いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

希望をつなごう!

2010-06-05 17:34:56 | Weblog
脊椎動物、70年から3割減少 熱帯では6割減少!
という毎日新聞の記事がありました。

 
国連生物多様性条約事務局(カナダ・モントリオール)の報告書
が9日明らかになり、その中で地球上の脊椎(せきつい)動物の
個体数が1970年から3割減少するなど生物多様性の損失に
歯止めがかからない深刻な実態を盛りこまれたそうです。


そして、各国政府が02年に合意した
「10年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」との
世界目標は達成できなかったと結論付けました。

この報告書「地球規模生物多様性概況第3版」によると、
生息地の改変、乱開発、汚染、外来種の侵入、気候変動などで
生物多様性が大きく損なわれたこと。

脊椎動物(魚類・両生類・爬虫(はちゅう)類・鳥類・
哺乳(ほにゅう)類)の個体数は70~06年に平均で31%減少し、
特に熱帯に生息する動物は59%減ったということです。

当然の事ながら、生息地が耕作地や牧草地に転換するため破壊され
たことが大きいと報告されています。

両生類は42%の種で個体数が減少し、最も絶滅の危機に直面して
いるほか、
植物の約4分の1は絶滅危惧(きぐ)種と考えられると述べています。

植物種の4分の1が絶滅危惧種とは、想像以上に自然破壊が進んで
いる事の証です。

 また、地球温暖化に伴う海の酸性化や海水温の上昇など複合的な
原因で熱帯サンゴ礁の生態系破壊が進むと、何億人もの生活や食が
脅かされると予測した。

 報告書は、生物多様性は過去1万年にわたり人類の生活を支えて
きたが、

今後もその恩恵を受けられるかどうかは、今後10~20年の
取り組みにかかっていると指摘しています。

絶滅してしまった種は、永久に生き還ることはありません。
すべて人類が原因を作って、壊している社会システムを
顧みないと人類の未来は厳しく、過酷な運命を招いてしまいます。

地球規模で温暖化対策との連携や生物多様性保全を政策の中心に
据えて、有効な対策を取らないと、
二度と多様性を回復させることはできないという現実があります。

私たちのように、現地・現場を見聞きしている人間にとっては、
「そうだろうな!と変に納得して、当然と受け止めています。
しかし、一般の方には遠い、遠い存在かもしれません。」

相手が地球規模の自然で、「自分の存在大きさ」から比較しようが
無いところに理解する事の難しさがあります。

しかし、確実に人間活動が自然界のあらゆる生物に影響し、
壊している現実を理解して行動しないと人類の未来はありません。
あなたはともかく、子どもさんの未来は。。。。。。

 ドイツの宗教改革者 マルチン ルターの言葉は、重みがあります。
    「あす この世が終わると言われても、
           われは、きょう木の苗を植える」

全人類が、この価値観の共有することが、
       「平和で安全な未来づくり」には不可欠なのです。

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