俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0137・青011・岩木躑躅・2013-07-31(水)
○「人に倦み青鬼灯を覗くところ」(岩木躑躅01)
季語(青鬼灯・夏)
「酸漿・鬼灯・ほおずき」が赤くなって熟れるのは秋ですが、まだ青いほおずきを覗き込んでいます。人付き合いに疲れ果てて、鬼灯が熟すのを心待ちにしているのです。
○岩木躑躅(いわきつつじ)(1881~1971)
代表句「茄子もぐや海荒れてゐて日の出づる」02
季語(茄子・夏)
淡路島生穂村生まれ。20歳の頃医学を志して上京し、→高浜虚子家に寄居して句に精進。1年半で父の死にあい神戸に戻って接骨医を開業す。以来関西俳壇の重鎮として活躍。