四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第二十七番 神峰寺へと (1)

2006-02-05 14:06:34 | 
1997 5/16 (十四日目)AM4.00目覚めるも、起床はAM5.00 晴れ!
今日の宿泊は「浜吉屋」さん、予約 OKも夕食はありません・・・!。

Am7.20 スタート 太平洋を左に見ながら西へ西へ・・・。
畑から家に帰るお婆さんから、大きな枇杷を二個ご接待を受ける。
南無大師遍照金剛 合掌・・・。

AM8.05 海辺に小さな公園があり休憩とする。
公衆電話から、家内に電話をして近況を報告した。
5/14に、雨・風・雷・・の中、雨避けに入った電話ボックスからの
電話は、良く聞き取れなくて心配をしていた。
公園で休んでいると、柴犬と朝の散歩の男性と雑談をした。けん太君
この辺の若い人達も、皆外に出て行き老人ばかりが残って・・と嘆く。

先程頂いた”枇杷”を食べる 美味い・甘い!!! こんな美味しい枇杷は
生まれて初めての事だ!!!。
そう言えば、お婆さんが言っていた・・自分の畑で、美味い物だけ二個
取って来ましたと・・ご自分で食べるつもりだったか?
私と出合ったので、ご接待してくれたんだ。 ありがとう御座いました。
* ご接待 二つの枇杷に 涙して  

AM8.15スタート 室戸市 黒耳の辺りか・・山の斜面は、枇杷の畑が多い。
収穫の時期で忙しいんだろうな・・。
陽は射しているが、雲が多い・・吉良川大橋を渡ってから休憩。
今日初めての、足に太陽と空気を与えた。

天気情報では、25℃と言っていたが、湿度が高いせいか暑い。
海岸線をひたすら歩く・・・鳶が多い・・・鳴き声が かわゆい・・。
鶯の鳴き声も絶えない・・・。
所々で、働いている人達・・・。高知県に入ってから、犬が少ない・・。
私は一人でひたすらに歩く・・・世の中の動きの「外に居る自分」を
強く感じた。

*振り向けば 折りなす岬 遥かなり
*遍路道 岬過ぎれば また岬
AM11.10 羽根岬 辺か? 太平洋を前に、ベンチが有ったので昼食とする。
菓子パン(2)オレンジ(1)ヤクルト(3)
太平洋からの潮の香り・・潮騒・・時間はゆったりと流れている・・・。
  至福の時だ・・・合掌・・・。
太平洋をバックに、裸足で、セルフタイマーで写真を撮った。

羽根を越えた所に、水が有ったので、一息入れて居ると二十歳代前半の
青年が来たので話をした。
大阪で小さな会社に勤めています。社長が若いときに「四国の巡拝」を
して、非常に良かったので、毎年数人の社員を、四国に出してくれます。
それも、巡拝の費用とその間の給料も払ってくれます!!! 偉い。
一日に四十キロのペースで歩き、三十六日で「結願」する予定です。

  M君の事をお聞きした。
その青年の話では、愛知県のM君らしき人が、歩いているのを見ましたが、 
体力的に大変そうでした。
ギブアップせずに、やっているんだ・・・ホッとする。
     頑張れ M君   

























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