いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

あすこの世が終わるといわれても、

2010-06-25 19:38:29 | Weblog
002年12月1日付けのYOMIURI WEEKLYの企画で故立松和平氏と
対談をさせて頂きました。

立松さんは去る2月8日に急逝されました。
対談では地球環境の危機的な状況に、

「今、私たちにできることは」という内容で話しをさせて頂きました。

そのときにも田中正造氏の遺志を次いで、栃木県の足尾で植林活動
を行っておられることをお聞きしました。

そのときで7~8年前から田舎の仲間と一緒に「足尾に緑を育てる会」
を作って植林を始まられたそうです。

最初は20人ぐらいから始められたそうですが、現在も続いていて
たくさんの方が参加されています。

地域も栃木だけ出なく群馬や首都圏からも参加者が
増えているそうです。

その対談の当時、
「まるで関取の背中に絆創膏を貼ったような状況ですが、
 木を植えるってのは、結論を急いだらダメですね」と

言っておられたのが印象的です。
また、

「荒廃し切った森は人の力を貸してやらないと回復しません」

とも語られていました。

毎年法隆寺で正月小坊主をやっておられる事や世界最古の現存する
木造建築の法隆寺は、絶えざる修復、メンテナンスを1400年も
やり続けて今日が在る事も教えて頂きました。

そして、
これとは別に100年から150年に一度大きな修理をし、
300~400年に一度大修理をするんだそうです。

元禄の大修理が終わり、昭和の大修理が終わったいるので、
これから300年から400年先に修理の時期を迎えるそうですが、
今の状況では木材が足りないのは明らかです。

そのために鞍馬の山で400年の森づくり『古事の森』のための
植林をはじめられた話しも伺いました。

植林は、今を生きる人間の未来に向けてのお布施という思いが
合ってこの植林を始まられたそうです。

日本にはたくさんの神社や仏閣の木造文化が在ります。
これらを守るための植林は各地で、確実に行われているのか

疑問ですが、次世代への文化の継承こそが今を生きる人間に
課せられた役割と考えて行動する人たちやこの価値観が

社会の中心にならないと地球環境は劣化の一途をつき進んで
しまいます。

その先は?
その先の見えない政治家や経済人など社会の中枢の人たちが
多すぎます。

結局は、人類はおろかな選択を続けて、滅亡に向かうのでしょうか?

わたしが、最近、出会った言葉

ドイツの宗教改革のマルチン・ルター(1483-1546)の言葉
「あすこの世が終わると言われても、
 われは、きょう木の苗を植える」

日々厳しい環境になって行く「地球環境の現場」を目の当たりにし、
さまざまな情報を目にして

地球に生きる人みんなで取り組まないと解決しないけれど、

自分もこのような心境で植林活動をしています。

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■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり

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