俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0134・聴覚037・秋山牧車・2013-07-08(月)
○「雲の峰音立てて貨車つながりぬ」(秋山牧車01)
季語(雲の峰・夏)
振動とともに貨車が連結するときの音が響きます。腕のような形の連結器が相互にかみあいます。遠くの白い積乱雲を背景にしています。
○秋山牧車(あきやまぼくしゃ)(1899~1995)
代表句「弾道や静かに暮るる松の花」02
季語(松の花・春)
熊本県生まれ。1942年に→加藤楸邨に師事。元陸軍少尉、「寒雷」暖響作家、暖響会長。戦後すぐ「寒雷」の編集長。その後、長く同人会長を勤めた。