和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

職員たちを引っ張る求心力。

2024-06-09 | 産経新聞
産経新聞6月9日(日曜日)の読書欄
「花田紀凱(かずよし)の週刊誌ウォッチング」は
「蓮舫氏が名乗りを上げた都知事選。」とはじまっておりました。
そこに週刊文春からの引用がありましたので、その孫引き。

「 立憲議員の蓮舫評。
『 都合が悪くなると、周りのせいにしてしまう。責任転嫁の名人(中略)
  自分から周囲に気を遣ったり、妥協する協調力がゼロ。   』

  政治部デスク。
『 知事には約3万人の職員たちを引っ張る求心力も、
  議会との調整力も欠かせません。いずれも
  蓮舫氏が最も不得手としてきたところ。・・・  』   」


はい。私はといえば、『安房郡の関東大震災』をテーマに、
安房郡長大橋高四郎に焦点をあてているのですが、

次回は、関東大震災に際しての
安房郡長と吏員とのつながりを具体的に名前をあげ、
その他の方々の名前もとりあえず列挙してみたいと思います。

ちょっと、その前に、後藤新平に登場していただきます。

渡辺利夫氏は『 後藤新平は「危機の指導者」である。 』として
明治29年(1896)に初めて台湾の地を踏んでから指摘のなかに

「・・諸事情のための人材抜擢、
   抜擢された人間への全幅の信頼、
   信頼に応える技術者、官僚の後藤への献身が
   台湾統治成功の物語を彩っている。・・ 」

      ( 当ブログの、2024年1月26日に関連記載あり )

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2 コメント

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マルテンサイト千年 (グローバルサムライ)
2024-07-23 09:01:48
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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山陰インバウンド観光 (鉄の道文化圏)
2024-07-24 17:12:41
「材料物理数学再武装」なつかしいな。番外編の経済学の国富論における、価格決定メカニズムの話面白かった。学校卒業して以来ようやく微積分のありがたさに気づくことができたのはこのあたりの情報収集によるものだ。ようはトレードオフ関係にある比例と反比例の曲線を関数接合論で繋げて、微分してゼロなところが全体最適だとする話だった。
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