俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0134・比喩(直喩)=なす01・加藤霞村・2013-07-11(木)
○「蝉声の壁をなすときわれ黙す」(加藤霞村01)
季語(蝉・夏)
蝉の声が一斉に高鳴り壁を作っているかのようです。その圧倒的な音量の前にただ黙しているしか術がありません。蝉の声にはまだ少し間のある季節です。
○加藤霞村(かとうかそん)(1897~1947)
代表句「女傘さして出でたる雨月かな」02
季語(雨月・秋)
愛知県名古屋生まれ。1927年牡丹会を起こす。1934年、「ホトトギス」同人。1938年「牡丹」を創刊主宰。