若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

黒猫

2007-06-29 22:42:50 | 日常
今日、友人と待ちあわせの場所へ行くと
JRの駅構内で福祉の店(福祉作業所などが共同で出店する催事)をやっていました。
せっかくなので帰りに買っていこうと物色
写真の小物いれが可愛くて、すぐにも売り切れてしまいそうだったので
これだけその場でお買い上げしました
だって目の前でラストワンになってたし
特別支援学級(中学)の名前がラベルにあったので
「これ全部、生徒さんが作られたんですか?」と質問してみた。
売り子をしておられた先生(あるいは親御さん)のお話によると
外側は大人(支援者)が担当していて、色付けややすりがけを生徒さんがやったそうです。
ミニもこんなの作れるようになるといいな~
と、超不器用な私が言ってみる
でも不器用さはしっかり引き継いでそう~~

携帯と眼鏡を入れておく場所にしようと思います
ミニがおもちゃにしませんように!

帰りにクッキーを買い足しました。
体重が気になる今日この頃、少しずつ食べよう

就学に向けて

2007-06-29 22:28:33 | 就学関連
最近近所の食堂の軒先にある風鈴が気になっているミニ。
うーん、100均で買うか?と思案中だったところ
デイサービスへ行ったミニが自分で作ってきました
黄色づくしで全然涼しげじゃないのは、まぁご愛嬌
(ミニが好きな色を選択した結果なのだし)
ペットボトルの再利用ですが、中に鈴をつるしてあるので
本物の風鈴に似たよい音がします

今日はお子さんが幼稚園へ行っている友人と汗を流しがてらランチしてきました
お互い子供が年長ということもあって話題は就学に終始。
やっぱり皆いろいろ考えるよねぇ
子供に無理はさせたくないけど、就学までにあれができるようになってほしい、
これができてほしい、という思いはどこの親も変わりないのかな、と思います。
障害のあるなしに関わらず。
ひらがなのなぞり書き練習ボードが、トイザラスで完売だったのもそういうことじゃないのかな。

もっか、ミニが楽しんでひらがなの練習ができるよう
いろいろと脳内で画策中です

サポートブックづくりも進行中
まずは夏休みに向けて、ミニの食事サポブックだな
(春休みの反省)

金魚すくい

2007-06-23 21:33:07 | 家庭での支援
先日の心理指導で手先の不器用さを指摘されたミニ。
ちょうど同じクラスのママから借りた「実践 障害児教育」(自立課題の特集)を読んだこともあって、さっそくまねして作ってみました

100均ショップで素材をそろえてつくる、というテーマだったため
とても安上がり。
しかも簡単
手指の運動にもなるともなれば、もうこれは作るしかないでしょ
季節的にも涼しげだし
一から自分で企画して作るのって大変だけど、作り方がもうあって、材料も100均で揃うとなれば、早い早い
不器用な私でもすぐにできましたよ

ダイソーで買ったのは

絵の具
魚の形のしょうゆ入れ(16個入り)
穴あきお玉
穴あきレンゲ(本では穴あきのトングを改造してスプーン状にしていたのですが、これがあったので作らずにすみました)
3個1パックのプラケース

赤と青の色水を入れたお魚を色で分別して、すくってもらいます。
数を増やして、夏休みにいとこたちと皆で遊んでもいいかもね

昼食後のミニに見せると喜んで取り組んでいました。
1回目はまじめにやっていても、繰り返すうちに遊び気分が大きくなるのは
まぁ仕方ないか
ミニが集中している間、私もゆっくりと洗い物ができました

さわままさん、早速使ってます。どうもありがと~。


心理指導 今年度3回目

2007-06-23 21:09:15 | 療育関係
年長さんになって三度目の心理指導。
私は前回同様、別室のマジックミラーごしに観察でした

心理の先生と一緒に入室してきたミニはとってもおちついた様子。
脱いだ靴をそろえ、先生に「反対だよ」と言われても
冷静に、先生のまねをして自分の靴を並べなおした
おお、さいさきいい

設定された課題は3つ。

①同じ、違う、の概念
同じものが3つ、違うものが1つのパターンで、どれが違って、どれが同じ、というのを先生の質問に答えていく。
「ちがうのどれ」「なんでちがう?」と先生の質問のパターンが徐々に変わっていくのが、さすが!という感じ
「あかいでんわ」「くろいくし」など二語文の練習も兼ねつつ
ミニの理解の幅を広げていこう、というねらいが感じられて頼もしかった

②数の概念
5までの数かぞえの練習。
りんごのフィギュアを使って、やはり質問のパターンを変えつつ
あいまいな理解を補完していく印象でした

③交通ルール
前回先生から提案のあった交通ルールの課題。
手作りの交差点の絵と信号の絵を使い
ミニカーや人形で、ミニが陥りやすい、「車右折時の対向車待ち」の状況や
道路を横断する際のシュミレーションを遊び感覚で行いました。
ここで感心したのは、信号が青の時、先生が提示する文字カード。
「きをつけて わたります」
そう、信号が青だからって、必ずしも安全ってわけじゃないもんね~

セッション終了後、ミニは先生と教室へ。
戻ってきた先生と私で、15分程度の面談をしました。
4月に行ったソーシャルスキルの検査の結果、ミニの発達年齢は3歳5か月。
手指の操作性と自己抑制力が、少し低いとのこと。
自己抑制力については発達の段階でもあるし、心理指導では今は特に対策をたてるということはせず、操作性についてはOT的なことを取り入れていきましょう、というお話でした。

その日もだけど、最近とてもおだやかにすごしているミニ。
先生としても「ホクホク」なんだそうです
私もホクホクだ~~

歯科検診

2007-06-22 23:13:56 | 日常
園での検診も三年目のミニ。
保護者立ち会いが原則なので、私もミニをに乗せてから電車でGO

遊戯室で遊んでから、順番がくると歯科検診のカードを渡され、廊下で待つママと合流して、検診の行われている部屋へ、という流れ。
ミニが行くと、ちょうど二人待ちの状態でした。
おとなしくフォーク並びで待つミニ
泣いているお友達を不安そうに見つめ「こわくないよ」と小さくつぶやく。
自分の順番がくると、指示される前に自分から座布団にごろんと横になる。
先にみてもらってるお友達の様子を見て、予測していたのかな
(自閉っ子だけに去年の記憶がしっかり残っている、という可能性も
そして、「こわくないだよ」と一言
これには歯医者さんもウケちゃって「こわくないだよ~」と二人で言い合いながら
すみやかに検診終了
あっという間で、思わず「おわりですか?」と確認してしまった私
まぁ、さくっと終了でよかったです。
せっかく発掘した検診手順カードは使うヒマもなかったけど

ミニとはまた一旦別れてから、降園時にまたお迎え。
電車で都内の病院へ向かいました。
ハードスケジュール。
ようやく帰宅できたのは夜の7時すぎでした
8時就寝のミニにはキツいメニューと思いきや、意外に本人は元気だったりして
昨日は心理指導、おとといはプール療育、そして今日はダブル診察。
イレギュラーな三日間、よくがんばりました~

プール療育(あらためて三回目)

2007-06-21 17:26:48 | 療育関係
水曜はプール療育でした
今回は遅刻もせず、無事にに乗ってプールへ。
あいかわらず「こわい」「あかいとこいく~」でしたが
抵抗は前回よりやや弱く、深い場所でのグループセッションにもどうにか参加できました
亀のように、ゆっくりゆっくり前進中
リラックスしてニコニコのお友達の様子を見ていると
かちこちになってしがみつくミニをだっこしながら、ちょっとせつなくもあるけど
ここは「待ち」の姿勢で、あせらず見守ろうと思うのです

帰りにコンビニへ寄ってハロハロを食べたところ、ミニは気に入った様子でがつがつ
今日も「ミ○ストップでなにかたべた~い
こ、こんな時だけ、定型発達の子みたいなこと言うよ
答えはもちろん「プールの日だけです」でした

つぶやき

2007-06-19 16:42:11 | 就学関連
6月18日付けの毎日新聞に統合教育に関する特集記事がのっていました。
昨年国連総会で採択された「障害者の権利条約」は「インクルーシブ教育」が原則で、今、世界的にはそういう流れにあります。
日本でも採択できるか検討中だそう
千葉の条例案が教育の分野から猛反発を受けた経緯はなんだったの~~
でもちょっとわかるけどね。
実際受け入れる体制が整ってないのに無理やり入っても、先生も子供も不幸なだけだと思うし。
個人的には自閉っ子にとって、統合教育がベストかっていうと、ちょっと?なカンジ。
形だけの統合なら、あんまり意味ないんじゃないかなぁって気がします。
周りの刺激に弱い自閉っ子たち。
先日見学した学校でも、休み時間に放送される音楽や遊ぶ子供たちの喧騒は、聴覚過敏の子には辛そうだった。
もちろん、他のクラスのお友達と遊んだり、面倒をみてもらったりして楽しそうでもあった。
国内では宮城や埼玉でいろんな試みが始まってるそう。
宮城のモデル事業(今年度で一旦終了)では、生徒数が20人で、加配の先生の人件費が年間1億2千万
そういうのを聞いちゃうと、ちょっと複雑な気分になるな~。
税金は富の再分配、とわかっちゃいるけど。
福祉の現場に人を増やしてほしい、ってよく思うけど、お願いする時は相手がどれだけの対価を払っているのか、認識する必要もあるなぁ
アメリカみたいにパートタイム教員や民間委託での経費削減も検討してもいいかも、と思いました。
埼玉では特別支援学校(旧養護学校)の生徒が地域の小中学校でも授業を受けられる制度があるそうです

カナダ、ニュージーランド、イタリアなどがこの方面では先進的に実践しているそうです。知らなかった
イタリアでは、1クラス25人以下が基本で、障害児がいると20人以下になる(もちろん、補助や介助者もつく)
それは、なかなかいいね
いいとこ取りで、日本でも取り入れてほしいわ~


リニューアル

2007-06-19 15:57:58 | 家庭での支援
というほどでもないのですが
先日の個人面談の際に家庭での支援の具体例として
チャレンジ日記とおしたく、お片づけの手順表を持参したところ、
「ミニちゃんは読めるから、字を添えてもいいね」とのアドバイスを頂き
さっそく実行しました
つくってから気づく、二者の差。
あ~、文のレベルがびみょーに食い違ってる~~
お片づけの方はもう一枚あるので、低い方にあわせてみようかな。
まずはスモールステップ。
使ってみたところ、ミニは昨日までとの微妙な違いにアレ?という顔。
気になるらしく、字の方を指でなぞってみたり、とちょっと落ち着かない様子でした。ま、初日だったし、ちょっと様子見。

昨日はNHKの福祉ネットワークで堀田あけみさんのインタビューを見ました
内容としては、『発達障害だって大丈夫』とあまり変わらないカンジ。
本を読んでない方は来週の月曜にまた放送するのでチェックしてみて下さい。
カイトくんの通っていた幼稚園のカーミングコーナーが素敵だったな
堀田さんのおうちの映像を見たのですが、ほとんど構造化されてない印象だった(いや、うちもひとのこと言えませんが)
先日講演して下さった先生が見たら、びしばしチェック入りそうー

なぞりがきパート2

2007-06-18 17:13:54 | 家庭での支援
なぞりがき練習帖の名前バージョンです。
ひらがなのプリントをコピーして、両脇の説明部分(余分な情報は刺激となってこどもを混乱させる可能性があります)をハサミでチョキチョキ。
100均で買った薄いクリアファイルにいれたところ、少し小さかったのでカラーペーパーに貼っていれなおしました。
五十音を順番に書くのもいいけど、自分の名前をまず書けるようになるといいなぁ、と思って
ミニは読むのは得意だし、自分の名前だとはりきって書くかも
「でんしゃ」とか「そうぶせん」でもつくりたかったんだけど
濁音のプリントがなくて
ワードでつくるかなぁ。
ま、そのうちにね
遊び気分で取り組んでくれるうちが花だもの。

最近身辺自立が進んできたミニですが、見てるとどうもツメが甘い。
そのあたりもどう支援していけばいいか、ノートに書き出して整理中です。

昨日の晩は、初めて寝かしつけなしで、自主的に眠ってくれました
小さいけど、大きな一歩前進。
また後退する可能性は高いけど、今は喜んでおこう