秋月電子販売の6WパワーLEDを点灯させてみました。製造元はシャープ 色温度5000K(純白1150円)と6500K(青白1200円)があります購入時間違えないようにしてください。私は6500Kです。
LEDのデータシートでは10.2V程度の電圧で640mAの電流を流して6Wの定格になります。
電源電圧12V位で使いたいので降圧形DCDCで定電流駆動させねばなりません。
スイッチングタイプのLM2360などのDCDCや一般的な3端子レギュレータでは入力対出力電圧差が3V程度ありますから電源が12Vでは電圧不足になります。
こんな時は先日のブログに書いた低損失高効率レギュレータ LM3080 がピッタリです。
(秋月で販売 放熱シート付きで1個250円 秋月さん何かちょうだい・・)
回路は参考集の高効率LEDドライバ回路と同じです。この回路では他の定電流回路と比べて駆動用のFETがオープンドレインとして働きますからより効率がよいわけです。また検出電流を電圧に変換するための増幅用 オペアンプやインダクターもコンデンサーも不要なので1A程度までの定電流源には打ってつけです。
電流検出抵抗は0.1Ωで電圧帰還抵抗は6kΩとしたので
LEDの電流=(6×10^3/0.1)/100=600mA となります。実測で599mAでした。
プリント基板はアクリルカッターで銅箔面を削っただけのズボラPBです。
夜桜のライトアップに間に合ってよかった!
2個のLEDを点灯させていますが明るさは激光です。
まともに見たら目に損傷を負いますから気をつけましょう。
電圧は10.5Vから定格電流0.6Aです・さすが~18Vでも問題ありません。
試験していませんが36VまでならOKのはずです。
放熱も外部ケース(アルミ鋳物)に誘導しましたので35℃程度で良好です。
見てくれる人が居ないので悲し・・・シカの団体さんが毎晩見に来ますが・・・
大変参考になる記事をありがとうございます。あまり電気関係に詳しくなくパワーLEDの使い方に手をこまねいていましたのですごく助かりました。2号機は6kオームの抵抗をボリュームに変えてみようと思っています。
次回は100W程度のLEDに挑戦してみます。
また、よろしく・・・