virtual"the elf"

神戸の舞子,海岸近くのelf。'04幕を下ろし、その秋仮想空間にてゾンビのごとく甦る。マスター谷口の世界へ酔うこそ!

HANAの肥満細胞腫

2014-09-12 14:22:42 | 柴犬HANA
HANAは体じゅうにある肥満細胞という細胞が腫瘍化した
「肥満細胞腫」という悪性腫瘍で亡くなったのですが・・
ワンコたちの癌の中でもこれを発症するのが多いらしくて、
また手術で切り取っても再発をくり返したりとタチが悪いんだそうです。
HANAも小さなしこりに気付いてから4ヶ月で亡くなりました。
以下はHANAの「肥満細胞腫」の経過です。

5/7 HANAのわき腹に右脇に小さなシコリが2つ連なってある、と気づいた 。
   1つがみるみる間に大きくなってきた。

5/16 動物病院へ。
   この頃には右脇下にも小さなしこりができていた。
   大きくなってきたしこりの検査結果、「肥満細胞腫」であることがわかる。
   ステロイドで治療。

5/30 大きくなったしこりからお腹にかけて赤くなってきている
   =肥満細胞から出るヒスタミンで皮膚が炎症を起こしてる。
   ⇒炎症を起こした皮膚は手術したあとくっつきにくいので、
    炎症を抑えるため抗ヒスタミン剤が追加。
 
6月中旬 炎症がおさまったので、大きくなったしこりを手術で切り取ろうと
    いうことになっていたが、しこりはさらに大きくなっていて
    手術のリスク(しこりの周辺まで切り取る手術は手術時間長となり
    麻酔量が増えるので高齢犬には体の負担が大になる)、
    術後のリスク(しばらくの安静が脚力・気力の衰え増となるか?)を考え、
    薬での治療を続けることになる。    

7月中旬 この頃には後ろ足の脚力がだいぶ弱くなって公園で尻もちをつくようになり、
    尻の肉も少なくなってきていたので、左お尻横から出血。
    パッチの絆創膏をお尻に貼ってお散歩。
    しこりはさらに大きくなってくる。

8月上旬 左お尻横は完治!が、毛を剃ってるのでまた擦れないように
    パッチ絆創膏をお尻に貼ってのお散歩続行。
    しこりはさらに大きくなり、皮膚から血がにじむようになる。
    抗生剤を塗り、コットンをあてて絆創膏でとめる。

8月中旬 夜にオシッコ!ウンチも!と起きる回数が増え(ステロイドで
    オシッコの回数が増した)みんな寝れなくなる。
    しこりは相変わらず大きく盛り上がってきて、抗生剤を塗りコットンを
    あてて絆創膏でとめる。
    後ろ足の脚力が弱くなり、散歩で歩かなくなる。食べる気力は依然衰えず!

8月下旬 脇の下のしこりが出血したしこりより大きくなった。が、出血はしていない。
    (脇の下は皮がタップ~ンとしているので皮膚に余裕あり)
    夜中に首・前足が硬直することあり。しんどそう。

この頃のお散歩は
朝、裏の緑地にダッコで行き、お水を飲んでビスケット食べ、たくさんの人に
声をかけてもらってダッコで帰る。
夕方、苔谷公園にダッコで行き、芝生の上でしばらくゴロンしてうたた寝。
そのあとビスケット食べお水飲んでダッコで帰る。夕方メンバーの人に声を
かけてもらって、お外でのゴロンが気分転換になってました。
オシッコとウンチは散歩の行き帰りで。

9/1 朝からご飯・水・オヤツとも口にせず、口に入れても噛まずにそのまま。
   (日曜の夜は少しご飯を食べ、夜中にリンゴは食べたのですが)
  夕方、公園でオシッコ?と思って移動したら、HANAの様子がおかしくなりました。

公園から急遽帰る途中、ワン友のAさんに出会い、彼女が車を出してくれて
近くの病院に連れて行ってくれ、その後うちの奥様を駅まで迎えに行ってくれたので
その夜、皆で家で最後を迎えことができました。

病院の先生いわく「症状からしたら癌が脳にも広がっている可能性がある。今夜が山かも・・」とのことでした。

あっという間の4ヶ月。
「肥満細胞腫」の進行パターンはないようで、さまざまな場所にできるようです。
皮膚上のしこりの場合はわかるのですが、体の中にできた場合はわかりません。

あのまましこりが大きくなってもさらにかわいそうな状態になっただろうと思うと、
そこまでならずによかったか・・とも思う今日この頃です。

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