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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

愛語を聞くは。

2009-07-22 | Weblog
7月13日(月曜日)に伯母の一周忌がありました。
私は兄弟の末っ子ですので、お断りしてもよかったのですが、
直接のお電話で、兄弟そろって参列させていただきました。

伯母さんは、旦那さんを亡くされてから、寝たっきりになっている期間が長く続いておりました。さて、伯母さんのところは曹洞宗。お寺で坊さんが何やら梵語で唱えているのを聞いてから、修証義(しゅうしょうぎ)の経本が用意されていて、皆さんで声をだしてお唱え下さいということになりました。
お坊さんが指定したのは修証義の第四章と第五章。
私にできるのは、これくらいだと思っておりましたので、しっかり声を出して唱えさせていただきました。坊さんは何やら独特の唱え口調でしたが、こちらは分りませんので朗読口調で唱えました。

終わってからは場所を移してのお昼。こういうのも、精進落しというのでしょうか。ビールを注がれて飲んで帰りました。

以前に、このお寺で頂いた、修証義の冊子がありました。
それが、ちょうど今日。何気なくも出てきたので、唱えた個所を読み直してみました。こんな言葉があります。

「 面(むか)いて愛語を聞くは面(おもて)を喜ばしめ、心を楽しくす、
  面(むか)わずして愛語を聞くは肝に銘じ魂に銘ず、
  愛語能(よ)く廻天(かいてん)の力あることを学(がく)すべきなり 」
コメント
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