和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「毎日かあさん」の夏休み。日曜日は毎日新聞を買おう。

2006-08-23 | Weblog
毎日新聞の日曜日は楽しみです。
私は産経新聞を購読してるので、
日曜日は近くのコンビにへ行って毎日新聞を買ってきます。
日曜日の毎日新聞には「今週の本棚」という書評が3ページ。
本を読まずに、本のダイジェストを一望できるような贅沢なページです。
というわけで、わざわざ日曜日になると新聞を買いに出かけます。
ところがです、最近、毎日新聞の日曜日に西原理恵子著「毎日かあさん」が
もどっておりました。この連載の最初の始まりが日曜日だったのですが、
いつのまにか、新聞の違う曜日へと引越しており残念読めずにおりました。
それがまた、日曜日に読めるようになったのです。
ちょうど、西原家の夏休みは「海のみえる旅館に来ている」というわけです。
私が思わず笑っちゃったのが8月6日の第184回でした。
(毎回まるで、いろは歌留多か、百人一首の札をただ並べただけのようなコマワリで
話がすすむのが痛快。痛快。)
その回の始まりはというと、最初のコマが
窓の外は海と半島とが見えている部屋で
「朝の潮風の涼しい時間に宿で息子と宿題をする。」
次のコマは、
「お前は本当に机に座って問題をとけずに自分がとけるタイプだよな。」
というセリフの下に、陸に上がったクラゲか、千尋のカオナシか、
と思わせる異臭をはなつような流動体が机にのしかかっている図。
その息子のクラゲ妖怪の上には「でろーん」とあります。
それから、エイリアンの子供ぐらいのアシダカグモがトイレにいたり、
カンボジアではクモを油で揚げて砂糖をつけて食べた話になったり。
どういうわけか輪廻転生の話になり、アジアの話になるのが
第184回「息子地図」。
第185回は「父帰る」で空と雲と山なみと。
そういえば、初めて毎日新聞に「毎日かあさん」が連載されていた頃、
いつのまにか、連載が中断しておりました。しばらくして
そこまでの連載が、単行本になったときに本の帯に
家庭マンガをはじめたら、離婚しました。というような状況報告。
なにか、実況中継家庭マンガなので、
それが2006年の今年の夏は、親子での夏休み風景でした。
第186回の「ああ漢字」も夏休みの宿題を親子で格闘しており、
こちらでは机の上でお母さんが溶けはじめる場面。
そこでの説明文は
「ふと以前のノートをみかえすと私のお手本が先生に赤ペンで直されている始末」
息子のセリフが「お母さんとけたらダメ」。
そこから、いつのまにかゴビ砂漠で、
通りがかりの日本人読者のセリフ
「私、元国語教師でしてね」
と漢字の間違いを注意される始末。
まだ夏休み中ですから、今度の
8月27日はどんなマンガが読めるのか、いまから楽しみです。
どうです。今度の日曜日は毎日新聞を買いに行こう。

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