友達の忘れ形見

昨年10月に亡くなった友達は一人暮らしだったもので、もし自分にもしものことがあったら
飼っていた2匹のワンちゃん（母娘）をどうしたらよいかと生前よりとても心配しておりました。
というのは体調を崩し入退院を繰り返していたからです。
友達のお葬式の際、お義姉さんにワンちゃんの引き取り手は決まったかと尋ねたところ
「歳をとっているため引き取り手が見つからず処分しようと思っている」との答え。
腰が抜けるほどびっくりしました。
あんな可愛がって最期まで今後のことを気にかけていたのに。
すぐ友達と相談し彼女に引き取ってもらうことにしました。
私が飼ってもいいのですが家には猫ちゃんが2匹いるので無理でした。
友達はとても忙しい人で飼うのに躊躇していましたが、留守の時は私がお手伝いするということで承諾してくれました。
そんないきさつがあって引き取ってワンちゃん2匹でしたが、おかあちゃんの方が今年11月に、16歳老衰で亡くなりました。
残された娘のワンちゃんも今年12歳になります。名前は「ぽぽ」ちゃんです。




友達の家は我が家からは車で5分ぐらいの所にあります。
500坪位ある大邸宅ですのでワンちゃんも大きな小屋でのびのび生活しております。
以前ワンちゃんを飼っていたとのことで小屋はそのまま残っておりました。





今日は引き取り手のお母さんが体調を崩し私が代わりに散歩に出かけました。
以前住んでいたのは結構緑が多いところで、草むらに隠れて「大」の方をしておりましたが、
最近は街中生活に慣れとても大胆になりました。
今朝はいきなり近所の家の玄関前でしちゃいました。




「小」のしかたが独特で前足で逆立ちをするような格好でします。
あらあら前足が汚れてしまうのに。

これからも亡くなった一人と一匹のお母ちゃんの分まで長生きしてね　ぽぽちゃん