朝もやラーメン。

山里の隠れ家。
寝ぼけまなこで窓を開けると、
朝もやの山なみ。
清流から立ち上る水蒸気が、
ゆらゆら揺れて美しい。


水が美味いせいなのか、
車で少し走ると、
名店と呼ばれるラーメン屋がちらほら。
確かにそれぞれ美味いが、
jazzの流れる店舗での1000円ラーメンは、
昭和生まれには違和感あり。
歌謡曲でズルっとすする600円が、
中華そばにはふさわしい。
物価高の折、そんな訳にもいかないか。
盛岡の中河のラーメンは、
今、一杯いくらなんだろう？