俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0134・みどり05・佐々木有風・2013-07-10(水)
「温泉はみどりなりき登山の四五人に」(佐々木有風01)
季語(登山・夏)
温泉(ゆ)の「みどり」色がまぶしく感じられます。四季を通じてそれぞれの「登山」がありますが、やはり夏が本番です。
○佐々木有風(ささきゆうふう)(1891~1959)
代表句「大向日葵風の苛責の中にあり」02
季語(大向日葵・夏)
新潟県新発田市生まれ。第二高等学校(仙台)、東大政治学科卒。画家佐々木林風は実兄。東洋拓殖支店長などを歴任。1927年より「雲母」に拠り、→飯田蛇笏に師事。