俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0134・肩01・吉田一穂・2013-07-07(日)

2013-07-07 09:15:49 | 五体俳句

●五体俳句0134・01・吉田一穂・2013-07-07(日)

 

○「七夕の飾り分けゆく車」(吉田一穂01)

季語(七夕・秋)

アーケード街にぶら下がる七夕飾り。子供を肩車して歩くと、子供の頭が飾りの中を分けて行くようです。情景がわかりやすい素晴らしい句です。湘南平塚は新盆七夕祭りの真最中です。この場合は「夏」の季語が望ましいでしょうか。(仙台の「七夕」は秋ですが。)

 

吉田一穂(よしだいっすい)(1898~1973)

代表句「夏帽を振つてをりしが被りけり」02

季語(夏帽)

北海道出身。早稲田大学入学。このころから「一穂」を名乗る。実家の火災により学資が途絶え早大退学。以後、詩人・童話作家として生涯をおくる。

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