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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句656「ひびかせて鹹き指笛雲の峯」(『遠方』1969)(友岡子郷)

2024-07-10 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句656・味覚46鹹い4・友岡子郷04・2024-07-10(水)
○「ひびかせて鹹き指笛雲の峯」(『遠方』1969)(→友岡子郷04)
○季語(雲の峯・三夏)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:味覚の「鹹い」第4弾。今まで取り上げた句の中で「鹹」を使った句が合計5句。その中で読みは「鹹(しおから)い」が4句。「「鹹(から)い」と読ませるのは初である。このしおからさは空に吸われる指笛の音と、それを奏でる指の両方にかかっているように思われる。今日は「指笛の日」。


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