和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

グロテスクである。

2014-08-18 | 朝日新聞
産経新聞2014年8月17日の一面に、
古森義久氏の「あめりかノート」が掲載されており。
重要な指摘なので、あらためて引用。


「米国での慰安婦問題に関する動きを
長年、報じてきた立場からみると、
朝日新聞の虚報が日本の名誉を不当に
おとしめた罪は計り知れない重大さを
感じる。
日本の慰安婦問題を米国内で初めて
非難し始めたのは1992年に創設された
『慰安婦問題ワシントン連合』という
組織だった。ちょうど朝日新聞が
『日本の軍(官憲)が朝鮮人女性を
強制連行した』と本格的に報じ出した
時期である。少数の在米韓国系活動家に
よるこの組織は首都の議事堂や教会、
大学で展示をして、『日本軍により組織的
に強制連行され、性の奴隷にされた約20
万の女性』の悲劇と宣伝した。
当時、取材にあたった私が同組織の人たち
にその主張の根拠を問うと、
『日本側の当事者の証言や資料と新聞報道』
という答えだった。
その後、この問題での米国内での日本糾弾には
中国系の『世界抗日戦争史実維護連合会』という
強力な組織が加わって、陰の主役となり、
活動は雪だるまのように大きくなった。・・・」

このはじまりから、
以後の経緯が語られております。
ですが、真ん中は省略して、
ここには、最後の箇所を引用。

「朝日新聞が30年以上も発し続けた
慰安婦問題の虚報が米国や国際社会の
日本糾弾を招いたと述べても過言ではない。
『日本軍の強制連行』が事実でないと
わかっていれば、こんな日本たたきは
なかった。だが米国ではいまもその虚構に
屋を重ねる慰安婦の像や碑が建てられているのだ。
しかし朝日新聞は公器としての責任を
とろうとはしない。虚報や誤報の自認や
取り消しをしながらもなお、論点をそらせて
『慰安婦問題の本質 直視を』と逃げる
態度はグロテスクである。被害者側としては
『朝日問題の本質 直視を』と訴えたい。」


うん。この古森義久氏の文は、
忘れないよう保存しておきます。
コメント
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