vagabond moon

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安全パイの唄。

2016-09-04 18:59:41 | 人間は考える葦である
ウォーキング中に歌が生まれる。
息せき切って30分ほど歩くと、
脳内麻薬が騒ぎはじめる。
すると、
言葉やメロディがバネになって頭の中を飛び回る。
今日は「出来合いの溺愛」というリフレインがループしていた。
大塚商会のCMか、
くだらねぇ。




最近ベストアルバムが出たので、
デビュー曲「懐かしの4号線」を歌う機会が増えた。
高校卒業の夜に仲間と飲酒運転をし、
空っぽのウヰスキー瓶を窓から放り投げる、という、
教育委員会から15回ほど呼び出しをくらいそうなストーリーを持つ唄である。




浜省さんは警察官に追い回され、
尾崎は盗んだバイクで走り出した。
歌の中で自由に遊んだあの空気が今はない。
ギザギザを丸くして差し上げないと世間はいろいろややこしい。




小説の中で人は殺人を犯す。
映画の中で人はドラッグに手を染める。
音楽は違う表現手段であるにしても、
フィクションとノンフィクションの隙間に漂っていたい。
初音ミク、自殺のうた、
なんか、
好きだ。






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2 コメント

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やっぱり良いですよね! (そよ風)
2016-09-07 16:29:53
「懐かしの4号線」は地元民として、良い歌だなぁと、実感。
橋は、夕顔瀬橋?旭橋?違うかあ、4号線だから、南大橋?という風に頭をフル回転させて聴いていました。カーラジオの牛追い歌も渋い‼あの頃は素朴で良い時代でした。そういう私も64年製のブルーバードと同い年❗
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ありがとう。 (ken-t)
2016-09-07 21:28:07
故郷の人は具体的に想像してくれるんですね。
先日帰省した際、岩山に行きました。
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