のぶさんの花便り

デジカメと花に夢中な《のぶさん》ですが
これからは、風景やスナップにチャレンジ

東京さわやか散歩 弐の15 ⑦

2020年07月26日 02時21分13秒 | 写真

木場公園から横十間川親水公園

         
小名木川と四ッ目通りが交差する小名木川橋の北詰に建っている高さ129.5cmの石碑です。昔はこの地にあった庚申堂の前に置かれてい
ました。造立の年代はわかりませんが、享保16年(1731)2月、寛政9年(1797)2月、文化2年(1805)8月の3回にわたって再建されました。
建立したのは猿江町の庚申講の人々です。

この道標は大島の羅漢寺あるいは亀戸天神社へ参詣に訪れる人々の案内板の役割を果たしていました。また、小名木川を通行する船や、
川沿いの道を往来する人々にとって江戸の境界を示すランドマークとしても機能していました。この道標が小名木川に向って建てられてい
たことは、川岸を歩く人々だけでなく、船から見えることも意図していたと考えられ、陸路と水路の両交通路を対象とした特徴を持っています。

 
「区民の水辺」をテーマに整備した、延長1.9km、面積5.1ha、「水辺」に象徴されるように、広い水面を活かした貸しボート場や水上アスレチ
ック、野鳥の島、また花菖蒲園や田んぼのある「生物の楽園」など、幅広い年代の方々に楽しんで頂くことが出来ます。
運が良ければカワセミに出会えるかもしれません。週一日、ボランティア団体「和船友の会」による木造和船の運行もあり、櫓こぎを体験する
こともできます。のんびりと水上散策もいかがでしょうか。

 
小名木川クローバー橋は、猿江・大島・北砂・扇橋の4地区を小名木川と横十間川の合流点で結び、地域社会に快適な生活と、人と文化の
交流を提供できるランドマークとしての意義が深い橋として計画されました。完成は平成6年(1994)12月で歩行者と自転車専用橋です。
橋の真ん中に四つ葉のクローバーが描かれていて、ロケ地としてもしばしば利用されています。

  

(五百羅漢道標~クローバー橋  : 東京都江東区 2012.06.30 撮影) 


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