俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0135・舌02・水田正秀・2013-07-16(火)
○「日の岡やこがれて暑き牛の舌」(水田正秀01)
季語(暑し・夏)
五体俳句の「舌」第2弾は牛の下。「日の岡」とは京都山科の地名。暑いさなかに耕牛も舌をだらりと口の外に垂らしています。今日明日は関東より関西が猛暑のようです。
○水田正秀(みずたまさひで)(1657~1723)
代表句「涼しさや風まつ船の帆ごしらへ」02
季語(涼しさ・夏)
近江の人。俳諧は尚白に学び、1690年、→松尾芭蕉に会い入門、「猿蓑」に入集される。義仲寺に無名庵を建立するなど芭蕉に尽くしたが、芭蕉没後は故郷に戻り医を生業とした。