俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0134・肩01・吉田一穂・2013-07-07(日)
○「七夕の飾り分けゆく肩車」(吉田一穂01)
季語(七夕・秋)
アーケード街にぶら下がる七夕飾り。子供を肩車して歩くと、子供の頭が飾りの中を分けて行くようです。情景がわかりやすい素晴らしい句です。湘南平塚は新盆七夕祭りの真最中です。この場合は「夏」の季語が望ましいでしょうか。(仙台の「七夕」は秋ですが。)
○吉田一穂(よしだいっすい)(1898~1973)
代表句「夏帽を振つてをりしが被りけり」02
季語(夏帽)
北海道出身。早稲田大学入学。このころから「一穂」を名乗る。実家の火災により学資が途絶え早大退学。以後、詩人・童話作家として生涯をおくる。