●次元俳句0136・反射(空間)05・本田あふひ・2013-07-21(日)
○「水盤をめぐりて猫の水鏡」(本田あふひ01)
季語(水盤・夏)
「水盤」というのは丸や楕円の底の浅い花器で、夏の季語となっています。一匹の猫が水盤の周りを歩きながら、ときおり水面に貌を写しています。
○本田あふひ(ほんだあふひ)(1875~1939)
代表句「下り立てば風に包まれ更衣」02
季語(更衣・夏)
東京生まれ。華族女学校卒。甥の→島村元とともに→高浜虚子に師事。「ホトトギス」同人となり、婦人俳句会、武蔵野探勝会などを指導。謡曲にもすぐれた。
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