ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス 

2021-01-20 06:04:56 | エッセー

☆心の知能指数を高める (5年前6月投稿)

 知識とは「いろいろな物事を、理解はしていること」で、知恵とは、「ある

問題に直面した時の、決断や、判断など、物事を解決できる能力」を言う。

 その知恵こそ、「心の知能指数」とも言えるものだ。カウンセリング・ルームを

訪れる多くの人は、知識は豊富だが、「心の知能指数が」が低い人が多いようだ。

「心の知能指数」とは、アメリカの心理学者「ダニエル、ゴールマン」が書いた

ベストセラーで、日本では1996年7月に「EQ心の知能指数」と訳され講談社から

発売された。それからこの言葉が流行語となり、一般的になったが私は、それを

読んだが、心理カウンセラーとして大変勉強になり、今でも時々引っ張り出して

読んでいる。

 

 IQ(知能指数)に対して原名「Emotional intelligence」にちなんで、EQと

造語されそれが「心の知能指数」と解釈された。それらを一言で表現すると、いくら

知識があっても、知恵がなければ、大成はしないと言う内容だ。

 その本の内容を要約すると……  

1: 自分自身の内面を理解すること。性格、価値観、考え方、行動パターンなど。

2: 感情をコントロールできること。ことに怒り、不満、攻撃心、敵対心、嫉妬心

   など他人に向けられるもの。悲しみ、悩み、不安、内罰心など自分自身が

   抱える問題など。

3: 他人と協調したり、共感したりできること。相手に迎合するのではなく

   主体性を持ちながら、素直にそう思えること。

4: 前向きに考えること。楽観的と悲観的との差は、人生を変えるほどインパクト

   が強い。

5: 粘り強さ。 ある程度の忍耐や、努力はどんな物事でも欠かせない。

   すぐに挫折したり、途中で投げ出したりしては、決して実現や達成はできない。

 また、これは私自身の考え方だが、 感謝や思いやりの気持ちを持つことも加え

たい。その基本は自分を愛することで、自分に感謝することができなければ、他人

を愛したり感謝することはできない。思いやり、やさしさは、人間関係のもっとも

大切な基本でこれは人間関係を良くし、「幸せに生きるために不可欠の要素」だ

と思う。日常生活のごく当たり前のことでも、自然に感謝できると、心が安定し

不平や不満が なくなるはず。入学や就職などに必要なのはIQだが、出世や

昇進や、幸せになるためにはEQが欠かせない。

 そう捉えると、賢く生きるためには「知識より、知恵が必要」なことは言う

までもない。世の中で大成している人の多くは、きっと「IQ」と「EQ」 とを

併せ持っているのだろう。もしもあなたが、あまり人間関係が良くない、自分が

コントロールできない、また問題を抱えて悩んでいたとしたら、ぜひ参考にして

頂きたいと思う。(これはスムーズに投稿できました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

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