10月に、改めて桶川市観光協会を訪ねた時に、この飛行場のことを知った・・・高校の恩師「小野山先生」が、ここで飛行訓練をされた。 昭和19年に、撮られた写真がありビックリした!!! 飛行機の翼は二枚・・・故郷の近くに(上田市)飛行場が在った・・・そこには、同じ飛行機があり飛行訓練をしていた・・・のんびりとした風景であった・・・終戦後 千曲川の上を、グラマン戦闘機が飛行するのを見て、驚いた・・・その美しさ・速さ・音・総てが驚きであった・・・大人達は、これでは勝てる分けはねえ~
昭和二十年四月五日 別れの水盃 並んでいる戦闘機はゼロ戦・・・桶川では無い・・・九州の基地
先生は、特攻隊員として九州に赴いた・・・終戦近くに敵戦闘機と交戦・・・被弾 パラシュトで脱出・・・桑畑に降りた・・・パラシュウトに引きずられて、頭に怪我をした・・・特攻に行けなくなり、一命が助けられた・・・この様に聞いたと記憶している・・・定かでないかもしれない・・・大変な時代を生きられた。
先生は、英語の教師・・・授業では、縦・横・斜めに質問し、いつ来るかとドキドキであった・・・宿題 何ページから何ページまで暗記をして来ること・・・暗記して書けるようにして来ること・・・帰りの電車の中・・・降りてから家までの三十分、歩きながら覚えた・・・家に帰ってからも、声を出しながら書いた・・・卒業してからも、先生の質問攻撃の夢を、何度見た事か・・・かなりの年月続いた!!! 今、思えば良くやった 楽しい 心温まる思い出だ・・・今は夢は見ない。
先生には、高校卒業間際に頂いた言葉が、どんなに力に成ったことか、今あるのは先生のお陰です・・・このくだりは「四国八十八ヶ所霊場」巡拝記 「四国の空と海へ」に投稿した。