俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0133・土不踏01・橋詰沙尋・2013-07-02(火)

2013-07-02 14:21:22 | 五体俳句

●五体俳句0133・土不踏01・橋詰沙尋・2013-07-02(火)

 

○「海女沈むとき一対の土不踏」(橋詰沙尋01)

季語(海女・春)

まさに海中に潜ろうとして海女。勢いよくバタ足をしなければ浮力に勝つことができません。そのとき一対のつちふまずが海面上に見えました。青海原に海女のつちふまずが2枚、白く光ります。「北三陸」の海女ちゃんではないでしょうけど(^_^.)。

 

橋詰沙尋(はしづめさじん)(1913~1986)

代表句「秋の蚊を払ふ琴爪嵌めし手に」02

季語(秋の蚊)

兵庫県生まれ。「鶴」「寒雷」「青垣」「天狼」「断崖」などで俳句を展開。戦前は工場を経営するが空襲で焼かれ、戦後はサーカス興行の仕事をした。天狼スバル賞受賞。

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