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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

対談本3冊。

2008-11-20 | Weblog
そういえば、この頃、対談本を3冊読んでおりました。

養老孟司・竹村公太郎「本質を見抜く力」(PHP新書)

岡崎久彦・渡辺利夫「中国は歴史に復讐される」(育鵬社)

日下公人・高山正之「日本はどれほどいい国か」(PHP研究所)


どれも、私には手ごたえがありました。
対談本は、すぐに本題にはいるような気分がいいですね。
ちょっと、わからなくても、次々に話題が生れてくる。
そばで聞いているような臨場感。
すこし、引用しましょう。渡辺利夫氏が「あとがき」を書いておりました。
その雰囲気が伝わります。

「ここでそう言っては身も蓋もないが、私は岡崎久彦先生と対談するのはできれば避けたいと思っていた。先生は稀代の戦略思想家であり、博覧強記の知識人である。何を議論しても私の及ぶべきもない論客である。今までにも、先生との対談の企画が雑誌社や出版社から何回か持ち込まれたが、言を左右にして私は逃げ回っていた。今回は、私が『新 脱亜論』(文春新書)を上梓したのを機に、畏友・真部氏が岡崎先生との対談を、先生の承認を得て日時まで設定し私に提案してきた。もう逃げる場もなく、7月中旬の二日間を虎ノ門の岡崎研究所に閉じ込められてひたすら議論する羽目となった。しかし終わってみれば、岡崎先生の吐く魅力この上ない言説にすっかり酔わされて、私も自分の唄を唄ったような気がしている。」


こういった対談本を読める醍醐味。
うん。カラオケを聞かされるのと違って、
この唄は聞いていて損がありませんね(笑)。
3冊それぞれ魅力があります。
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