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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●色彩俳句0137・青011・岩木躑躅・2013-07-31(水)

2013-07-31 19:51:30 | 色彩俳句

●色彩俳句0137・011・岩木躑躅・2013-07-31(水)

 

○「人に倦み青鬼灯を覗くところ」(岩木躑躅01)

季語(青鬼灯・夏)

「酸漿・鬼灯・ほおずき」が赤くなって熟れるのは秋ですが、まだ青いほおずきを覗き込んでいます。人付き合いに疲れ果てて、鬼灯が熟すのを心待ちにしているのです。

 

岩木躑躅(いわきつつじ)(1881~1971)

代表句「茄子もぐや海荒れてゐて日の出づる」02

季語(茄子・夏)

淡路島生穂村生まれ。20歳の頃医学を志して上京し、→高浜虚子家に寄居して句に精進。1年半で父の死にあい神戸に戻って接骨医を開業す。以来関西俳壇の重鎮として活躍。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-07-17 15:50:01
覗くころ
じゃなくて
覗くところ
なんですか。
返信する
「覗くところ」 (透次)
2019-07-18 23:00:46
「人に倦み青鬼灯を覗くところ」(岩木躑躅)

PCに打ち込んで俳句をあつめています。たびたび打ち込みミスもあります。しかしこの句は意味の上からも「覗くところ」で間違いなさそうです。「ところ」とは「今まさに作者が覗こうとしているところ」という意味です。
返信する

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