俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0136・黒011・川口重美・2013-07-27(土)

2013-07-27 22:40:48 | 色彩俳句

●色彩俳句0136・011・川口重美・2013-07-27(土)

 

○「向日葵の蕊や慕情もきまで」(川口重美01)

季語(向日葵・夏)

向日葵の芯の中に自らの黒い慕情を見ています。破滅的な人生を生きた作者のただならぬ感受性が漂う句です。

 

川口重美(かわぐちしげみ)(1923~1949)

代表句「春の灯へ積木の塔がつみあがる」02

季語(春の灯)

山口県下関市生まれ。1942年山口高校理科へ入学。在学中に俳句を始める。1944年東京帝大第2工学部建築学科に入学するが、結核や経済的理由のため休学。俳句は「風」「寒雷」などに盛んに投句。

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