスのセリフがあったのですが
今の私はちょっとそんな気分。
ミニの見え方、っていうのが今ひとつ理解できない。

たとえば、ミニは選択が苦手。
ビデオを見たいのに「どのビデオみる?」「なんか見たい(目的のものはあるのにその単語が出ない」と大人に言ってくることがある。
スーパーのお菓子売り場で「好きなもの買っていいよ」と言われても、なかなか選べないこともある。
偏食児童のミニはお菓子に関してもかなりはっきりとした好みがあるので、横から見てると、そんな迷うことないじゃん、と思うんだけど。
特にお菓子売り場に関しては、インプットの情報が多すぎて混乱しているんだろうなぁ
そこまではわかるんだけど、じゃあ、実際どんなふうに見えているんだろう?と考えると答えが出せない。

ミニは濁音や促音はまだ苦手だけど、基本の五十音は読むことができる。
でもひらがなボードを渡して、「自分の名前をおしてみて」と言っても
最初の一音を押したあとは、目がうろうろ。
結局テンションして「ママがするの~」と
園でメイシーちゃんの絵本を自分で読むようになったと聞いたので
「よんで~」と持ってきたこぐまちゃんの絵本を
「自分で読んでみる?」と聞くと、はりきってやるものの
どこを読んでいいのかわからなくなって、またしても「ママがよむの~~

就学に向けて、私が焦っているんだよね、きっと。

担任の先生に相談してみたところ
今の時点では、ひとに絵本を読んでもらって、文字を追うのが楽しい、という段階ではないか、と。
教室ではひとりで読むというよりは、先生とかわりばんこに読んで
ゲーム感覚で楽しんでいるらしい。
その方法でもいいし、まずはこども辞典みたいな本で
単語の音読から始めてみたら?とアドバイスを頂きました

まずは低いハードルから。
焦らず、焦らず、ミニの様子を見ながら、スモールステップで

ミニのお気に入りの絵本「こんとあき」
ここ数日「よんで」と何度も持ってくる。
読んでいる途中、咳が出そうになって、つい黙ってしまったら
「こーん!」とミニがかわりに次の行を読んでくれました
「ありがとう」とベタほめしたせいか、
その後、同じ場面がくるとはりきって「こーん!」と叫んでいるミニです。

結局、ほめられ好き




就学に向けて

2007-06-29 22:28:33 | 就学関連
最近近所の食堂の軒先にある風鈴が気になっているミニ。
うーん、100均で買うか?と思案中だったところ
デイサービスへ行ったミニが自分で作ってきました
黄色づくしで全然涼しげじゃないのは、まぁご愛嬌
(ミニが好きな色を選択した結果なのだし)
ペットボトルの再利用ですが、中に鈴をつるしてあるので
本物の風鈴に似たよい音がします

今日はお子さんが幼稚園へ行っている友人と汗を流しがてらランチしてきました
お互い子供が年長ということもあって話題は就学に終始。
やっぱり皆いろいろ考えるよねぇ
子供に無理はさせたくないけど、就学までにあれができるようになってほしい、
これができてほしい、という思いはどこの親も変わりないのかな、と思います。
障害のあるなしに関わらず。
ひらがなのなぞり書き練習ボードが、トイザラスで完売だったのもそういうことじゃないのかな。

もっか、ミニが楽しんでひらがなの練習ができるよう
いろいろと脳内で画策中です

サポートブックづくりも進行中
まずは夏休みに向けて、ミニの食事サポブックだな
(春休みの反省)

つぶやき

2007-06-19 16:42:11 | 就学関連
6月18日付けの毎日新聞に統合教育に関する特集記事がのっていました。
昨年国連総会で採択された「障害者の権利条約」は「インクルーシブ教育」が原則で、今、世界的にはそういう流れにあります。
日本でも採択できるか検討中だそう
千葉の条例案が教育の分野から猛反発を受けた経緯はなんだったの~~
でもちょっとわかるけどね。
実際受け入れる体制が整ってないのに無理やり入っても、先生も子供も不幸なだけだと思うし。
個人的には自閉っ子にとって、統合教育がベストかっていうと、ちょっと?なカンジ。
形だけの統合なら、あんまり意味ないんじゃないかなぁって気がします。
周りの刺激に弱い自閉っ子たち。
先日見学した学校でも、休み時間に放送される音楽や遊ぶ子供たちの喧騒は、聴覚過敏の子には辛そうだった。
もちろん、他のクラスのお友達と遊んだり、面倒をみてもらったりして楽しそうでもあった。
国内では宮城や埼玉でいろんな試みが始まってるそう。
宮城のモデル事業(今年度で一旦終了)では、生徒数が20人で、加配の先生の人件費が年間1億2千万
そういうのを聞いちゃうと、ちょっと複雑な気分になるな~。
税金は富の再分配、とわかっちゃいるけど。
福祉の現場に人を増やしてほしい、ってよく思うけど、お願いする時は相手がどれだけの対価を払っているのか、認識する必要もあるなぁ
アメリカみたいにパートタイム教員や民間委託での経費削減も検討してもいいかも、と思いました。
埼玉では特別支援学校(旧養護学校)の生徒が地域の小中学校でも授業を受けられる制度があるそうです

カナダ、ニュージーランド、イタリアなどがこの方面では先進的に実践しているそうです。知らなかった
イタリアでは、1クラス25人以下が基本で、障害児がいると20人以下になる(もちろん、補助や介助者もつく)
それは、なかなかいいね
いいとこ取りで、日本でも取り入れてほしいわ~